8月5日 1969年の本日 ドラマ「水戸黄門」がスタートしました

1969年と言えば 今から45年前 私が小学校の六年生の頃です。黄門様を演じる役者さんは六人もおられましたが実に43部まで続きました。私の印象としては月曜日の夜八時四チャンネルと言えば 「大岡越前」と「水戸黄門」が 交互に放送されていたイメージがあります。

1969年と言えば「男はつらいよ」シリーズが始まった年でもあります。1995年まで26年間で48作品が公開されました。渥美清さんが若くてお元気だったころは お正月とお盆の年に二回公開されていましたが 渥美さんが年齢的に一年に二本の撮影はしんどくなってからは 年に一本公開になりました。26年間 渥美さん一人で演じきられたのですから 改めてその凄さが わかります。

さて 黄門様に話を戻しますが 私のイメージではやはり黄門様と言えば初代の東野英治郎さんがすごく印象的でした。二代目の西村晃さんに替わった時は なんとなく偽物臭くて違和感がありました。事実西村さんは 偽物の黄門様役でかなり以前に出演しています。ちなみに 三代目の佐野浅夫さんも 服部半蔵の役で以前に出演されていたのを覚えています。

偽物の黄門様が相当数登場していますが これは凄く不自然だと思います。黄門様が全国を漫遊して歩いたのは あくまでドラマの中での出来事であり 黄門様の漫遊が世間に知れ渡っていることなどありえませんから偽物が登場することも勿論ありえません。

まあそんな不自然さを持ち出すのなら 天下の副将軍たるお偉いさんが たった二人のお供を連れて諸国を旅すること自体を否定しなければならなくなりますから 堅いことを言っていたら娯楽ドラマなんか見られなくなってしまいますが。

それに黄門様が立ち寄るところでは必ず悪代官のような存在がおり 悪行を繰り広げていますが そんなに当時の日本は治安が乱れきっていたのでしょうか?まあ、大岡越前のドラマでは 地域を江戸に限定していて 毎週必ず事件が起こるのですから 全国を漫遊していたら そんな悪行と遭遇するのは致し方のないことなのかもしれません。

世の中そんなに勧善懲悪で 簡単に物事が片付くとは思いませんが 家族で安心してみていられるドラマとしてはなかなかよくできた作品だったと思います。

黄門様と言えば 由美かおるさんの入浴シーンが 評判でしたが 現在も変わらずにお美しいのでしょうか。

資料を見ますと ゲスト出演された回数の最も多い方は すべてのシリーズでなんと68回も出演されていますし、50回以上出演された方は少なからずいらっしゃいます。勿論 やくざの役ばかりで出演されていたり 同心役ばかりで出演されていた方もおられます。これほど長く続くドラマは今後現れないでしょうから かなり貴重な存在だと思います。また夕方にでも再放送されていましたら 予約録画してもう一度見直してみようと思います。

ブログ一覧