6月4日 本日は虫歯の日です

歯というのは虫歯にならなければ その存在をあまり意識しません。普段は普通に食べ物が咬めるのは極当たり前に感じているからです。私は昨年の十二月に顎の骨に嚢胞のできる病気になりそれを除去してもらう為に一週間も入院しました。その為に左側の下の歯は5本しかなくなりました。部分入れ歯が必要かもしれないとも思いましたが 別に歯医者さんにすすめられることもないし 自分でもものを食べるのにほとんど不自由は感じていませんので そのままで過ごしています。

私は はっきり言ってかなりだらしのない性格なので きちんと歯磨きが出来ていません。ですから数年に一度は必ず虫歯が痛くて我慢できなくなって 近所の歯医者さんに駆け込みます。そのほとんどの場合が虫歯の程度がひどくて 治療できる段階を過ぎているので 神経を抜かれてしまいます。つまりその歯の命を奪われてしまいます。神経が無くなれば勿論痛みは感じなくなりますが 生きていればこそ悪くなれば気が付いて治療してもらいますが 死んでしまいますと歯がボロボロになっても気付かないので いつかは消滅してしまうのかもしれません。

何時も歯医者さんに治療に通うたびに 今度こそ日頃からきちんと歯磨きをして 二度と虫歯にならないような生活をしようと決心するのですが いつの間にか根がズボラな私はきちんと歯磨きをしない怠惰な生活に戻ってしまいます。そして数年後にはまた必ず虫歯の痛みに耐えかねて 歯医者さんのお世話になるのだろうと思います。

どうせ虫歯の治療をしてもらうにしても 冷たい水がしみるとか 微かに痛みを感じる段階でおせわになれば そんなに痛くもないし治療も短期間で済んで安上がりなのは間違いないので できたらそうしたいのですが これまでの50年以上の人生で虫歯の初期段階で歯医者さんに出かけた記憶がありません。何とか次回の歯医者さんに通う時が虫歯の初期段階であれば 自分で自分を大いに褒めてあげたいと思います。

虫歯というのは 残念ながら自然に治癒することがあり得ません。風邪をひいたり、お腹をこわしたり、転んで擦り傷を作っても、勿論ほったらかしにしておくと悪化して大変な事になる場合もありますが、自然に完治してしまう場合も少なくありません。所が一旦虫歯になった部分は 歯が再生して治ることは現実的には全く期待できません。ほったらかしにすればするほど悪化の一途をたどることは明白です。ですから 自分の歯が虫歯になっている事に気付いたら 可及的速やかに歯医者さんに出かけるのが一番賢い対処法なのです。

そんな事は百も承知なのに いつもいつも結局痛さに耐えかねるまで歯医者さんに行きません。ここ十年ほど近所の同じ先生にお世話になっていますが なんでもっと早い段階で治療に来ないのかと呆れられていることは間違いありませんん。私も自分の患者さんの飼い主さんに 病気を見つけたら少しでも早く来院することが 治療が楽だし 本人の受ける苦痛も少ないし 治療期間も短くなるし、結局は安上がりです、と口を酸っぱくして申し上げていますが なかなか病気の早い段階からの治療にスタートできない患者さんが多いです。まあ、ぶっちゃけた話 そのほうが病院は儲かりますから助かりますが できれば患者さんの苦痛を少なくしてあげて欲しいので なるべく早い時期に来院してもらいたいのが正直な気持ちです。

だから今度こそ虫歯の存在を意識したらその日のうちに歯医者さんに電話して予約を取ろうと思います。とは言っても実際に電話をかけて予約を取るのは奥様にやってもらいますから すでに奥様にもその旨を宣言してあり 今度こそ虫歯の早い時期の治療に出かけようと決意しています。

ここまで読み返してみると同じような事をダラダラと書いていますが それだけ早い時期に歯医者さんに出かけることに自信が持てない証拠だと思います。なんとか今度こそは耐えられなくなる前に歯医者さんにいけることを神様にお祈りして本日のブログを終わります。ダラダラ書いて本当に申し訳ありませんでした。

ブログ一覧