1月22日 大学入試センター試験が大した混乱もなく終了したのだそうです

とは言っても 今年もまた不正行為が数件見つかっているのだそうです。公共交通機関の遅延によって 受験生が遅刻してしまい 受験時間をずらしたり 日を改めて受験する不幸な生徒たちが そこそこの数いたのだそうです。この類のトラブルは 毎年の恒例行事のようなもので わざわざニュースで取り上げられることも少なくなっているのかもしれません。

全国で現在確認されているだけで 四人が不正行為を行ったのだそうで 本人たちも不正を認めているそうです。そのうち二人は スマホの検索機能や電卓機能を悪用したのだそうです。他の二人は 回答時間終了後に 答案用紙に書き込みをしてしまったものが一人と 問題文を読見やすくするために 定規を使用した受験生がいたのだそうです。回答時間が終了してから 書き込める事なんてほんのわずかのはずで実質的に点数が増加する可能性なんて殆どないのに そんなつまらない不正行為をしたために 長い事準備してきた受験勉強を無駄にするなんて 凄く馬鹿げた事のように思えます。文章を読むのに 定規を当てた方が読みやすいのかもしれませんが 定規をどうしても使用したい場合は 事前に申し出て その定規に問題がない事を 確認してもらえば 了解されるのだそうです。普段から定規を添えなくても 文章が読めるように習慣づけておけばいいことだし どうしても必要であるのなら 事前にきちんとした手続きを踏めばよかったことですから 愚かな不正だと笑える出来事ですが 本人にしてみれば泣くに泣けない出来事かもしれません。

現実の世の中に出てからは 結構不正や不公平な出来事がまかり通っているように思います。一国の首相が夫婦ともども 自分の知り合いに多大な便宜を図る不正を行いながら その権力が凄く大きいので 周囲の人間が忖度しまくって 一向にその不正は暴かれないで 本人はいけシャーシャーと偉そうな顔を続けているのですから 受験生が行った些細な不正を 大袈裟に取り上げるのは 如何なものかと思ってしまいます。

携帯電話を机の上に置くことを禁じてしまえば スマホの不正使用は簡単になくなるのでしょうが 試験を実施する教室に時計が無い場合が殆どだと思います。私は 共通一次試験 とその名称さえ異なっていた時代ですが 京都大学で受験しましたが 当時から教室に時計はありませんでした。まあ当時は腕時計が高校生の必須うアイテムだったので みんな各自の腕時計を机の上に置いて 時間を確認していました。当時から 腕時計に計算機能が装備されている機種などがあり 悪用する輩がいたことはニュースに取り上げられていましたが 単純な計算機能など大学入試レベルの問題では 大した影響はなかったであろうと思います。

所が現代は 携帯電話こそが必須うアイテムで 腕時計をしている人が受験生で どれぐらいいるのか分りませんが携帯電話を時計代わりにしている人が多いのではないでしょうか。私はここ数十年 携帯電話を時計代わりに利用していましたので 腕時計を使用したことがありません。試験を受けるのに時計は無くてはならない道具ですから 机の上に携帯電話を置いておく事を認めざるを得ないのが 現状だと思います。現実的な対応策としては 監督官が不正使用していないか 頻繁に細かくチェックして回るしかないように思いますが 如何でしょうか。定規をうっかり使用してしまった受験生は 普段の模擬試験などで使用しても大目に見てもらっていたのかもしれませんが 本番の試験ではきちんとルールに従わざるを得ませんから 細かい規則を確認しておかなかったことで かなりの長期間の努力を無駄にしてしまったのですから 自業自得と言ってしまえばその通りですが やはり可哀想に思ってしまいます。

今年も公共交通機関が遅延してしまい 普通に受験できなかった生徒が 少なからずいたことは お気の毒だとおもいますが。但し私は 絶対に遅刻が許されないような日は 例え公共交通機関が 正常に動かなくてもタクシーに乗るなどの方法で 対応できるぐらいに早い時間から動き出しますので 恐らく遅刻はしないと思います。まああまり早い時間に受験会場についても 寒さで体調的にはマイナスかも知れませんから あまり早く動き出す事 最善の方法ではないのかもしれませんけれど。

私も二つ目の大学を受験するときに センター試験を経験しましたが 極軽い前哨戦で 本番は各大学で受ける二次試験だと思っておりましたから さして緊張もしませんでしたが 受験生なら一区切りがついて取り敢えずホッとしていると思います。大学によって二次試験との比率はまちまちでしょうが 勝負は二次試験でつく場合が多いと思いますので 気を抜いて体調を崩したり 緊張感を緩めてしまうと もう一度コンディションをピークに持っていくのは 結構大変なので ホッとしすぎないように注意してほしいものです。

 

 

 

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