7月18日 注文し忘れていた薬

 少し前の日記で私は提出期限ぎりぎりにならないと、なかなか行動できないことを書きましたが、薬の注文についても同様の傾向があります。10本入りの薬ならなら最後の一本を開封する時に、5袋入りなら最後の袋を開封する時に注文するのが普通でしょう。私も勿論、普通の行動を取ろうとしているつもりなのですが、現在使っている一本が残り半分くらいになっているのを見て、ふと不安になり残りの本数を確認すると案の定その薬が最後の一本でした。あわてて注文しましたが、その薬が麻酔をかけるときにその導入に使う大切な薬で、めんどくさいことに麻薬扱いの薬なのです。
 昔は、普通薬の扱いでしたが、何処かの馬鹿野郎が玩具代わりにして遊んでくれたおかげで、麻薬扱いになってしまったのです。麻薬を扱うには扱うための免許証を取らなければならず、その免許の継続の手続きが結構面倒なのです。おまけに麻薬なので、麻薬金庫を設置して、その保管状況を時々お役所がチェックに来るという鬱陶しさまで加わります。
 その薬を使わなくても麻酔をかけることはできないことはありませんが、麻酔のかけ始めというのは非常にデリケートで注意しないと命に関わる状況なので、使い慣れた薬しか使いたくありません。それで仕方なく、麻薬に指定されているこの薬を使います。
 あわてて注文してなんとか在庫の無くならないうちに届きそうなのでホッとしましたが。このようなミスは場合によっては病院として致命傷になることもありますから、大いに反省して今後繰り返さないように肝に銘じました。
 薬と同様に治療のためのフードがきちんとストックされているかを確認しましたが、こちらもやはり注文し忘れている種類が見つかりました。これらのフードは用途や内容量の違いにより沢山の種類があります。このようなフードは定期的に購入されますので、わざわざ来られた飼い主さんに無駄足を踏ませないように、在庫管理もしっかりとしなくては、と思いました。
 このような注文し忘れを年齢や暑さの為と片づけるのは簡単ですが、私の父親はもうすぐ米寿を迎えますが 今でもすごくしっかりしています。仕事が中小企業の営業担当の役員だったので仕入れから在庫管理、出庫までのスペシャリストだったみたいです。
 ただ、父は食料品に関して何でもかんでも冷凍庫に放り込み過ぎるのが 欠点です。母親の実家が福岡県の八女なので、毎年新茶の季節になると、かなり上等の新茶をどっさりと送ってもらいます。父一人ではとても飲みきれないぐらい沢山です。母の実家は観光バスが立ち寄るぐらいの大きな菓子屋なので昔から気前が良すぎるのです。私も実家に帰った時にお裾分けされますが、それでもさばききれず 昔気質のもったいない精神で余ったものを捨てることができず 平成何年分の新茶と明記されきちんと整理されて冷凍庫に並んでいます。新茶なんてその時に飲まなければ意味がないのに、どんどん貯まっていっています。その他にももらい物の結構上等な食品が冷凍庫に勿論きちんと整理されてかなり長い事眠っています。父は冷凍すれば半永久的に保存されると勘違いしていますが、冷凍状態でも食品の鮮度と味はどんどん低下していっているのです。
 一度冷凍庫の食品の在庫処分をしなければと思っていますが、なかなか実現できません。なんとか今年の夏のうちに処分すべきものは処分して、食べられるものはその場で調理して食べてしまうようなことを実行しようと思っています。

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