1月6日 1854年の本日が シャーロックホームズの誕生日なのだそうです

1887年の本日 ホームズの第一作である「緋色の研究」が 発表されていますので それにちなんでの誕生日の設定なのかもしれません。私は 小学生の頃には 結構な文学少年でしたので 色んなジャンルの本を読み漁りました。その中で推理小説のジャンルでは シャーロックホームズの作品が一番多かったように思います。妹は どちらかと言うと アルセーヌルパン派だったみたいで 本棚に何冊もルパンの小説が並んでいました。私は 現在もそうかもしれませんが 頭が固いからでしょうが ルパンは基本的に怪盗 つまり大泥棒でしたから 立場的には警察に追われる悪者でしたので そのシチュエイションに納得が出来ず あまりその作品を読む気が起こりませんでした。
まあルパンの作品も 何作かは読みましたが 私利私欲のために盗むわけでは 無さそうな味付けがしてありましたし 警察の警戒の目をかいくぐっての 犯罪はかなり痛快でしたから 嫌いではありませんでしたが 積極的に読もうとは思いませんでした。私がホームズの作品を好んだのは その友人のワトソンが 語り部となっていたこともあるのかもしれません。私は子供の頃から 自分が主役にはなりたくなくて その直ぐ脇を固めるポジションを 好んで目指している傾向がありました。一番目立つ主役ではなくて その脇で渋く光り でもその作品には欠かせない存在の ワトソンが大のお気に入りでした。
私が政治家で一番好きなのは 小沢一郎さんです。現在は お金の問題で かなり苦しい立場にいるみたいだし 政治家としての役割も 通行人Aみたいな役回りに落ちぶれてしまっています。でもその全盛期には 現実には日本を取り仕切る力と人望がありながら 主役である首相の座にはつかないで 細川内閣や羽田内閣を作り上げた影の功労者であったように思うから大好きなのです。私個人としては 小沢さんが表舞台になって その剛腕を振るって活躍される姿を見てみたかったと思います。ちなみに一番大嫌いな政治家は 安倍晋三です。更にちなむとしたら アイドルで一番可愛くて大好きなのは乃木坂のナーチャンです。一番大嫌いなのは 同じく乃木坂の 秋元真夏です。
さてルパンと言っても 現在のお若い方には あまりピンとこないヒーローかもしれません。ひょっとしたらアニメのルパン三世の方が よほど馴染み深いキャラクターかもしれません。私もルパン三世は割と好きで テレビで放送されると喜んでみていました。但しこの作品でも一番好きなキャラクターは 渋く脇を固めている次元大介がお気に入りです。どんな作品を読んでも 主役よりも脇役に目が行ってしまうのは 私がひねくれているからなのでしょうか。
昔アニメのキャラクターの人気投票をすると 何時も女性の一番は「カリオストロの城」に登場するクラリスカリオストロでした。劇中で五右衛門が クラリスを評して「か可憐だ」と言うセリフがありますが 本当に純情可憐で 非常に魅力的な女の子です。私が一番好きなアニメのキャラクターは 「タッチ」の浅倉みなみちゃんですが クラリスも ほぼ同等に評価してしまうぐらいにチャーミングな女の子でした。「カリオストロの城」の中で 悪者に捕まったクラリスを 安心させるためにルパン三世が声をかける場面は 最高にロマンチックだと思います。
話をシャーロックホームズに戻しますと ストリーとしては 結構暗くて おどろおどろした場面が多かったように思います。今でもビビりな腰抜け野郎の私ですが 小学生の頃はもっと怖がりな臆病者でしたから あまり恐ろしい場面を読むと 怖くて夜にトイレに行くのが辛いぐらいでしたが やっぱり面白いし とにかく事件が解決するところまで読まないと 安心できませんので 一旦読み始めたら 一気に最後の場面まで読み通していたように覚えています。
現在テレビで放送されている「エレメンタリーホームズ&ワトソン」は 何とワトソンが女性と言う設定になっています。別にホームズとは男女の関係になっていないので まだ許せますけれども ワトソンの性別を変えてしまうのは 如何なものかと思ってしまいますが 興味深くて面白いので 毎回欠かさずにみています。但し 悪役のラスボスであったはずのモリアーティまで 女性になってしまっていたのは 斬新過ぎるように思います。
私が子供の頃には ホームズとルパンは 推理小説の二大ヒーローみたいな存在でしたから 本を読む人間なら必ずどちらかは 通る道だったのかもしれませんが 現在のお若い方にとってはこの二人はどのような位置づけになっているのでしょうか。最近では あまり若い方と話す機会が無くなってしまっていますので さっぱり見当がつきませんし 現在の若者がどれくらい読書をしているのかも全く知りません。読書と言うのは 文字をイチイチ追わなければならない面倒さはありますが 登場人物についての姿や声を自分で自由に想像できる楽しみがあるの 無限の広がりがあるのです。面倒がらずに 読書に励んでみることをおすすめします。とは言っても 私は最近 おまかせ録画で 保存されている映画作品で 字幕版のものは 面倒なのでそのまま消去してしまう事が殆どです。正直字幕を追いかけながら見るのが 面倒になっていますので 偉そうなことは言えませんが 若くて 想像力や感受性のある若い世代にこそ 活字による作品と多く接してほしいものだと思っています。

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