7月5日 私は 全く経験がありませんが 災害による避難について考えてみました

自治体から住民に出される避難についての通達には 三種類あるのだそうです。災害による危険度の違いによって「避難準備・高齢者等避難開始」と「避難勧告」「避難指示」の三段階があるのだそうです。危険度が一番低い段階が 「避難準備」だそうです。事態の推移によっては「避難勧告」や「避難指示」の発令を行うことが予想されるため、避難の準備を呼びかけるものです。つまり非難を必要とする事態になるかもしれないので 心の準備と 持ち出すものを用意しておきましょう と言った意味合いのようです。そして 要援護者など、避難に時間を要する人は避難を開始する方がいいでしょう と解釈しておけばよいのだそうです。
「避難勧告」は 災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に発せられるもので、居住者に立ち退きを勧め促します。常識的にはこの段階で 非難を始めた方が安心だという事でしょう。勧告を受けたら 面倒ではありますが 早目に避難して 避難所の落ち着けそうな場所を早目に確保するのが得策かもしれません。私にも災害を受けた人たちのお役にたちたい気持ちはありますが 実際に現場を訪ねて 働くボランティア活動には参加したことが無くて もっぱら寄付金を贈らせて頂くという形で終わっております。私の様な 普段から体を動かしていない年寄りは 現場に出かけても大して役に立たないだろうと 自分に言い訳をしております。
「避難指示」と言うのは災害が発生する可能性が大きくなり、人的被害の危険性が非常に高まった場合に発せられるもので、「避難勧告」よりも拘束力が強くなります。災害のニュースを見て 時々気になるのが 非難行動が遅れて 多数の人間の手を煩わせている人が少なからずいる事です、大雨が降っていたら 川や用水路など水の近くに行くことが 危険であることなど子供でも分かるはずなのに 結構なお年寄りなどが 流されてしまって その捜索などで 非常に周囲の人間に迷惑をかけるようなことは とても恥ずかしい事だと思います。用水路などの状態に関心があるのは分りますが もっと大人としての自覚ある行動をとってほしいように思います。
私が災害で不自由な思いをした思い出と言えば まだ九州にいた頃ですから 幼稚園に通っていたころに 福岡市内の団地に住んでいたのですが 断水してしまって 給水車が近所に来るので 水をもらうために大きなお鍋を持って 行列に並んでいる母の姿を何となく覚えているぐらいです。小学生になって やはり団地に住んでいたころに 台風が来るとちょくちょく停電してしまいましたのでろうそくを灯して 薄暗い中で晩御飯を食べたり 風呂に入ったのが印象的でした。昔は 台風が来ると ちょくちょく停電していましたから ろうそくや懐中電灯がよく活躍していました。
私は枚方、交野で 小中高と一つ目の大学時代をすごしましたが 台風の時の暫くの停電位しか 自然災害の影響を受けたことがありません。たまたまこの地域が 自然災害によるダメージをほとんど受けずに生きてこれたことは かなりラッキーな事だと考えるべきかもしれません。サラリーマン時代には北陸で 二つ目の大学時代は岐阜で 過ごしましたが そちらでも殆ど何にも被害は受けませんでした。この地に開業してから 二十数年が経ちますが やはり地震で 多少の揺れは感知しましたが 被害らしい被害は受けていません。今年還暦を通過してしまいましたが その間日本の各地で 相当に深刻な被害がそこかしこで起こっていますから その幸運に感謝すべきでしょう。
私は 利己的で我儘な人間ですから もしも避難所でしばらくの間でも生活するとしたら 勿論周囲の人間に少なからぬ迷惑をかけるでしょうし 自分自身が相当なストレスで病気にでもなってしまって 更にご迷惑をかけてしまいそうで心配です。東日本の大きな地震の時や 熊本の地震 規模こそ小さかったですが 高槻で最近起こった地震と やはり日本と言う国では この自然災害とは無縁では生きていけないのかもしれませんが 殆ど痛い目にあっていないので 自分の幸運に放蕩に感謝すべきだと思います。
もうすぐ大きな台風が近づいていますから 大雨による災害が心配されていますが 自分にできる対策をきちんと立てて 何とか無事にやり過ごしたいと考えております。

ブログ一覧