8月22日 ツクツクボウシが鳴き始めました

セミの種類によって 活動を始める時期に幾らかのずれがあります。全国的に最初に活動を始めるのは 恐らく名前のとおりハルゼミだと思います。それから あまり蝉の細かい種類には 興味がないのでよく知りませんが 自分と馴染のあるセミでいうと アブラゼミやニイニイゼミが登場してきます。どちらも羽根が透明でないセミですが 私が子供の頃には 私が蝉取りに出かけるエリアには 主にこの二種類しかいませんでしたので この二種類の数を友人と競い合うぐらいのことでした。
セミと言う昆虫は 体形や大きさに殆ど個体差が無いように思いますので 比較してみたことはありません。カブトムシやクワガタの場合 成虫になってからの期間の違いなのかもしれませんが 結構体の大きさや 角や顎の大きさに個体差がありましたので 同じ種類のクワガタを捕まえても やっぱり顎が大きいほど 高く評価していたように思います。犬でもダックスやポメラニアンは 顔だちがほとんど同じように見えますが シーズーやチワワの場合 可愛らしい顔立ちの子と可愛らしくない顔立ちの子が 明らかに存在しますから 不思議に思えます。
セミの鳴き声は 夏中聞えていますから その最盛期も結構長いように思いますが 暖かくなるとすぐに登場する種類から 涼しくなり始めて活動を始める種類まで幅広いので 個々のセミの最盛期を調べてみると 普通三~四週間ぐらいと結構短いようです。各個体が地上に出てからは ほんの二週間ほどで寿命を迎えるみたいなので その短い時間の間に 相手を見つけて繁殖活動をしなければなりませんから あれだけギャンギャンとひっきりなしに鳴いているのも 致し方のない事のようにも思えます。但し現在は 浅野六時よりも早いうちから 鳴き始めますから 自分の庭の木にやって来られて 鳴かれると明らかに 安眠を妨害されてしまいそうです。
ツクツクボウシと言うのは 私の知る限りでは 一番登場する時期が遅いように思います。例年 ツクツクボウシの鳴き声が聞こえると やっと厳しい夏も終わりに近づいたように感じます。本日 始めてツクツクボウシの鳴き声を聞きましたので 今年の夏もそろそろ終わりかけたかなと 少しほっとした気持ちになりました。とは言え 例年九月 十月までかなり熱い時期が続きますので 安心はできないでしょう。でも夏が終われば 過ごしやすいけれど 凄く短い秋が間違いなくたってきてくれるのでしょうから 食欲の秋 読書の秋 芸術の秋を楽しみに残暑と向き合っていこうと思います。

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