9月15日 昔は 「敬老の日」でした

現在は ハッピーマンデー制度などと言うつまらんシステムが導入されたために 敬老の日はに九月の第三月曜日と決められて 今年は20日なのだそうですが 時代遅れのジジイである私には 今一ピンときません。やはり成人の日は 1月15日 敬老の日は9月15日であってほしいように思ってしまいます。私は サラリーマンの経験が ほんの少ししかありませんので 殆ど実感できませんし二千年以降に始まった制度ですから 本当にサラリーマンの方々が喜んでおられるのかどうか 怪しいなあと思わないでもありません。
祝日が定められたのには それなりの謂れや理由があるはずですから 単に国民の休みを増やすためと言う 安易な発想で始められたこの制度は さっさと廃止してもらいたいです。まあほんの数年しか経験していないサラリーマン時代 一応一流企業に勤めておりましたので 完全週休二日制の恩恵にあずかっておりました。そこに祝日が絡んでくると 猶更休みが増えますから 嬉しいことは間違いありませんでしたし ウッカリ祝日が土日に絡んでいたりすると かなり損した気分になっておったのは 認めます。世の中 やっぱりサラリーマンさんの比率が一番高いのですから 国民が一番喜ぶ制度として 喜んでおられる方も沢山いらっしゃるのかもしれませんが 自営業者で 祝日も定休日以外は仕事をしている者としては 祝日は謂れのある日に持ってくるべきだと思います。
以前は 敬老の日なんて言っても 老人が身近にいませんでしたから 殆ど縁のない祝日でしたが 還暦を通り越してだいぶ経つので 自覚はあまりありませんが 自分が敬わられる年齢に差し掛かってきていますから 自分のための祝日としては やはり9月15日にあって欲しいものだと 思います。こんな頭の固い主張をする事こそ 老人の証拠なのかもしれませんが どうしても私はハッピーマンデー制度が嫌いです。
以前は 食餌に出かけた時に 年齢によって 割引がある場合 そのサービスを受けるべきか 見栄を張って断るべきか 悩んだ時代もありましたが 今ではその制度の恩恵を有難く頂戴しております。いつの間にか頭髪は真っ白になってしまっています。目や耳の機能もどんどん低下していっているみたいです。階段があれば 健康のためにと積極的に上っていましたが いつの間にやらエスカレーターやエレベーターを探すのが 普通になってしまいました。目をそらしたって 各人に年齢は上昇しておりますから 無理をしないで 利用できる楽なものは利用しようと思います。
最近バスや電車をほとんど利用しませんから 経験ないだけなのかもしれませんが 社内でもし席を譲られそうになった時 素直に礼を言って 楽をさせてもらえるのかどうか 見当がつきません。席を譲るのは 譲る側としても 結構勇気のいる行為ですから もし譲られたら お互いのためににっこり笑って 座らせてもらった方が 可愛げのある年寄りであるように思いますが 反射的には拒否してしまいそうで 心配です。まあ今後混みあう電車やバスに乗る機会は 殆どないように思いますが もし譲られたらどうするべきか 乗るときに心の準備をしておこうと考えております。
敬老の日について 考えるなんて 自分が本当に年寄りになってしまったのだなあと思うと 悲しくなりますが みんな平等に若くて元気な時代を経験して 年寄りになっていくのですから せめて可愛げのある 若い人からなるべく煙たがられないような年寄りになるよう 心がけて生きていこうとおもいます。

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