2月3日 本日は節分だそうです

 あまり暦について今日が無いので 殆ど知らないのですが 明日が立春 つまり明日から春を迎える前日で 要するに冬の最後の日であり邪気が集まりやすいので 豆まきをして邪気を払い福を呼び込む習慣があるのだそうです。子供の頃から 豆まきの習慣は我が家でも行われていました。私が小さな子供の頃には 父親がおにのお面をかぶって帰宅してくるので その鬼に向かって豆をまきました。まああとの掃除が大変なのと 床の上に転がった豆はあまり食べたくないので 割と簡単に終了していたように思います。 

 最近では恵方巻きにかぶりつく習慣もかなり浸透してきたようですが 私としては殆ど馴染みがない習慣なので 自分でやってみたことは一度もありません。私の身の回りの方たちでどれくらいの方が実践されているのでしょう。これもどうせバレンタインデーのチョコレートと同様に 恐らくは御酢若しくはお寿司若しくは海苔あたりの業界が己の商売繁盛を目論んで 広めた習慣だと思います。調べてみると大阪の商家ではかなり昔からある習慣なのだそうですが 大阪以外の関西 例えば京都や神戸ではどの程度浸透していて 認知されているのか興味があります。

 大阪と京都はすぐ隣ですが 大阪人と京都人は喋る言葉や生活習慣が驚くほど異なります。私は立命館大学に通っていたころに 初めて京都人と接触しました。女の子の話す京都弁は あまりに魅力的で 京都弁を喋るというだけで好きになってしまいそうでした。まあ京女との恋愛はかなり厄介なものなのだそうで 全く成就しませんでした。勿論私が女性にモテないだけだと思いますが。

 白みその甘いお雑煮も初めて食べた時には驚きましたが 甘党の私は凄く美味しく感じました。タヌキうどんにも驚きました。そもそも大阪にはタヌキうどんなるものは存在しません。甘辛く炊いたオアゲさんののったうどんをきつねうどんというのに対して 同様のオアゲさんののったそばをたぬきそばというのです。京都のタヌキうどんとはあんかけうどんの事で おつゆがあんかけになっているので ある程度時間が経っても冷めにくく食べるときにその熱さに驚くところから 化かされるみたいでタヌキうどんというのだそうです。

 衣笠丼もそうです。要はオアゲさんの卵とじの丼で大阪ではきつね丼といいます。京都のお店できつね丼を注文しても 大阪の呼び方を知らないはずはないのに 京都人は衣笠丼という呼び名に誇りを持っていらっしゃるからかもしれませんが 分からないふりをされてしまいます。これだからプライドの高い京都人と付き合うのは難しいのかもしれません。

 それから「おばんざい」というと京都の家庭料理の代名詞のようになっているように思うのですが おばんざいという言い方をするのは京都以外の人なのだそうです。昔から京都にお住まいの方たちは 自分たちの家庭料理を決しておばんざいとは呼ばないのだそうです。京都には長いこと日本の中心地であったという歴史がありますから それなりに自信と誇りを持っておられるのは分からないでもありませんが 正直付き合うのはかなり面倒に思うのは私だけでしょうか?

 神戸は距離的にも遠いので 六甲山には何度か登りましたが 神戸の街をうろついたことは一度しかありません。確か神戸文化ホールに合唱団の演奏会を聴きに行っただけです。緞帳の開き方が普通の劇場みたいに上下するのではなくて 左右にカーテンが開くように動いたのでさすがは神戸だ。緞帳の開き方までお洒落にできていると強く印象に残りました。

 奥様が神戸のハーブ園に行ってみたいと仰っていたので いずれお連れするときが私の人生二度目の神戸訪問になると思います。ただ何にしろ神戸は遠いので なかなかその機会は来ないのかもしれません。でも、以前にたまたま知り合った神戸出身の女性が話していた神戸弁とは言わないのかもしれませんが 神戸独特の喋り方も 京都弁とはまた違った魅力があるので 頑張って訪問してみようと思っています。

 節分の話から 見当はずれの方向に展開していますので 今日はこと辺りで終わりにします。お休みなさい。

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