2月1日 「ながら勉強」というのは やはり学習効率を低下させるのだそうです

「ながら勉強」という言葉が出来たのは 私たちが中学生になったころよりも少し前の時代だったのかもしれません。小学生の頃は 晩御飯を食べてから 勉強をする事はまずありませんでしたが 中学生になってから 部活動などもあるので 帰宅時間が遅くなりますから どうしても普段の学校の勉強や宿題をするのが 夕食後にするようになりました。小学生の頃は テレビを見るばかりで ラジオを聞く習慣は全然ありませんでしたが 学校で友人たちとの会話で ラジオの深夜放送の話がよく出るようになりましたので 自然と勉強しながらAMラジオをよく聞くようになりました。
最初はラジオを聞きながらの勉強では 集中力が高まらず せっかく時間をかけて机に向かっても 凄く効率が悪いに違いないので 正直な気持ち ながら勉強なるものを受け入れがたいように思っていました。只翌日の教室での話題が 深夜放送で流されたものになることが多いので 聞いておかないと話題についていけないので 何となくラジオを聞きながらの勉強をしておりました。最初は馴染みのなかったラジオ番組ですが 聞きなれてくると 番組によって流れる音楽のジャンルが異なったろ 話題になる話に特徴があったりするのが分かってくると 段々好きなパーソナリティーや好きな番組が出来てきました。
すると徐々にテレビ番組よりもラジオ番組の方が 興味が湧いてきて 色んな放送局の 様々な時間帯の番組を聞くようになってきました。段々と遅い時間帯の番組いわゆる本格的な深夜放送も聞くようになってきました。但し ラジオに興味が湧いて聞いているので 確実に勉強の効率は 低下していただろうと思います。けれども ラジオを聞かずに勉強していると すぐに飽きてきて眠くなってしまいます。なのでラジオを聞いて 興味をわかせて ある程度長時間勉強したほうが 結果的に頭に残る分量が多いのではないかと 自分を納得させてながら勉強を続けていました。
あれから五十年近くが経ちましたが 今頃 大学の研究結果として「ながら勉強」や「ながら運転」がラジオや音楽をを聴きながらすることで どうしても効率や集中力を低下させるという事実が 大学から発表されました。という事は 子の五十年近く 相変わらず夜遅くの勉強のお供はラジオだったという事なのでしょうか。私たちが 夜遅い目の時間に勉強した時と現在では携帯電話の普及などを含めて 周囲の環境が全く異なります。なのに今どきの中高生が 勉強しながら音楽などをきいて 持続時間を長持ちさせていたのだとしたら なんか不思議に思えます。
確かに音楽や番組を聞きながらの勉強が 集中力を低下させるので 勉強の効率を低下させるのは 間違いない事実だと思います。只長時間運転している場合 何にもないとすぐに眠くなりそうで 興味のある音楽を聴きながらの運転の方が 集中力がより持続するのではないかと と考えますが如何でしょう。

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