8月3日 夏風邪って 症状が新型コロナ感染症と症状が似ているので 厄介です

7月~9月に流行する感染症のうち「手足口病」「ヘルパンギーナ」「プール熱」が三大夏風邪と言われています。普通の風邪やインフルエンザと言えば 冬の寒い時期の病気だと思われがちですが インフルエンザについては 一月から三月の患者数と七月から九月の患者数はほぼ同じなので暑いからといって安心していてはいけません。夏風邪と言われるこれらの病気は 勿論夏を中心に流行しますが 秋冬にも頻繁に見られますし その症状が新型コロナ感染症と似通っているので 判別が医師でもつきにくいので 非常に厄介な問題が起こっています。
「手口足病」の症状は 名の如く手、足、口に発疹や潰瘍ができる病気です。急に38度台の発熱があり、口の痛み、手足やおしりに発疹が見られるようになります。口の痛みが特徴的ですが この時期に高熱を出して苦しみだすと どうしても今の時期だとコロナ感染症を心配してしまいます。「ヘルパンギーナ」は喉の中に長く居座るウイルスが原因なので、口の中に似たような発疹ができ、下痢などおなかの症状が出る場合もあります。突然38度以上の高熱が出て喉の奥が赤くなり、特異的な発疹や潰瘍ができ、痛みも酷くなります。「プール熱」は正式な病名は、咽頭結膜熱ですが、プールの水を介して感染しやすいことから「プール熱」と呼ばれています。感染力が強く、高熱、のどの発疹、充血や、目やになど目の炎症を起こします。39度~40度の熱が4日前後続きますが それ程痛み苦しみは伴わないと言われています。
総じて 高熱を発するし 口内に発疹などが出来て 味覚異常になるので 症状が 新型コロナ感染症と類似しています。そのうえ夏風邪は 暑い時期にかかるので 冬場と違ってしっかりと温まることが難しい どうしても汗をかくと冷房をつけてしまうので 治るのに時間がかかりますから かなり面倒な病気です。そして夏風邪を起こすウィルスたちに対する特効薬がありませんから 対症療法で痛みや辛さを取り除いていくしか治療法がありませんから 一旦かかってしまうと 患者に負担が大きな病気なのです。
ただでさえ厄介な夏風邪が 現在新型コロナ感染症が蔓延っている社会では 凄く困ってしまう病気なのです。世界から 日本の検査体制の貧弱さを散々指摘されていますが 未だにそれらしい症状があっても 本人がいくら希望しても 精度の高い検査は受けられないのが現状だそうです。現在感染経路が辿れない患者が急増していますから 無症状の患者を徹底的に焙りだして 隔離するなりの適切な処置を取っていかなければ 感染確認人数を減らすことなどできるはずがないのに 一向にそちらの方向に向かっての努力をしない アベチャンは何を考えているのでしょうか。そして毎日感染確認人数が増大し続けているこの緊急事態に アベチャンが表に出てきて 何故非常事態宣言を再び発令しないのか 何故このタイミングで ゴートゥーキャンペーンを強行したのか 等説明しなければならないはずなのに どのような理由で逃げ隠れしているのか きちんと説明するべきだと思います。出来ないのなら 一刻も早く総理大臣の椅子からおりてください。

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