6月9日 首相が集団的自衛権に拘ることの不思議

私は不勉強なので集団的自衛権について 通り一遍の知識しかありません。簡単に言うと自国と親密な国が武力による攻撃を受けた際に 自国が攻撃されていなくても 武力を行使してその攻撃を排除する権利の事だと思います。日本は憲法で国際間の紛争を武力で解決することを永久に放棄すると明白に謳っていますから、自国が攻撃を受けていない段階で武力を行使するのは 普通に考えたら憲法違反に当たるのではないかと思います。

連合国から押し付けられた 今後日本が面倒な存在にならないことを目的として作られた憲法だから そんなことが謳われているのだと思いますが 日本国憲法第九条で戦争の永久放棄するとあります。まあ、普通の日本人の感覚なら積極的に戦争に参加したい人はいないと思います。但し、日本が国家として独立を保つために 憲法に関わらず 当然個別的自衛権を有していると思います。

竹島の問題について考えるとき 個別的自衛権を発動するには 急迫不正の侵害であること、という条件があります。歴史的に見ると日本の領土であるらしいのですが 韓国が実効支配を始めてから既に60年以上が経ちます。不正の侵害ではあっても60年も実効支配されている間何もしなかった日本に個別的自衛権が発動できるのかどうか大いに疑問です。

何にしても集団的自衛権について考える前に憲法の改正、若しくは解釈の大幅な訂正が必要だと思います。そもそもそんな架空の話よりも 現在 現実に日本の領土が 韓国人の汚らしい足で踏みにじられているのです。どうして現実に起こっている問題を見ないふりして 憲法の改正なり解釈の訂正も出来ていない段階で 集団的自衛権について 国会の貴重な時間が費やされるのか不思議でしょうがありません。

安倍ちゃんも口調だけは強気の発言を継続していますが 本当に度胸があるのなら 架空の話の集団的自衛権よりも現在進行形の竹島問題に関わる個別的自衛権について積極的に取り組むべきだと思います。

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