2月6日 飲食店でアルバイトしている馬鹿者どもが 己の愚行をどうしてネットに流すのか不思議です。

私にも 若い頃はありましたから 世の中に対する漠然とした不満や 周囲の人間関係に対する どうしょうもないやるせなさが 溜まりに溜まってしまって憤懣やるかたなくなる気持ちは理解できないわけではありません。若いうちなら 性欲を思い切り満たされれば それだけで大部分の欲求不満がすっきり解消されてしてしまうのかもしれませんが 誰もが自分の性欲を満足のいく形で発散できるわけではありません。私のように女性に全くモテなかった男は 自分の手で己の性欲を処理するしかなくて そんな事が度重なると その虚しさに 泣きたくなる日々を繰り返しておりました。

ですから 周囲からのうっとおしい監視から 開放された時に 愚かしい行為をやってみたくなる気持ちは ある程度理解できます。私も周囲の人間に迷惑のかからないやり方で 例えば誰もいない大きな公園で 深夜に大声でわめき散らしながら 思い切り息の続く限り 走り回ったりしたことがあります。ひょっとしたら 深夜にコッソリと密会していたカップルに迷惑をかけていたのかもしれませんが そんな恵まれた人たちにかける迷惑位は 大目に見てもらっても構わないでしょう。ほんの短い間 分けの解からん人間の不可解な行動を辛抱すれば その後にはたまらなく気持ちのいい一時が過ごせたのでしょうから。

ですから バイトをしている若い連中が 監視の目が緩む 深夜の時間帯に 馬鹿げた行動をすること自体は ある程度仕方がない事のように思います。馬鹿げた行動をしても その事実がばれないように 周到に後片付けをしながら 繰り返すのであれば 食材を無駄にしてしまった分 バイト先のお店に確実に損害を与えているのは間違いありませんが キチンとした監督官を24時間体制で置けない店にも 問題があるのかもしれませんから 他人に迷惑をかける行為を肯定するつもりはありませんが どうしょうもないのかなあと思えなくもありません。

ただ私に全く理解不能なのが 自分たちがしでかした愚かな行為を どうして動画として記録に残して ネットに流すのでしょうか。自分たちの仕業とばれないつもりでいるのかもしれませんが 殆どの場合 しでかした場所や時間帯 そしてしでかした人間までが ほぼ確実に特定されてしまっています。自分たちが しでかした愚かな行為自体も 勿論 そのバイト先であるお店に少なからぬ迷惑をかけているのですが ネットにその情報が流れることによって そのお店が被る被害は 莫大なものになってしまいます。結局は ばれてしまい 自分たちの愚行が世間の明るみに出てしまうのに どうして繰り返し似たような行動が 繰り返されるのでしょうか。

私が思うのは そのような愚行をしでかした馬鹿者どもに対する 処遇が極めて甘いからだと思います。そんな愚行をしでかした人物が特定されているにもかかわらず その名前は勿論個人情報の類がすべて伏せられているし 課せられた処分が凄く軽いからではないでしょうか。そんな馬鹿者の人権など重んじる必要はない様に思いますから 実名や住所 所属する学校から家族構成まで 全て明るみだしてしまい 更にはバイト先が被った被害をきっちりと全額弁償させれば 強烈な抑止力になって こんなバカげた愚行を繰り返す輩は 直ぐにいなくなると思います。最近は 犯罪をしでかした犯人の人権が 過大に守られて 被害者本人や その家族の人権に対する配慮が欠けている現象がよく見かけられるように思います。信賞必罰と言う言葉があるように 被害者こそが手厚く守られるべきであり 加害者は厳しく扱われるのが 人道的に正しい秩序だと思います。

インターネット と言う便利な情報網が 誕生してから もうかなりの年月が経つようですし 私もその恩恵に被っている所は少なからずあるのを認めますが。その弊害も凄く大きい様に思います。昔は人の噂も75日 と言う言葉がありましたから 何か問題を起こしたりしても75日も経てば 世間は忘れてくれるものだったようです。過去の過ちを忘れ去ることが いい事なのかどうかは分りませんが 忘れるべきことは忘れてしまう方が望ましい事も少なからずあるように思います。でもインターネット上に流れてしまった情報は 殆ど半永久的に残ってしまいますから 一旦しでかしてしまった過ちが 何時までたっても消えてなくなってくれません。

勿論忘れ去ってはいけない情報もあるのかもしれませんが 人間は過ちを繰り返しながら生きていく動物ですから 過去の失敗は本人が教訓として十分に生かすべきことであって 周囲の人間は 大目に見て 忘れた顔をして接して 失敗した人間の立ち直りを期待する世の中の方が 住み易いしよりよい社会になるのではないかと 私は思います。最近この類のニュースが あまりに繰り返し報道されるので また詰まらないボヤキで終始するブログになってしまいました。御免なさい。

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