7月19日 またまた虫歯が出来たので 歯医者さんに行きます

私は見た目がずぼらそうですが 正直な生き方がモットーなので 見たまんまにずぼらです。ですから毎朝歯をきちんと磨きません。歯磨きをサボっていると 必ず虫歯になって自分自身が痛い目 辛い目 怖い目に合わざるを得ないことは これまでにも同様の失敗を繰り返してきていますから 身に染みて分り切っているはずです。なのに天性のずぼらな性分なのでしょうけれども 今回もまた歯磨きをサボっていた結果虫歯が出来てしまいました。

虫歯にも程度があります。初期段階で 歯の表面が腐食されただけの段階であれば いたんだ表面を削って修復して 薬を詰めてかぶせ物をするような治療になるはずです。所が この図体のでっかい腰抜け野郎は 極度の臆病者ですから 直ぐに歯医者さんに出かけて治療を受ける勇気がありません。人間には体に負ったダメージを自分自身で回復していく力を持っています。勿論病気やケガのダメージが大きい時には 自身の回復力では直らないので お医者さんの助けを借りる場合も多いようです。

例えば風邪をひいて高熱を出してウンウン唸っていても 大人しく寝ていれば 直ってしまう事があります。ひどい下痢に悩まされていても 食物に気を使って安静にしていれば 回復してしまう事もザラにあります。極端な話 例え骨折していても 安静にして患部を動かさないようにしていれば 骨はくっついてしまう事さえあります。勿論奇麗に元通りにはくっつきませんから キチンとお医者さんで治療を受けるべきだとは思います。

所が 残念ながら生きていくうえで大切な歯には 自己回復力が殆どないようです。一旦虫歯になってしまったら ほっておいてもいつの間にか治癒してしまう事はありえないようです。ですから 虫歯になったことを自覚したら 一刻も早く歯医者さんを訪れて 治療を受けるべきであることは 分り切っているはずなのに 結局は少々の痛みなら我慢してしまうのです。何故なら歯医者さんが怖いから。

ほったらかしにしておいて 虫歯の状態が更に進行してしまったら もっと恐ろしい目に合う事はこれまでに何度も何度も経験しているはずなのに 結局今回も痛みに耐えかねて 歯医者さんに自分で電話して予約を取る事等恐ろしくて とてもできませんので 奥様に虫歯が悪化してしまったことを申告して 予約を取ってもらいました。恐らく今回も 虫歯の状態としては歯の腐食が神経にまで到達しているのでしょうから 歯を抜いてしまうか 神経を殺してしまって 虫歯の表面を相当に削って土台を作りその上から歯の腐食を遅らせる薬を充填したかぶせ物をされるのだと覚悟しています。

歯は一本一本が神経を備えた生き物のようなものだと思います。歯の神経を殺してしまう事は 文字通りその歯の命を奪ってしまう事ですから 治療後は一応歯茎に根を張った一人前の歯のような見栄えには戻してもらえますが 実態は歯の死骸になってしまうのです。勿論神経をなくしていますから その後また腐食されても痛みは感じませんが 腐食されたことに気づけなくなっていますから いずれは朽ち果ててしまうのだとおもいます。

私も来年には還暦を迎えますが 無事に生き残っている歯の数はあんまり多くないように思います。成人の永久歯は正常であれば28本なのだそうですが 私は数年前に顎の骨にできた嚢胞を摘出する手術のために 左側の奥歯を三本も失ってしまいました。今回は右側の奥歯ですが また一本歯が命を失ってしまいそうです。本当は歯が抜けた部分には部分入れ歯を入れなければならないはずです。特に下側の歯を失っていますから それに相対する上の歯が噛みあわせる歯が存在しないので 徐々に浮き上がってしまい いずれは抜けてしまうような事になってしまうであろうからです。

所がその部分入れ歯 と言うのが相当に違和感がありそうで テレビのコマーシャルでも 部分入れ歯を洗浄する薬などをみると 凄く自分が年寄りになってしまったみたいで あえて避けて通ってきました。恐らく今回の歯の治療と同時に 部分入れ歯の装着を薦められるでしょうから 受け入れざるを得ないのだと思います。来年には正真正銘の老人ですから なるべく生きている歯をたくさん残して 長生きできるように 今度こそ歯をきちんと磨いて虫歯とは縁を切りたいと思います。

それでは決死の覚悟をもって 歯医者さんに出かけてきます。こんなブログを読んで頂いている有難い皆さん 無事に帰宅できることをお祈りください。

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