6月20日 本日の誕生花は「トラノオ」だそうです

とらのお私は男ですから 花には殆ど興味がありません。毎日 その日の誕生花というものが存在する事すら知りませんでした。ただブログのネタに困った時には「今日は何の日 カレンダー」とよく覗きます、と以前に書きましたが そのカレンダーに毎日 その日の誕生花というものが記されていますから 恐らく一年365日全ての日に 誕生花なるものが設定されているのだろうと思います。

女性は 花束のプレゼントには殆どの方がお喜びになられます。私も奥様と知り合った頃には 気に入られようとして せっせと花束を贈ったものです。花にはそれぞれ花言葉というものが存在することは 大部分の方がご存知だと思いますが 花の色にも花言葉があるのをご存知の方は それほど多くないものと思います。昔 まだ学生時代の事ですが ある女性の友人と喧嘩をしてしまい ひどくご機嫌を損ねてしまいましたので ご機嫌を取ろうと思って花屋さんで花を買って プレゼントしようと思いました。貧乏学生ですし 女性に花などプレゼントしたことなどなかったので 花屋さんに入り あまり高くなさそうで可愛らしい 名前も覚えていませんが 黄色い小さな花をくるんでもらいました。花束としての包装が終わった頃に 照れ隠しの意味合いもあって 「女性の友人を怒らせてしまったので お詫びのプレゼントです。」と口にしたら 店員さんから「あらら、黄色い花の花言葉は「絶交」ですよ」と言われてしまいました。

今更そんな事を言われても 別の色の花に交換してもらうわけにもいかず その花をプレゼントしてしまいました。幸いにもその友人も花の色の花言葉はご存知なかったみたいで 機嫌を直してくれました。花の色の花言葉とは かなりマイナーなものなのかもしれません。

話をを元に戻すと「トラノオ」という勇ましい名前の花もかなりマイナーですから ご存知の方も少ないと思いますが「虎の尾」と書くそうで「クガイソウ」や「コウヨウザン」、「スギラン」等の別称と図鑑では説明されています。トラノオという名前の付いた花も「オカトロノオ」、「ヌマトラノオ」「ルリトラノオ」など結構存在しますから 「トラノオ」という花の実体が一体どのようなものなのか よく分かりません。

ただ「トラノオ」という名前の花の写真を見ると 紫陽花のように小さな花の集合体ですが 紫陽花のように丸くこじんまりとまとまるのではなくて長く棒状に連なります。その連なった形状が 虎の尻尾に似ていないこともないのかなあとは思いますが 慣用表現で「虎の尾を踏む」というのは非常に危険な状態を意味します。棒状に小さな可愛らしい花が連なる形状を見て そんな恐ろしい虎の尻尾を名前に付けなくてもよさそうに思いますが如何でしょう。

たまには 柄にもなく優雅に花の話題を取り上げてみましたが 如何なものでしたでしょうか?

 

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