1月20日 1947年の本日から 学校給食が始まったのだそうです

私が生まれる十年前から始まったのだそうですが 中途半端な時期からのスタートが不思議に思います。給食が始まるというのは 学校としてはかなり大きな出来事のはずですから 何故その年の授業が始まる日から始まらなかったのでしょうか。若しくは何もこんな中途半端な時期からではなくて 四月の学年が改まる時に 新学期のスタートと同時に始めればよかったのではないでしょうか。不思議に思う事に 学校の創立記念日と言うのも 結構中途半端な時期に設定されています。学校が始まるのなんて 何処の学校でも四月からであるのが 自然なように思いますが 結構六月辺りが多い様に思います。

調べてみたら 学校の創立記念日と言うのは 何もその学校に生徒が通い始めて 授業がスタートした日を記念しているのではないのだそうです。適当な日を指定して 創立記念日とその時に学校を運営している人たちが 勝手に定めるのだそうで その日に大した意味合いはない場合が多いのだそうです。だから現在の所 祝日のない六月に定められる場合が多いのだそうです。八月に定めたとしても 夏休み中だから その学校に通う生徒にしてみれば 有難みを全く感じないでしょう。

学校給食が一月の途中と言う中途半端な時期からスタートしたのは 間違いない事実でしょうが学校に通う生徒にとっても 途惑う事が少なくなかったのではないでしょうか。学校で食堂があってカレーや定食を提供したり パンやおにぎりなどの軽食を販売していたとは 時代的に考えにくいので 恐らく給食が始まる前日までは ほとんどの生徒が弁当を持参していたのでしょう。弁当であれば 自分の苦手な食べ物は入っていないでしょうし 多少は自分の希望に沿った弁当が 用意されていたのかもしれませんが 給食になるとメニューは決められているし 量も皆平等に割り当てられるのでしょうから 食べ切れない者や物足りないものもいたと思われます。

毎朝弁当を作っておられたであろうお母さんにしてみれば 忙しい朝の時間帯に 弁当作りから解放されたのですからきっとかなり喜ばれたのではないでしょうか。給食になれば 給食を教室まで運んで クラス全員に平等に振り分け配膳しなければなりませんから その分生徒にしてみれが 面倒な仕事が増えたわけだし 自分の嫌いなメニューでも 文句を言えないのですから 不満は結構あったのかもしれません。

私はこのブログには何度も書きましたが 子供の頃 塊肉が食べられなかったので 給食に塊肉が出る頻度は高くはなかったのでしょうが その時はかなり苦労をしました。給食は 嫌いなメニューや食材があっても 残すことは許されなかったから 取り敢えず苦手な塊肉を口に放り込み 何度か噛み砕いたら お茶とともに流し込むようにして強引に呑み込むのですが 吐きそうになるのを堪えながらの かなり辛い作業でした。

塊肉が苦手だったのは 母の手料理に全く出てこなかったからです。子供が大好きなカレーも ひき肉を使用していましたから 友人の家でカレーを御馳走になった時に シチュー用の塊肉が入っていたのには 驚きましたし 途惑いました。今から考えると 母は自分の体質的に苦手なもの 例えばサバや牡蠣などが食べられなかったので 一切食卓に上がることはありませんでした。自分にアレルギーがあって食べられないとしても 子供の食育という観点からすれば 自分は食べなくても 子供の食卓にはあげるべきだったのではないでしょうか。

塊肉についても 自分が苦手だったからかもしれませんが 父親に出す料理には 食材として普通に使っていたみたいでしたから 私や妹の食卓にも小さなころから出てきていれば それほど苦手になって苦労することはなかったように思います。高校生ぐらいになって やっと塊肉の美味しさに目覚めましたから 小さなころから食べなれていればよかったのにと残念な思いをしましたので その点では母を恨んだりもしました。牡蠣やサバも大学生になって その美味しさを知り それまで食べていなかったことに 後悔しました。

そんな訳で 給食については 苦手な塊肉に悪戦苦闘した思い出が強いので あまりいい思い出がありません。コッペパンと言う代物も 給食のときぐらいしかお目にかかりませんでしたので 今も苦手な存在です。中学校に上がり 弁当持参になった時には 本当にホッとしました。子供の頃に食べた給食を懐かしそうに語る方がおられますが 私はあまり思い出したくもありません。

この年齢になって 恥ずかしいのですが 未だに苦手なものをあげると 肉類では レバーや心臓などのホルモン系は苦手なものが多いです。ミノやテッチャン タンなどは焼肉として好きな食材ですが レバーは絶対に食べられません。臭いも味も食感も全てが大嫌いです。野菜では セロリやニラなどの臭いのきついものが苦手です。嫌われる野菜として代表的な 人参やピーマンは全然平気です。私の嫌いな食材の組み合わせであるニラレバ炒めがお好きな方は結構いらっしゃるようですが 私から見れば地獄のような組み合わせです。

今更嫌いなものを克服しようとは思いませんが 健康の為であれば苦手な物にもチャレンジする必要がありそうな気もします。最近貧血気味なのでメリットも多そうに思いますがやっぱりニラレバ炒めを食べることは 精神的なストレスが凄く大きいので やっぱり無理だと思います。私は完全な下戸なので お酒が飲めませんが お酒の美味しさ位は知りたいし 酔っぱらっていい気分にもなってみたいのですが 無理して飲んでも 気分が悪くなり吐きそうになるだけなので 諦めております。この歳になって 新しくスポーツを始めることも 寿命を縮めてしまいそうなので やはりのんびりと穏やかに暮らすことを考えた方が賢明なのであろうと思います。

 

 

 

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