9月15日 毎月十五日は お菓子の日なのだそうです

私は 63歳の爺なのに お酒が一滴も飲めなくて その為かどうか知りませんがいわゆる甘党です。ですが不思議とショッパイものや 唐辛子などの香辛料の効いた辛いものも 何故か大好物です。例えばグリコのリーカレーなら20倍やそれ以上の辛さでもそんなに汗をかかずに 平気で食べきれます。お鍋を食べるときの自分の器には 普通の人の何倍もの柚子胡椒をタップリと溶かし入れます。あまりからいと せっかくの御出汁の味が分からなくなると注意されますが それ位パンチが効いていないと 食べた気がしません。
ですから 辛いものもすごく好きだけれども 逆に甘い物 例えば善哉などが 大好きです。とにかく小豆の見た目も香りも食感も甚くお気に入りなので お赤飯も大好物の一つです。ごま塩さえあれば 多分今でも三から四合ぐらいは ぺろりと食べてしまうでしょう。餡子としては 粒あんの方がこしあんよりも好みです。餡子のたっぷりと入った 大福餅や饅頭も恥ずかしながら 渋い御茶があれば 幾らでも頂けてしまいます。なのに 私は一生治らない病気 糖尿病にかかっております。血糖値というのは 膵臓から分泌されるインスリンという物質によってコントロールされて 食後は血糖値が急激に上がりますが 望ましい血糖値にうまく調節されるのが 健康な方なのですが 私はそのインスリンという物質を膵臓が上手く分泌してくれないので 高血糖の状態が続いてしまうのです。現在の所 定期的に血液検査をして 血糖値やヘモグロビンA1cの値を調べて 糖尿病の進行度を測っております。現在の所は 検査の一月前から 極力炭水化物を控えるように心掛けておりますので ほぼ正常値から少しだけ上回るとこらへんで キープ出来ておりますので 治療薬の投与は見送られております。
でも糖尿病は 死ぬまで治ることがありませんから 私は非常に残念ながら 大好きな甘いものを満足いくまで食べることは ずっと許されない悲しい運命なのです。まあ若いころの 自分の不摂生のしっぺ返しを受けているだけのことですから自業自得だと分かっておりますが とっても残念です。なので 一般的なお菓子も 勿論嫌いではありませんが 極力食べないように心掛けております。子供のころから 飴やキャラメルの類は好きではありませんでした。チョコレートもあまり食べませんでした。女性に全然持てないので バレンタインデーに殆どチョコを貰った経験はありませんが 好きじゃないから欲しくない 等と自分を慰めておりました。
どちらかというと スナック菓子と言った ショッパイ系のお菓子の方がよく食べました。ポテチや煎餅、柿ピーの類は 若いころにこれでもか と言うぐらいに食べてしまったために 糖尿病になってしまったのだと思います。
現在 病院で検査を受ける三週間前なので お米や麺類 パンの類はここの所ご無沙汰しております。勿論甘い物とも縁のない生活です。別に甘い物には お酒のように中毒性はないみたいなので 辛抱しようと思えば出来ないことはありませんが ただ人間ですから たまには思い切り自分の欲望に任せて 思い切り甘いものを頂く日が何度かあります。そんな日があるから 甘い物 お菓子の類を辛抱できるのだと思います。お酒の好きな人たちが なかなかお酒と縁が切れないように 甘党の人間もやっぱり甘いものと完全に縁を切った生活は出来ません。もし自分が一週間後に死ぬと 予めわかることができるのなら その一週間は思い切り甘いものを食べまくるだろうと思いますが そんなに都合の良いことにはなりませんよね。

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