5月13日 中国の海洋政策について思う事

何時もながら中国の自己中心的な考え方には あきれ返ります。自分たちが得する事しか中国人は考えられないのでしょうか。そんな国民が世界で一番たくさん存在しているのかと思うと地球の未来について 明るい見通しの立てようがありません。どうしてそこまで我儘放題のことが出来るのでしょう。そもそも南シナ海という名前がついていますから 南シナ海は全て自分たちのものであるという発想から始まっているのでしょうか。南シナ海には多くの国々の重大な利益に関わる島々が存在しますが その全てが自分たちのものだという発想から 勝手に中国の領海を設定しているのです。そしてその自分たちで勝手に決めた領海に侵入する者に対して自分たちで勝手に決めた法律に従う事を半ば強制的に求めているのです。

なぜそのような常識では考えられない行動をとる中国に対してアメリカというかオバマは尻尾を振るのでしょう。来日した時には少しはましな対応を匂わせてきながら。最近中国とベトナムの衝突が話題になっていますが 中国とベトナムは国境を接していますから 領土をめぐっての衝突には年季が入っています。ベトナム戦争を経験して実力をつけていたベトナム軍がカンボジアのポルポト政権を崩壊させたことをきっかけにポルポト政権の後ろ盾であった中国とソ連に接近していたベトナムの間で1979年に始まった中越戦争はベトナムの勝利に終わりました。しかし屈辱の敗戦から中国は軍備を充実させて十分に訓練を積んで 五年後に中越国境紛争を起こして勝利して自分たちに有利な国境を決めました。

この辺りから中国軍が軍事力において明らかにベトナムを上回り その軍事力の違いを背景に一方的に中国がのさばり始めました。今回のいざこざも中国が勝手に決めただけの海洋権益に関わる揉め事です。何故中国が尖閣諸島問題ばかりではなくてアジアの少なからずの国々を巻き込んで起こしているいざこざに国連はなぜ何も動かないのでしょう。警察と同じで事件が起こらなければ介入できないというスタンスなのでしょうか。

ベトナムで怒っている暴動では日本や韓国の企業までが被害を受けていますから迷惑千万な事だと思いますが この暴動に対する中国の反応がむかつきます。そもそも社会主義の国だからデモ行動自体が認めらえていないのに政府がその暴動を容認していると政府の責任を追及していますし 中国が受けた損害の賠償を請求しています。そんな常識的な発言が出来るのなら まず中国内で怒った反日行動に対して中国政府がどのような責任の取り方をするのかまず明らかにしたうえで日本の企業が受けた被害を補償するのが先ではないかと思います。

中国人の自己中で我儘放題にも4000年の歴史がありますから 今更反省して考え方を改めることは不可能だと思います。中国という国そのものとその国民がすべて消滅することが世界の為には一番良い解決法だと思いますけれど 如何なもんでしょう。まあ実現は難しいでしょうけどね。

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