9月12日 銀行の預金の利率が低すぎると思います

私は将来の蓄えを基本的には銀行に定期預金という形で 寝かせています。私の父や友人にも株式に投資している人が少なからずいます。株式に投資することは 社会の動きや経済の状況 今後の的確な見通しなどが必要になり 世の中のことについて色々と勉強することになるので悪いことだとは思いません。しかし、株式は買い時、売り時を間違えて 結構損をする方が多いのが気になります。

定期預金に預けておけば 後はほったらかしでも 決まった利息分微々たるものですが増えます。投資は儲かる場合もありますが その分リスクも抱えていますから 私はお金を稼ぐことには一生懸命になれますが そのお金を増やすことにはあまり興味がありません。別に箪笥貯金でも構わないのですが 盗まれたり火事で燃えてしまう事が心配です。

友人に資産の運用についての アドバイスをお仕事にしている方いわゆるフィナンシャルプランナーがいますからから 相談しましたが ハイリターンを望まないのならば信用できる銀行に定期預金で入れておくのが一番簡単だと教えてもらいました。税務署さんも脱税を繰り返して 査察される場合は別として コッソリと預金している分までは 捜しようがないので安心だと聞きました。

それでその銀行に設定されている一番長期の定期預金に放り込むことに決めました。ほとんどが五年物の定期でしたがそれが最近続々と満期になり 面倒なので同じ条件でもう一度預けるというと 利率がなんと一ケタ小さくなるという事でした。もともとが零点何パーセントだったのが零点零何パーセントになるというのです。普通預金に預けておくのとほとんど差がありません。他の銀行に確認すると どこも似たり寄ったりの利率でおどろきました。

私が働き始めたのは バブルがはじけた直後で そのころには借金をしたときの利息も凄く高かったですが 預金の利息も凄く高かったように記憶しています。大口定期(一口一千万円以上)なら 年10パーセント位の利息が付いた時代があったのです。つまり大口定期を五口も持っていれば 全然働かなくても年に五百万円入ってくるので のんびりと暮らせた時代があったのです。

勿論それはバブルという特殊な時代の幻影に過ぎないのかもしれませんが、それにしても五年定期に預けても普通預金と利率がほとんど変わらないのはおかしいと思います。銀行が儲けすぎているのではないかと文句を言いたくなりますが ほとんどの銀行が横並びなので 文句を言っても始まらないのでしょう。まあ貸金庫でも借りてそこに保管したら 貸金庫の借り賃分でていくわけですからマイナスにならないだけましなのかもしれません。

それにしても 相変わらず安倍ちゃんのアベノミクスの効果は全く感じられません。景気が良くなりみんなの収入が増えて 豊かな生活がいつになったらやってくるのでしょう。つい最近閣僚の入れ替えをしただけで また内閣の支持率が上がったみたいです。私は安倍ちゃんを政治家としては全く評価しませんが 支持率を高く保つ才能だけは ずば抜けたものを持っている人だと思います。

アベノミクスなんて幻影であり 実質的な効果なんてサラサラ期待していませんが せめて銀行の定期預金と普通預金の利率にはっきりとして違いが出るくらいに 経済を上向けてほしいと思います。

 

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