10月14日 クライマックスシリーズが始まりました

 高木の糞じじいのおかげて 初めてドラゴンズの出ないクライマックスシリーズが始まりました。広島が阪神に連勝して巨人と日本シリーズをかけて争います。もし広島が勝ってしまったら 公式戦の勝率五割以下のチームがセリーグの代表になってしまうという珍事が起きるかもしれません。例え公式戦で三位になっても勝率が五割を切っていたらCSへの出場は辞退する位の不文律があってもいいのじゃないかと思ってしまします。
 パリーグも三位のロッテが西武に勝ってしまいました。ロッテは三位から日本シリーズに出て ドラゴンズを破り日本一に輝いた実績があるし 星野はどうせ短期決戦に弱いのだから ロッテの日本シリーズ進出は大いに可能性があると思います。巨人には是が非でも広島を退けてもらって 五割以下のチームがセリーグ代表になるような恥さらしな事にだけはならないように頑張ってほしいと思います。
 本当の本音をいえば CSなんて公式戦を一年かけて 144試合も戦って その最高勝率のチームがそのリーグの優勝と決まっているのに とんだ茶番劇であり 公式戦の結果を踏みにじる可能性のある行為で 最凶最悪な制度だと思うから 一刻も早く辞めてしまえばよいと心の底から思っています。
 もともと、人気のないパリーグがちょっとでも人目を引きたいと言うスケベ心と ちょっとした小遣い稼ぎの為に 大リーグの制度の形だけ真似をしてスターとしたばかげたシステムなのに 実際に始めてみたら予想以上に盛り上がり CSを勝ち上がった勢いで 日本シリーズもパリーグのチームが勝ちきってしまう現象が続いたので その事に気付いたセリーグが慌てて同様の制度をスタートさせてしまって現在に至ります。 
 そもそも、大リーグの舞台は 国内ですら時差が生じるぐらいに広い国土のアメリカ合衆国です。ナショナルリーグとアメリカンリーグの二つのリーグに所属するチームが 凄く広い国土に散らばっているので 両リーグとも三つの地区に分けられていることから 各地区の最高勝率のチームと二位で最高勝率のチームが トーナメントをしてワールドシリーズへ進出するチームを決めていた制度です。ワイルドカードの制度については少し疑問が無いわけではないけれど、たとえ地区優勝を逃しても最高勝率を目指して各地区の二位のチームが頑張るのでそれなりの意義はあるのかもしれません。
 アメリカの場合は、各地区の優勝チームがワールドシリーズをかけて争うのであって 日本のように一位から三位の球団が日本シリーズを争うのとは根本的に概念が異なるのです。もし今年広島が巨人に勝ってしまったら 恐らくシステムが大幅に変更されると思います。CSが始まったばかりの頃にソフトバンクが優勝したのに日本シリーズ進出を逃す事が続いたのに システムの変更はなかったけれど 巨人が優勝して二位のドラゴンズが日本シリーズに進んだ次の年から 優勝チームに一勝のアドバンテージがつきました。未だに巨人が実際に損をしないとシステムは変更されないのです。
 殆どの方がご存知ないと思いますが 現在おこなわれているCS 初めはプレーオフと言う名前でしたが この現行制度が行われるずっと昔からプレーオフが行われる可能性はあったのです。
 もうかなりの大昔ですが、リーグ優勝はリーグ戦の最高勝率のチームと決まっていました。勿論現在もそうです。所がある年にドラゴンズが最高勝率で優勝したのですが 引き分けがやたらと多くて 勝利数では巨人の方が上回るという珍現象が起きた年があったのです。プロ野球の歴史が始まって以来の珍現象でしたが 最高勝利数の巨人が優勝できなかったので 今後同様の現象が起きた場合には最高勝率のチームと最多勝利のチームで優勝決定戦 いわゆるプレーオフを行うことが決定されました。幸か不幸かそのような珍現象はそれ以来一度も起らなかったので、そのプレーオフの制度が日の目を見ることはありませんでしたが この時も巨人が優勝できなかった 巨人が不利益を被ったからこそ このような優勝決定システムが生まれたのです。何のかんのときれいごとを言ったって結局は巨人が実際に損をしないとシステムは変更されないのが 悲しいけれど日本プロ野球の現状なのです。
 話は変わりますが タイガースの和田監督は本当に無能な監督だと思います。理由はCSの第一線にエースの能見を先発させなかったからです。広島は 今季甲子園で無失点の前健に決まっていますが どうせ負けるのならと高校出のルーキーを先発させて捨てゲームにしました。スタメンを見た瞬間に両チームともにそのゲームの勝敗を確信して 事実その通りの結果が出ました。広島は初めてCSに出るプレッシャーから解放されて 伸び伸びとプレーをして快勝しました。広島は今季二けた勝利をあげたピッチャーが四人もいるのです。前健だけが突出しているわけではありません。最初のゲームを捨てゲームにして相手に勢いだけ与えておいて 連勝できる計算をするなんて 監督としての予測が甘すぎます。9月10月の両チームの戦い方を思い出せば どちらのチームに勢いがあったのかは明らかです。そんなことも予測できないようなな監督が来季も続けてくれてドラゴンズファンとしては嬉しい限りです。
 例え、エースの能見を立てて初戦で敗れても 広島はそれほど楽な勝ち方はできなかったでしょう。たとえ敗れても 広島にあれほどの勢いを与えずに済んだはずです。それと第一ステージを勝ち抜いたらすぐに第二ステージが待っているのです。第一戦にエースを立てておけば 第二ステージの後半でまた使えるのです。まさか能見を温存したまま第二ステージへ進めると思っていたのでしょうか。こんな無能な監督が来季も指揮を執るタイガースは少なくともノーマークにして大丈夫でしょう。
 なんにしてもドラゴンズの参戦しないCSなんて盛り上がらないことこの上ないので 落合さんが復帰したドラゴンズの来年に期待しましょう。

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