8月9日 愛用していたコーヒーカップの取っ手が取れてしまいました

このカップは 病院を開業した時に実家から持ってきた金属製の縦長のいつもアイスコーヒーを飲むときに使っていたお気に入りのものでした。まあ道具ですから 三十年近くもずっと使っていましたので 何時かは壊れるのも致し方のない事ですが ここの所特に暑かったので 毎朝 仕事を始める前にアイスコーヒーを飲んでいた時にずっと使っていたので 何だかとても残念です。
まあ金属製なので 殆ど冷たい飲み物を飲むときにしか使っていませんから 取っ手が無くても カップの本体の部分を直接持っても それ程不都合はありませんが やはりいつも取っ手を握って飲んでいましたので 何だか違和感があって途惑ってしまいます。別に実家から引っ越すときに 特にこのカップがお気に入りだったとかそういうものではありません。只金属製のカップが これしかなかったので 暑い季節冷たい飲み物を飲むときにはいつも使っていただけです。
ただ長い事 私の人生のほぼ半分もの間 愛用していましたので 今思うととても大切な思い出の詰まった日用品だったのかもしれません。普通の方だと 取っ手が取れてしまいましたから このカップを捨ててしまわれる方が多いのかもしれません。でもこのカップは基本的に冷たいものを飲むときにだけ 使用しますから 取っ手が無くても飲み物を入れる器としての働きは 十分に果たしてくれますので 私はこのカップをこれまでと同様に 愛用していくと思います。
三十年近くも 愛用していましたから 奥様よりも そして両親よりも付き合いが長いのかもしれません。たとえ取っ手が取れてしまって これまでよりも扱い辛くはなってしまいましたが 貧乏性の私としては 簡単にお別れなんかできません。長年可愛がっておられたペットが旅立ってしまっても なかなか気持ちを切り替えられない飼い主さんと似たような気持ちかも知れません。このカップは これ以上壊れようがないので 恐らく病院を閉じる日まで 愛用するだろうと思います。
引退して 第二の人生をスタートするときには 流石に新しいカップを購入すると思いますが その日までは これまで以上に大切に扱って 愛用していこうと思います。

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