6月16日 スーパーの駐車場で思ったこと

別にスーパーに限ったことではないけれど 駐車場には隣接する民家などへの配慮のため 前向き駐車を促す看板が多く見かけられます。私はそのような場合必ず前向き駐車します。
 以前に大型犬を往診車に積み込むために 病院の入り口に往診車を後ろ向きで停めたことがありました。車を所定の位置に移動してすぐにエンジンを切りましたが結構病院内に排気ガスが流入してその匂いに不愉快な思いをしました。その経験をしてから 前向き駐車の呼び掛けには必ず従うようになりました。
 所が、今日停めたスーパーの駐車場では前向き駐車を促す看板が何か所もあったにも拘らず 90%以上が後ろ向きに駐車していました。指示通りに前向きに駐車しない理由は 出るときに前向きなので発進しやすい、という自己中な理由だと思います。大体、運転のへたくそな中年以上の女性なんか何度も何度も切り返えした挙句に、不細工な斜め駐車をしていたりする傾向があるように思います。自分の運転に自信がないので 出るときに簡単なように後ろ向き駐車をするのだと思います。だけど 運転に自信がないのなら、何も狭い駐車スペースに入れるときに不安な後ろ向き運転をするよりも まだ安心な前向き運転で停めて、出るときは後ろ向き運転だけれど広いスペースに移動するほうが  理論的にはよっぽど簡単なのではないでしょうか?
 昔の日本人はこんなに自己中ではなくて 決められたルールはなるべく守ろうともっと努力していたと思います。こんなに自分さえよければ隣接する民家の方の迷惑などどうでもいい、というような自己中な考え方が蔓延していてとても残念に思います。
 それから、もっと気になるのが買い物にスーパーへ来た時に後ろ向き駐車をして、運転してきた男性が買い物に付き合わず、車の中で待っているケースです。音楽を聴いているのかナビゲーションでテレビでも見ているのか 雑誌でも読んでいるのか知りませんが、ほとんどエンジンをかけっぱなしです。隣接するお宅への被害だけではなくて二酸化炭素の排出など地球規模で人類全体に迷惑をかけていることになぜ気づかないのでしょう?馬鹿野郎と大声で怒鳴りつけてやりたくなりますが、私ごときが怒鳴りつけても不愉快な雰囲気になるだけで何の解決にもつながらないと思うので 辛抱しています。
 震災の瓦礫の受け入れ問題でもそうですが、わが枚方市も受け入れ困難、と発表されているだけで、すごく残念です。恐らく市民に受け入れの是非を問う機会はあったのでしょうが、断固拒否の姿勢の団体が大騒ぎしたのだろうと思います。市としても受け入れに積極的な人たちが大部分を占めるのならともかく 受け入れ拒否の人たちが過敏に反応したので、わざわざ波風を立てる必要もなかろうということで 受け入れ困難の姿勢に傾いたのだと思います。
 受け入れを要請している地域は宮城県や岩手県で 放射性物質による汚染が最も懸念される福島県のものは含まれていません。勿論、がれきを処理すればダイオキシンなどの有毒物質が多少ははっせいするかもしれません。けれどそれは自分たちの地域で生まれたがれきを処理するときにも大なり小なり発生しているのです。どうして、何の罪もないのに 生活を崩壊させられて困っておられる地域の方の少しでもお役にたてることがあれば 進んで受け入れる方向に一票を投じる人が殆どいないのでしょうか。
 偉そうなことを書いていますが私自身が何か積極的な態度を取ったのかと問われれば首を横に振ることしかできない腰抜け野郎であることは自覚しているつもりです。同じ日本人同士 自己中をやめて 積極的に助けあう方向に進んでいけたらよいのになと、思います。
 震災の瓦礫の受け入れについては、まだまだ書きたいことが一杯ありますので日を改めて 取り上げてみたいと思います。

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