4月13日 本日は喫茶店の日です

1888年に東京の上野に日本の喫茶店第一号が開店した日だからだそうです。喫茶店の定義はコーヒーや紅茶、ジュースなどのアルコール以外の飲み物と茶菓を提供するお店だそうです。時代劇によく出てくる茶店もお茶を喫する所という点では喫茶店なのかもしれませんがお団子などを頼むとお茶はサービスでついてくるのではないのかと思います。現在でも日本茶や中国のお茶を提供するお店はありますがそのようなタイプのお店は茶屋若しくは茶館と呼ばれるそうです。似たような類のお店にカフェというのがありますがカフェは喫茶店のメニュー+アルコール類の提供が可能なお店で 喫茶店とは一線を画しているのだそうです。

私は大学が岐阜でしたが 岐阜は名古屋と共通する文化圏であり 喫茶店のモーニングサービスが凄く充実している事で有名です。まず大阪の喫茶店と根本的に異なるのがモーニングサービスがついても料金が高くなりません。それでいてトーストにハムエッグ サラダにデザートまでついてコーヒー一杯の価格なのです。驚いたお店では具の違うお握りが三個、みそ汁、卵焼きにお漬物までついてコーヒー一杯分で済みました。朝からお腹が一杯になりました。行ったことはありませんがモーニングサービスで食べ放題のお店もあるのだそうです。

名古屋の文化圏ではどこも似たような充実したモーニングサービスがついてきますから 日曜日の朝なんてご家族総出でおじいちゃんからお孫さんまで勢ぞろいして喫茶店でモーニングを食べている姿をよく見かけました。モーニングサービスのつかない時間帯も小皿にピーナッツやクッキー、マドレーヌなどがコーヒーのおまけに当然のようについてきました。岐阜大学にいる六年間その様な生活をしていたので 大阪に戻ってから喫茶店でコーヒーを頼んでも 大阪としては当然なのですがコーヒーに何にもついてこないので 何となく損した気分になっていました。

病院を開業してからは近所にいきつけの喫茶店が出来ました。友梨ちゃんというお気に入りの女の子がいたからかもしれませんが セッセと通っていましたけれど 一言気に食わないことを言われたのでそれ以来殆どそのお店には行っていません。別に私はコーヒーの違いが分かるほどの味覚を持っていませんし、最近はドラマ「相棒」の右京さんの影響でどちらかというと紅茶の方に興味が移っていたからかもしれません。

当然のように右京さんみたいにポットを高い位置に持ってカップに注ごうと何度もチャレンジしましたが勿論上手くいくはずがありません。いつも火傷しかけて奥様に馬鹿にされるのが落ちでした。コーヒーはブラックで飲むのが普通でしたが 紅茶はミルクタップリとお砂糖をほんの少し入れるのが好みの飲み方です。銘柄としては 名前がカッコいいのでプリンスオブウェールズがお気に入りという事にしておきます。

年をとってからトイレが近くなり必然的に早起きになってしまいましたので 朝の静かな時間にお湯をゆっくりと沸かしてお気に入りのミルクティーをのんびりと頂くと 今日も一日頑張ろうという気分になるような気がします。あたしは残念ながら全てのお酒と相性が悪いみたいなので そめて紅茶ぐらいは銘柄や飲み方に拘りを持ってみたいのですが なかなか銘柄による味の違いを判別できません。でもお茶なんて難しい事を考えずに楽しめればいいのだと思いなおして これからも気楽に楽しんでいこうと思います

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