7月13日 散髪をしてもらった

 髪が伸びて大分暑苦しくなったので、奥様に散髪をしてもらいました。以前は勿論散髪屋さんに通っていましたが、奥様が犬のカットの技術を習得されてからは、私もついでにカットしてもらっています。恐らく、プロの理容師さんに刈ってもらった方が多少はかっこよくなるのでしょうが、55歳の爺になった私には奥様のカットで十分だと思っていて、死ぬまでずっと奥様にカットを依頼するつもりです。
 昼のトリミングの送り迎えや銀行への用事を済ませてから 処置室ですっぽんぽんになります。髪の毛を水で濡らしてカットしていただく準備をすると、奥様が研ぎに出す前の一番切れ味の落ちた鋏で「頭がでかすぎる」だの「気づいていないらしいが、すでにテッペン禿げだ」などと文句を言いながら私の髪をカットします。私の髪は犬よりも固くてすぐに鋏の切れ味が落ちるので既に切れ味の落ちた鋏を用いるのだそうです。
 約10分間でカットが完成します。その後すぐに二階のお風呂に飛び込み頭を洗います。入浴時間を入れても約30分間で終了します。この短時間で終了するのも奥様のカットの魅力の一つです。散髪屋さんに出かけて、カットが終わり戻ってくるまで殆どの場合2時間ぐらいはかかります。それに散髪料金もばかになりません。年に5~6回としても1万数千円の節約になります。それだけあれば、奥様と何かおいしいものを食べに出かけられます。
 そういえば、美容室と理容室の違いを皆さんはご存知でしょうか。勿論美容室が女性、理容室が男性のお客さんが主であることは常識ですが、子供さんなら女の子が理容室でお父さんと一緒にカットしてもらうこともありますし、成人女性が顔剃りを希望して理容室に来られるケースも珍しくはないそうです。私が二十歳のころ貧乏大学生で、美容室でカットだけしてもらうと1500円で理容室で散髪してもらうと2000円かかるので、貧しい若者が美容室のお世話になる場合もあります。
 まず美容室と理容室の決定的な違いは洗髪のタイミングと姿勢です。美容室ではまず仰向けになって洗髪してから諸々の作業が始まります。理容室では散髪が9割がた終わった段階で下向きの姿勢で洗髪します。美容室が仰向けで洗髪するのは、女性のお化粧が崩れないためだと思われます。最初に洗髪するのはその後の作業がスムーズに進ませるためだと思います。ちなみに犬の場合もまずシャンプーをしてからはじまります。
 理容室では殆どカットが終わってから、髪のきれぱっしを洗い流すために殆ど最後の段階で洗髪するのだと思います。男性は髭を剃るのでその時に残った石鹸を洗い流すために最後に顔を洗うためもあって下向きで洗髪するのではないでしょうか。
 もう一つ美容師さんと理容師さんの決定的な違いは法律で決まっていることですが美容師さんはカミソリを扱えないことです。ですから顔剃りを希望される女性がわざわざ理容室を利用されるのです。まったくどこでも役に立ちそうにない豆知識でした。無駄な文章を書いてしまい、申し訳ありません。 

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