2月4日 ロシアのドーピング選手についての処分が覆されました

2014年ソチ冬季五輪での国ぐるみのドーピング問題を巡り、再検査で国際オリンピック委員会から科された五輪永久追放処分を不服としてロシア選手が提訴した問題で、スポーツ仲裁裁判所は1日、聴取した39人のうち28人はドーピング違反とするには証拠が不十分として、処分を取り消す裁定を発表したのだそうです。無知な私はIOCの処分を覆した 裁判所がどの様な立場で どのような権限を持っているのか サッパリわかりません。しかしIOCと言えばオリンピックに関する最高決議機関だと認識しています。その組織が五輪から永久追放と言う最も重い処分を下したのに その処分を真っ向から否定したわけだし 世間ではその判決を あっさりと受け入れて ロシア選手の五輪復帰を認める雰囲気になっているのが 私にはとても不思議に思えます。
 28選手は9日開幕の平昌冬季五輪に参加できる可能性が出てきたのだそうです。開幕直前に処分が覆りましたから 五輪から永久追放の処分を受けた選手が 五輪に出場できる立場へと変化してしまったようです。私はそもそもスポーツマンたるもの 国ぐるみでドーピングをするような母国を持ったことを不幸に思って スポーツマンであることを潔く諦めるべきではないかと思います。IOCが永久追放と判断したのには それなりに間違いようのない証拠があっての事だと思います。それが ドーピングが行われてから 数年後にもう一度調べたって ドーピングの証拠を隠滅するのに十分な時間があったわけで 今更証拠不十分で追放処分を取り消す判断が下されたって チャンチャラおかしくて 全く笑えません。
それにしても ロシアが 凄く広い国土を持ちながら 未だに領土の拡大欲が強すぎて 世界を敵にまわして平気でいられるような感覚の国だと 日本人はしっかりと認識すべきだと思います。私はこのブログで何度も何度も書きましたが 本気で北方領土を取り戻したいのなら 第二次日露戦争を起こして 勝利を収める以外ありえないことを知るべきだと思います。プーチンにちぎれるほどに尻尾を振ったって 北方領土の返還 なんて夢のまた夢だと思います。
それにしてもロシアと言う国の浅ましさは 本当に恥ずかしくて情けないと思います。その厚顔無恥さは 中国とどっこいどっこいだと思います。国ぐるみでドーピングをするような国家は個人の選手ではなくて 国家そのものを五輪から永久に追放してしまうべきだと思います。スポーツマンであるのなら 決められたルールに従うのは当然すぎる事で 基本的なルールを守れない人間 若しくは国家にスポーツをする資格はないように思うからです。
オリンピックに出場するレベルの選手は その競技の日程に向って 練習のスケジュールを綿密に立てて 準備してきているはずです。こんな直前になって いきなり参加資格が戻って来ても 既に五輪への予選は終わっているはずだし 現実に出場できる選手が存在するのでしょうか。もし実際に出場する選手がいるとしたら 非常に怪しいと思います。オリンピックレベルの選手の練習は 極めて厳しいはずで 出場できないはずの競技会に向けての練習なんて モチベーションを維持できるのは怪しいとしか思えません。この裁判で証拠不十分になって 追放処分が取り消されることを確信していなければ とてもコンディションを保てるはずがありません。現実にロシアのドーピングを疑われた選手が 今回のオリンピックに参加するのなら 裁判は最初から出来レースだったのではないかとさえ思えてしまいます。
スポーツをする者が 決められた基本的なルールを守れないのなら やはり私は参加を認めるべきではないと思います。それが 決められたルールに従って懸命に頑張っている選手に対して 最低限度の礼儀だとおもいます。こんなことを認めてしまえば またまた国ぐるみでドーピングをする所が 中国を筆頭にぞろぞろあらわれるのは 間違いないと思います。そもそも戦争を起こすことでさえ 最低限度のルールがあるのですから 真剣にスポーツをするのなら 当たり前のルールを守れない選手の出場は 形式的にでも認めて欲しくありませんでした。
世間では 北朝鮮のオリンピックへの関わり方にばかり注目が集まっているようですが この問題の方がよほど真剣に考えるべき出来事ではないでしょうか。

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