10月1日 映画「カメラを止めるな」をみてきました

凄く話題になっている映画なので 私としては かなり期待して ハードルを上げた状態で見たからかもしれませんが 正直な感想としては ちょっぴりガッカリしました。予備知識としては ゾンビを題材にした映画 と言う事と 超低予算で作られているので 見た事のある役者さんは登場しない と言う事ぐらいでした。平日の昼間でしたが 凄く話題になっている映画ですから かなりの数のお客さんで座席が埋まっていました。
もうこの映画を見た方が多いでしょうから ある程度この映画の具体的なストーリーについて話しますと まずはテレビの生放送の撮影現場にゾンビが当然あらわれて その映画の出演者や撮影に携わるスタッフが 被害に遭っていきながらも 何とか生放送を無事に完成させました 取り敢えずはめでたしめでたし と言う流れが映像として流れます。テレビの生放送での撮影なので トラブルが発生しても強引に撮影を継続して 時間内に作品として完結させるための作業により完成した映像ですので かなり不自然な表情や話のつながりがあるように感じられました。
その後 生放送のメイキングと言うか 解説を含めた 舞台裏を撮影した映像が流れます。とにかくテレビの生放送なので 放送時間内に ストーリーを完結させるために 発生したトラブルを何とか乗り越えるためのドタバタ劇が 映し出されるのですが なかなかよく出来た話のつながりで 最初に流れた映像の不自然さの理由が 理解できるので そこそこ面白かったです。ただし これだけ世間で大評判になるほど面白かったかというと 疑問に思います。
私は 映画を見る前に 自分で勝手にハードルを上げてしまっておいて 期待外れだったと文句を言う事が多いので よく奥様に注意されるのですが 本日も帰り道にがっかりしたコメントを言うと いつもと同じように怒られました。私は 音楽の分野には 自分で楽器を演奏するし 合唱も長年歌い続けていましたし クラシック音楽のレコードを二百枚以上所有していましたから ジャンルは偏っていますがそれなりの知識がある と言えるのかもしれません。ただし 美術の分野には 全く自信がありません。たまに自分で絵をかいてみますが 本当に恥ずかしくて 情けなくなります。自慢じゃありませんが 小学生の頃に 通知表で図工の評価が五段階の二を一度だけもらったことがあります。つまり 音楽の分野には ある程度自身があるけれど 美術特に映像の分野には 引け目しか感じられないほど苦手なのです。
そんな人間が 偉そうに他人様が苦労して作り上げられた映画と言う作品を 貶すというのは 恐れ多い事のように思います。もう少し謙虚な気持ちで 映画と言う作品を鑑賞しなければならないように思います。インターネットが普及してから よくネットが炎上する と言う言葉を耳にします。他人の行動の揚げ足を取って 悪口ばかりを書き並べる 程度の低い人間が多い事を象徴しているみたいで 同じ日本人として恥ずかしいので そのような他人の悪口ばかりを書きたてるサイトを覗いたことがありませんが 私は思ったこと 感じたことを 正直に包み隠さずに相手に伝えてしまいますから 恐らく私個人や うちの病院についても散々悪口が書き並べられているのだろうと思います。
私は まずそのような悪口を書き並べているサイトを運営している人間を軽蔑します。次に そのようなサイトに 匿名で他人の悪口を一方的に書きならべている人間を見下します。言論の自由が ある程度保障されている現在の日本ですから むかついたことや腹が立ったことを 書き並べる場所に 書き並べるのは 表現の自由の範疇に入るのかもしれませんが 他人を名指しして貶したり悪口を言うのであれば 正々堂々と自分の住所と名前ぐらいは明らかにしてから 自分の気持ちを発表するべきだと思います。
私はネットでいくら炎上しても 全く気にしませんので 悪口を書きたい人はどんどん書き並べればいいと思います。但し私の病院が現実に炎上することは 困りますので止めて欲しいです。まあ放火と言う犯罪は誘拐と並んで重罪ですから もしそんな愚かな事を考えている人間がいるのなら 一生を棒に振る覚悟が必要であることをお知らせして本日のブログを終りにします。

ブログ一覧