6月21日 いつも通ってたパン屋さん

 私の奥様は 麺類が好きで、甘いものが大好きで、それに増してもパンが大好きです。今日は昼に一件往診をこなして、銀行で獣医師会の会費を送金して 銀行の近所のいつも通っているパン屋さん「ボンシャルドン」へ行きました。お店についたらシャッターが下りていて「再開します」と貼り紙がしてありました。そういえば忘れていたけれど前回に来た時も同じ貼り紙を見たのを思い出しました。
 閉まっているのでどうしょうもないけれどおなかがパンのお腹になっていたので近所の「関西スーパー」の中のパン屋さんへ向かいました。そういえば前回も同じようにそのパン屋さんへ向かったのを思い出しました。そのパン屋さんは自分でビニールの袋にパンを詰めて。レジでお会計をするシステムです。価格設定は80円の商品が主力で たまに120円の商品もいくつか混じっていますがかなり安いと思います。
 奥様は割と固い目のパンがお好みですが、かといってフランスパンをお気に召さないので選択が難しいです。味的にはキャラメル味や。メープルシロップ味がお好みです。それと白い粉砂糖のたっぷりとかかったパンも欠かせません。以前に奥様と一緒にパン屋さんに行ったときに 何気なく揚げパンを一番手前から取ろうとしました。そのとき厳しい叱責が飛びました。「どうして一番たくさん粉砂糖のかかった奥から3番目のパンを選ばないのか」と。それ以来奥様がいらっしゃらないときも並んだパンの一番粉砂糖の多くかかったのをえらぶようになりました。
 私はレーズンの入ったパンが好きで、給食にブドウパンが出た日は大喜びでした。クラスの大半の人間が喜んでいたように思います。所が奥様は果物ではブドウが特にお好みなのに レーズンはお好みに合わなくて、私と好みが一致しません。アルバイトに来た女の子に聞いたところ、8人が8人ともブドウパンは嫌いでした。なんであんなに美味しいレーズンが嫌われものなのでしょう。
 大体、奥様は甘いものが大層お好きなのに、あんこが嫌いなのです。「おかしいやろ、どないなっとんのや」と大声で叫びたいのですが、奥様と私の力関係と申しますか上下関係から それが絶対に許されません。悔しいです。情けないです。泣き叫びたいです。でもどんなに頑張っても この上下関係がひっくり返ることは一生ないと思いますので、今の立場に甘んじようと思います。
 話がそれましたが、関西スーパーのパン屋さんは 価格の割に十分美味しいと思います。ボンシャルドンも安くてそこそこ美味しかったのですが、私の中で関西スーパーの方が先に思い出すようになってしまいました。恐らくボンシャルドンは近所のライバルによって休業に追い込まれたのだと思いますが早く再開しないと本当にお客さんがいなくなってしまうと思います。
 別に関西スーパーの宣伝をするつもりはありません。勿論もっとおいしいパンは世の中にいくらでも存在しています。でも価格を考慮すると一般庶民のお昼ご飯としては十分だと思います。多分これから銀行に行った帰りにパンが食べたくなったら、関西スーパーを思い出して買いに行くと思います。
 世の中生存競争が厳しいのはいずこも一緒だと思います。うちの病院もいつまで続けるかは現在のところ不明ですが、老後の蓄えが十分に貯まったらさっさと引退するつもりです。それまでは休業に追い込まれないように頑張ろうと思います。

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