１８６９（明治２）年の本日　京都に上京第2７番組小学校が日本で初めて開校したのだそうです。私はいろんな学校の創立記念日について不思議に思う事があります。普通に考えると学校が始まるのは日本では年度初めの四月です。けれど学校の創立記念日というのは年度初めとは全然関係のない時期に存在します。昔から日本人はかなりきっちりとした国民です。何故学校をスタートするのにきちんと年度初めの日からではないのでしょうか。

まあ、細かい事は私には関係のない事なのでいいでしょう。私は小学校から始まり中学校、高等学校、大学と進みました。まあ、事情があって大学は二つ　計十年間も通いましたが、一番楽しかったのはやはり小学校時代だったと思います。

枚方市立開成小学校に入学して六年後に無事卒業しました。担任の先生の名前は今もしっかりと覚えています。一年の時が曽我部節子先生で、二年の時が村上弘子先生で、三年と四年が武内千枝先生で、五年と六年が西山平先生です。

仲の良かった友達の名前も各学年十人ぐらいは思い出せますし　そのクラスで一番お気に入りの女の子の名前と顔立ちもはっきりと覚えています。小学校の頃が当たり前だけれど一番無邪気でのんびりとしていて　悩み事も少なかったと思います。

中学生になると自分の外見の拙さを自覚するようになり　女の子とうまくコミュニケーションが取れなくなりました。なのに覚えたばかりのマスタベーションを際限の無いかのように繰り返してばかりで　凄い自己嫌悪に陥りました。高校時代は四条畷高校という進学校に進んだために　それまではテストの結果はそんなに努力しなくてもクラスで一番か二番だったのに、この高校はそんな奴らばかりが集まっていましたから　平均点を取るのにも苦労して　自分の能力の低さに悩む毎日でした。

ですから中学、高校の普通は一番楽しいはずの青春時代を私は非常に惨めな気持ちで過ごしてしまいました。だから尚更悩みの少なかった小学校時代が楽しく思い出されるのかもしれません。私がこんな糞ジジイになってしまっているのですから　当時憧れていた女の子たちも当然おばあちゃんになっているのでしょう。同窓会の案内状が極たまに届きますが　自分のこんなに太った醜い体をさらすのが恥ずかしくて　なかなか参加できませんでした。

でも私が醜い糞ジジイになったように　恐らく同級生も似たり寄ったりの惨めな老人になっているのでしょうから　今度同窓会の案内状が来たら思い切って参加してみようかとも思います。小学校時代の友人と再会したら、童心に戻れるのかどうかは疑問ですが　憧れだったあの子がどんなチャーミングなおばあちゃんになっているのか　確認できたら　それだけで大きな収穫だと思います。いざ待っているとその様なお誘いはなかなか来ないのかもしれませんが　気長に待ってみようと思います。