7月1日 今年も半分が終わりました

 1年の半分が過ぎてしまいました。この所一年の区切りを感じるのが新年を迎えるときぐらいで、50を過ぎてからそれまで以上に一年が立つのが凄く速く感じます。ましてやその一年の半分なんてほんと一瞬みたいなものでした。
 この半年で初めて経験したことといえば、毎年2月に確定申告の作業がすべて終了した時に、ほんの2週間ぐらいですがかなり根を詰めて頑張った自分へのご褒美として3、4日病院をお休みして旅行に出ます。病院の張り紙には一応「研修のため」と書いてありますが。実は100%楽しむための旅行です。病院の仕事が一番暇な時期であるし、観光のオフシーズンなので、どこへ行っても割とすいているし安い料金で宿泊できるので、年末年始も殆ど無休で頑張ったこともあり、少し贅沢な旅行プランを立てます。例年ならディズニーランドへ行くのですが、昨年の旅行の帰りがけにたまたま富士山の見えるホテルで一泊した時に見た富士山のあまりの美しさに見とれてしまったので富士山の近所へ初めて旅行に出かけました。
 絶叫マシーンが大好きな奥様のリクエストで、フジQハイランドへでかけました。せっかく初めてフジQへ来たのだから4大絶叫マシーンの全てに乗ろうと奥様が無茶苦茶な提案をされました。私は勿論絶叫マシーンなんて大嫌いですから、ちっちゃな声で反対を唱えましたが二人の力関係からいって、勿論奥様の提案が実行される事になりました。
 2月であり、それほど天気にも恵まれなかったので、肝心の富士山がほとんど見えないにもかかわらず、ディズニーランドほどではないにしても相当な人出でした。まず一つ目の絶叫マシーンは「高飛車」でした。これは90度以上の角度で降下するのがセールスポイントですが、割とゆっくりだったので、それほど怖くはありませんでした。
 二つ目の絶叫マシーンは高さ66メートルつまり20階建てのビル位の高い位置からほとんど垂直に感じる角度で落下する「フジヤマ」でした。いよいよ乗る順番がきたらなんと一番前の席でした。ラッキーなのかアンラッキーなのかと複雑な心境でいたら、私たちのすぐ後ろにいた小学生のおとなしそうな女の子がお母さんに「先頭に乗りたかった」と話していました。
それを聞いて「交代しましょう」と提案すると女の子はすごく嬉しそうで、お母さんが少し迷惑そうな顔をしていましたが取りあえず先頭から逃れられました。最初に一番高いところへ上るのにすごく時間がかかりましたが その間に覚悟が決まったのか、予想していたよりは怖さを感じませんでした。途中で、知らないうちにとられた写真を見ると 先頭に座った女の子はさも楽しそうに前のめりになって写っていました。そのすぐ後ろに引き攣った顔をした私が写っていました。
 三つ目は発進する時の加速が凄まじいと評判の「ドドンパ」でした。私はすでに乗った二つが予想していたほど怖くなかったので、これも大丈夫だろうと油断をしていました。所が、その凄まじい加速を体験した時に 頭がずきずき痛くなり、吐き気を催したほどのダメージを受けました。しばらくは殆ど動けなくなってしまいました。「ドドンパ」だけは二度とのりたくないくらいに怖かったです。
 気分が悪くなってしまったために、最後に奥様が一番楽しみにされていた「ええじゃないか」はパスをすることになりました。奥様も付き合ってパスをされましたので、非常に申し訳なかったです。早めにホテルにチェックインして、ゆっくりと温泉につかると大分元気を回復しました。
 翌日はフジサファリパークへ出かけて、期待以上に楽しい思い出ができて旅行を終えました。初日は天気に恵まれませんでしたが、2,3日目はきれいに富士山が見えてよかったです。今回の旅行は フジQハイランドとサファリパークが中心の日程でしたので、次回は富士五湖をゆっくりと廻るスケジュールを組もうと思いました。
 この富士山近辺への旅行以外は例年とほとんど変わりなく半年が過ぎてしまいました。まあ、病気やけががなくて無事に仕事ができたのだから有難いと感じなければいけないと思います。
 あと一つ初めての体験としては、6月から枚方市の獣医師会の代表になりました。まあ、この役職は入会の古い順の持ち回りで、たまたま今年の6月から二年間その役職を務めねばなりません。私の任期に何もややこしいことが起こらなければいいのだけれど、残念ながら来年から狂犬病の集合注射が市役所主導から保健所主導に変わるので、市役所と保健所の引継ぎが支障なくゆくように、連携する獣医師会としてもそれなりにしっかりと関わらなければならないと思います。めんどくさそうな仕事ですが、来年以降の狂犬病の集合注射をスムーズに遂行するために頑張ろうと思います。
 残り半分となった今年ですが、少しでも充実したものになるように頑張ろうと思います。とりあえずはこの日記の更新をさぼらずに頑張ります。

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