1月20日 今夜は寒いのでおでんにしました

おでんの嫌いな方はあまりおられないと思いますが 好きな料理を上げるときにはなかなか名前が上がらない地味な存在かもしれません。私がおでんを作ろうと思うきっかけはスーパーで立派な大根が安く売っているのを見かけたときです。おでんの主役はやはり大根だと思います。子供のころは 練製品例えば竹輪やごぼう天などが好きでした。大根は我が家ではあまり人気がなくて最後まで売れ残っていました。大人になってからは諸々の旨味を吸い込んだ大根が大好きになりました。

大根は三センチぐらいに厚めに輪切にして 皮を分厚く剥きます。煮崩れを防ぐために面取りも忘れてはいけません。美味しい具材ですから丁寧に下ごしらえをしましょう。蒟蒻は味がしみ込みやすくするために表面に浅い切り目をできる限り細かく入れて表面積を広げてやります。じゃがいもは男爵イモよりも煮崩れしにくいメークインを選びます。玉子も大好きなのでケチらずたっぷりと入れます。一般的ではないのかもしれませんが奥様の好みでフランクフルトソーセージを炒めたものも具材として鍋に入ります。場違いな気がしますが結構美味しいと思います。豆腐や蒟蒻などの味のしみこみにくい具材にしっかりと味がつくまで 丁寧に灰汁を取りながらじっくりと煮込みます。

一般的におでんには辛子が薬味として添えられることが多いみたいですが 私はだしの旨味が分かりにくくなるような気がするので辛子はつけません。私には自分で勝手に決めたルールがあって一通りの具材を食べ終わるまでは同じ具材を食べてはいけない という分けのわからんルールです。子供のころに好きな具材ばかり食べていてすぐに自分の好きな具材がなくなってしまったからだと思います。普通の男性ならおでんを食べながらビールなり熱燗なりを楽しまれるのでしょうが下戸の私はもっぱらお茶とともに十分美味しくいただきます。

私は自分の好きなオカズ 例えばカレーとかおでんの場合 大きなお鍋にどっちゃりと作ってしまい数日そのおかずが続くことが多いのでいつも奥様に怒られますが おでんの場合は煮込めば煮込むほど特に大根は味がしみ込んでより美味しくなるので多少多めに作っても許してやってほしいと思います。そろそろおでんの具材に出汁がしっかりとしみこんだ頃だと思いますので二階に上がってお腹一杯いただこうと思いますので今日はこのあたりで御終いです。

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