1月4日 今年の診察時間での患者さん第一号が かなり大きくなってしまった乳腺腫瘍のワンちゃんでした

病院としての患者さんは 元旦からコンスタントにお越しいただきましたが 本日から通常通りに仕事を始めた所の患者さんとしては お一人目の患者さんが 鶏卵大に膨らんだ 乳腺腫瘍で 既に排膿が始まっている段階ですから もう少し早い時期に 飼い主さんに気づいていただきたいものです。内股の分り辛い場所でありましたし 排膿が始まり 当然本人にかなりの痛みなり違和感が発生してしきりに患部を舐めるまで気付かなかったのは 致し方のない事かもしれません。大人しくて 凄く性格の穏やかな子ですし 室内飼いの犬ですから 出来たら毎日短時間でもスキンシップを持てていれば もう少し早い段階で 気付いて上げられたのではないかと 残念ですが 今更言っても始まらないので 少しでも早い手術が望ましい事を お伝えして明日摘出手術をすることになりました。
手術と言うのは 勿論 私たちの仕事の中で一番緊張して臨むことになります。年齢も十二歳と 若くありませんから 麻酔をかけるときから細心の注意を払うつもりです。どうしても腫瘍の摘出手術は 出血量が多くなりますので その辺りにも十分注意して手術をしようと心掛けます。今年最初の手術ですから 上手くいけば その後の手術も自信を持って取り組めますので 尚更 慎重にとは言っても あまりビビってしまうと 時間が余計にかかってしまいますから かつ大胆に取り組みます。出血の多い手術は もたもたしないで一秒でも早く終了することが 望ましいとも言えますから。
この手術がうまくいくと 今年の仕事も順調に滑り出せるのかもしれませんから しっかりと体調を整えて 十分に準備をして 気合を入れて頑張ります。

ブログ一覧