10月8日 飛騨牛乳のサンプルを貰いました

 午前中の暇な時間帯に 結構くたびれたおじいちゃんが病院に入ってきて 「飛騨牛乳のものですが 無料サンプルを持参しているので 飲んでみてください」と仰ったので まあただで貰えるものなら 貰ってみようと思い受け取りました。但し ただほど高くつくものはないという言葉があるので 注意が必要だとは思いますが。結構なお年寄りが一軒一軒回って宣伝しているのなら せめてサンプル位受け取ってあげた方が良いのではないでしょうか と思いました。
 牛乳なんて見た目はどれも白い液体で同じだけれども サンプルと一緒にもらったパンフレットによると その製法と言うか殺菌のやり方、温度と時間等によって 出来上がった牛乳にはそれなりの違いがあるらしいです。味は飲み比べてみましたが 殆どそれぞれの違いは分かりませんでした。私が味音痴なだけかもしれませんが。
 普段から買い置きしてあるスーパーで売っているパックの牛乳との違いですら明確には判別できませんでした。コップにこびりつく白い乳脂肪らしきものの量からして やはり飛騨牛乳の方が 濃厚で上等な牛乳なのだろうとは想像できますが 飲んでみてそれほどコクがあって美味しいとは正直な所思いませんでした。
 スーパーの牛乳とどちらが美味しいかと問われれば やはり飛騨牛乳の方が美味しいと答えるでしょうが 価格がスーパーの牛乳の三倍もするのではどうしてもスーパーの牛乳を選ぶことになると思いました。それに、健康のことを考えても 乳脂肪のあまり高くない牛乳の方が望ましいのかもしれません。すき焼きをするときの肉でも あまり上等の霜降りの入った肉は柔かくて美味しいのは間違いないけれど コレステロールなんかもたっぷりなんだろうなあと思うと 結局は油濃すぎて体が受け付けないのもあって あまりしっかりとは食べられません。お肉をがっつりと食べたいときには少し安物の赤身肉を選択するほうが 安上がりで健康的だと思います。
 というわけで 次回飛騨牛乳のおじいちゃんが来た時には 空き瓶を返しながら 断りのコメントをしなければなりません。それがちょっと気が重いのですがただでサンプルを貰ったのだから しょうがないのかもしれません。

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