4月1日 1989年の本日 消費税3パーセントが始まりました

二十七年前ですから 私の物心がついてからの人生のほぼ半分は消費税の制度が存在しているわけです。正直な気持ち 消費税が始まったのはつい最近のような感覚ですから月日のたつ速さには驚かされますが 始まった時は支払い金額が細かくなりますから 非常にめんどくさかったのを微かに覚えています。病院の料金にも発生しますから それまでは殆ど暗算でけいさんできていたのが どうしても電卓のお世話になるようになってしまい凄く面倒に感じました。

消費税が始まった当初は 日本が立ち遅れている福祉関係に使われる目的税的な意味合いが 強調されていましたから 国民は皆文句を言いながらも支払いました。というか支払わなければ買い物ができないので 支払わざるを得なかったのかもしれません。ここで消費税の是非について書き始めるとダラダラと凄く長くなってしまいますから 止めておきます。

最初は三パーセントだったのが 八年後に五パーセントに上がりました。正直な気持ち 上がったこと自体で日本経済へのマイナスの影響かなり取り上げられて 大騒ぎになりました。でも私はわずか二パーセント購入価格が上昇することが それほど経済に打撃気を与えているとは全然感じません。商売を含めて 仕事を順調に発展させることは 凄く難しいことであり 上手くいかない方の方が多いのかもしれませんが 私は消費税増税を仕事が上手くいかない言い訳にしている方が多いように感じて何となく嫌な気持ちになりました。

病院の売り上げは何もなくても増えたり減ったりしていましたが 特に消費税が増税された年から減少したとは全然思いません。それよりも 私は五パーセントの方が計算しやすいし 助かるように感じました。端数としては五円またはゼロ円になりましたから 五円玉が凄く活躍するようになりました。

ついで八パーセントに上がってしまいまたまた計算がややこしくなってしまいました。いずれ十パーセントに上がることは決まっているのですから 私はもたもたしないでさっさと十パーセントにあげてくれた方が 計算しやすいし 細かい端数が出にくいので有難いぐらいなのですが アベチャンが国民に対する点数稼ぎで増税を先送りにしたのが 非常に不愉快でした。先日のブログに外国の権威のありそうな経済学者が十パーセントにあげるのを先延ばしすべきだ 等と偉そうにコメントしていたことを取り上げましたが これまた非常に不愉快でした。

日本の税金について何の権限も勿論責任もない立場の者が偉そうに発言などしてほしくはありません。もっと不愉快なのはそんな発言をアベチャンがまた増税を先送りにする口実にされた場合です。増税を先送りにするのは当面国民の出費が減少しますから 愚かな国民は大喜びしそうな話ですが 増税することで見込まれている財源をもとにスタートしようとしていた福祉サービスが 出来なくなってしまう可能性が強いのです。いい加減愚かな日本国民も 目先のお金の出入りだけを考えるのではなくて 日本が福祉サービスの面でも充実した 素晴らしい国になる事の為には増税もやむを得ないことであることに気付いてほしいと思います。

 

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