5月21日 二日続けて全然知られていない記念日の話ですが 本日は日本で初めて小学校が開校された日なのだそうです

1869年の本日、京都で日本最初の小学校の開校記念式が行われました。京都府は各町組(「町組」とは、道路をはさんで形成された町が集まって地域的に連合した自治組織のことなのだそうです。)に1校の小学校建設を計画し、最初の小学校として上京(かみぎょう)第二十七番組小学校と下京(しもぎょう)第十四番組小学校が開校しました。当初は 小学校とは 子供の教育の場であるとともに 公民館的な街の集会場みたいな意味合いもあったのだそうです。現在では 災害にあった時の避難場所として活躍している場合が多いみたいです。江戸時代には 寺子屋と言う小規模で私的な子供の教育の場がありましたが 近所の住民たちが寄付を集めて 先生たちも掻き集めて 何とか開校にこぎつけたのだそうです。
そんな事情があるので 五月の下旬という中途半端な時期から 学校がスタートしたのだとしたら 何となくこの日が開校記念日とされているのもうなづけなくはありません。しかし各学校に創立記念日と言うのがありますが これは日本の場合四月に年度が改まりますから 四月から新学年がスタートするわけですから その時期に集中するはずなのに 結構好き勝手な時期に設定されています。私は昔から不思議に思っていましたが 創立記念日と言うのは 学校の創立を祈念する日 と言うだけの意味合いで 各学校が実際に創立された日やスタートを切った日と言う意味では全然ないのだそうです。
ですから 各学校が決めた時期の先生方なのか 私立の学校なら経営と運営 を任されている 理事会辺りの人たちが 勝手に決めた日を 創立記念日と言われているのだそウです。ですから創立記念日は六月に多い と言うもっともらしいうわさがあるのだそうですが 創立記念日は 何故か学校がお休みになる場合が多いので 祝日のない六月に設定されている傾向があるのだとかないのだとかいうお話しです。別にこの説に根拠はないのだそうですが 統計を取ってみれば 確かに六月に設定している学校が一番多いのだそうですから あながち適当な作り話とは言えないのかもしれません。夏休みの最中の八月に設定されていたら 生徒からもひょっとしたら先生からも非難ごうごうになるのかもしれないと思います。
自分たちの都合で勝手に決めた創立記念日なんかに 一体どのような意味があるのか 甚だ疑問に思いますが まあ私一人がそんな異議を申し立てたって 生徒や先生の誰一人として振り返ってももらえないのでしょう。私も学生やサラリーマンの時代には 理由なんてどうでもよくて 学校や会社を大っぴらにお休みできる日は 大歓迎でしたから お休みが増えても喜べない自営業者とは 根本的に立場や事情が異なるのでしょう。自営業者にしてみれば 一日仕事を休めば そのまま収入減につながるのですから とても手放しで喜べるような出来事ではないのです。
いずれ 仕事を引退してしまえば 毎日が日曜日のご身分になるのですから これまた祝日だとかに対する興味は沸かないのだと思います。それどころか 祝日などで 一般国民がお休みになっている日には 何処へ出かけても混み合うし 料金設定が高くなっていたりもすることがありますから かえって祝日などは邪魔っ気に感じてしまうのかもしれません。
取り敢えず話を 初めて小学校が開校された日に戻したいのですが 特にこれと言ったエピソードも思い浮かびませんので 本日も私のブログとしては短めですがこれで終了いたします。

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