3月10日 本日は 語呂合わせで「砂糖の日」なのだそうです

私は 見た目は太ったいかついジジイなのですが お酒が一滴も飲めない下戸野郎です。その為 甘いものが大好きな甘党です。所が私は悲しいかな 糖尿病を患っておりますので 甘いものは NGなのです。勿論たまには 甘いものを思いっきり食べてしまう事もありますが 結局は 糖尿病を進行させてしまい 残り少ない自分の人生をさらに短くしてしまうのでしょうから 甘いものを食べたい欲望と元気で長生きしたい願望を天秤にかけて できる限りの辛抱をしようと思っております。

甘いものを食べると 正直に血糖値が上がります。健康体の方なら すい臓からインシュリンと言う血糖値を下げるホルモンが分泌されますので 速やかに血糖値が正常値に下がりますが 糖尿病を患っております私は 若い頃に散々甘いものを食べ過ぎて インシュリンを無駄遣いしてしまったがために 現在ではほとんどこのホルモンが分泌されなくなってしまっているのでしょう。その為に血糖値や その一月間の血糖値の平均値を表しているヘモグロピンA1cが 正常値を大きく上回ってしまい 糖尿病を進行させてしまうのです。

糖尿病の恐ろしいのは 初期段階では 全く自覚症状がない事で 定期的に検査を受けておかねば その病気の程度や進行状態がほとんどつかめない事だと思います。まあ簡単な話 中年以降の年齢で 肥満体であれば 十中八九の方は 程度に違いこそあれ 糖尿病と考えていて間違いないのかもしれません。奥様は 五十代半ばですし ポッチャリ体型ですし 甘いものがお好きな性質ですから 糖尿病が心配されますが 時々受けられる健診では 全く糖尿病の心配はないとお医者様に言われているのだそうですから 羨ましい限りです。甘党の私が 辛抱していることをよく御存知なのに 私の目の前で甘いものをパクパクと嬉しそうに食べておられます。非常に不愉快な気持ちになります。

私の両親も その両親も どちらかと言うとほっそりとした体形でしたから 糖尿病ではなかったのだと思います。この病気は遺伝的になり易い体質を受け継ぐ場合が多いと言われていますが 私の場合は ひとえに個人的に若い頃の不摂生がたたったのだと思います。ただ私の妹が 私と同様にすごいデブなので 間違いなく糖尿病のはずですが 妹もやはり ふしだらな食生活を続けてきたからなのでしょうか。

何にしても 一旦糖尿病を患ってしまうと 一生死ぬまで直らない病気のようですから 大好きな甘いものをそれこそ死ぬまで我慢しなければならないのだと思います。私が現在コーヒーなどの飲み物や 料理に使っているのは カロリーがゼロでありながら しっかりと甘みを感じられる人工甘味料です。人工的な調味料ですから あまり健康にとっては望ましくないのかもしれませんが 糖尿病なので血糖値を上げたくない と言う目の前の現実と向き合うために 選択して愛用しています。勿論価格も普通の砂糖よりもずっと高いので けちん坊な私は 尚更量的に少な目を心掛けますので 価格がお高い事が自然に抑止力になってくれているのかもしれません。この甘味料が 安い価格だとしたら 遠慮なく大量に摂取してしまって 健康にとってはマイナスに作用しているのかもしれません。

まああと一週間で死ぬことが 事前に分かったなら 思いっきり甘いもの三昧の生活をして 埼葛しようと思いますが そんなこと現実的には無理だし 死ぬ一週間前の状態では 食べたいものを思いっきり食べること自体が難しいのかもしれませんから どちらにしても実現は難しい様に思います。ただ私は この六十数年生きてきて 食欲が落ち込んだ と言う経験が恐らく一度もない様に思いますから 出来たら思いきり食べたいものを食べて死にたいと思います。

死ぬ間際になって 食べたいものを思いきり食べる事しか望まないなんて 恥ずかしくて情けない人生だと思いますから 他に実現したい夢を考えようと思いますが いま思いつきそうなことは 大好きなナーちゃんに会いに行くことぐらいしか思いつきませんから どちらにしても 情けない寂しい人生なのかもしれません。まあ私は最期を迎えるときに 奥様が傍にいて下されば それだけで十分に幸せな人生だったと思えるはずですから それ以上の事は望まないでも全然かまわないように考えております。

 

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