7月3日 嵐山で京都観光

本日は朝から雨が降ったり止んだりはっきりしない天気だったので、チラシのポスティングを諦めて奥様と嵐山へ出かけました。第二京阪ができてから京都が凄く近くなりました。高速に乗ることは殆どなくて側道ばかりを利用していますが、それでも車での所要時間が大幅に短縮されて、京都市内や宇治まで遊びに行ったり食事にでかける機会が増えました。
 天候にも恵まれず、蒸し暑いだけの嵐山なのに相変わらず観光客の方々は沢山いらっしゃいました。私たちにすれば自宅からおんぼろ往診車でほんの一時間ぐらいのところなので思いついたらいつでも来れるところですが 観光客の方がたにすればひょっとしたら一生に一回の嵐山かもしれないわけで、存分に楽しまれていい思い出ができればよいと思います。
 私たちの主なる目的は、この前来た時に休業日を確認せずに来たために入れなかった京都のおばんざいバイキング「ぎゃあてい」での昼食でした。ここは昼食としては2000円位で結構値段設定が高いのですが、京都らしい家庭料理が、京都らしく御出汁の効いた薄味で上手に調理されていて、とても美味しいと思います。私のお気に入りは「茶わん蒸し」と「鯖の焼いたん」です。奥様がこの店をお気に入りの理由は、プリンやコーヒーゼリー、蕨もちなどのデザートが充実していてとても美味しいからだと思います。
 私たち夫婦はもうかなりの年寄りなのだから、いい加減バイキング形式のお店にはうんざりしなければならない年齢なのだと思いますが、美味しいものをおなか一杯食べたいという欲望があるうちはまだまだ元気でいられるのかもしれないと考えて、せっせとバイキングのお店に通ってしまいます。
 お腹が一杯になったので食後の運動もかねて、世界遺産でもある天龍寺に出かけました。修学旅行らしい中学生が先生の説明を受けて懸命にメモを取っていました。これでは学校で授業を受けているのと変わりなくて、ちょっと可哀そうになりました。
 法堂に入って雲竜図を見ました。さすがに迫力があり、それなりに感動しましたが、つい最近書き直されたものであることを知ると少し興醒めしました。その後ちりめん織のお店や、竹細工のお店を覗いて、私は奥様が望むものなら何でも買ってあげたいのだけれど、残念ながら奥様の気に入られたものは見つからなかったみたいで、何も買わずに車に乗り込みました。
 余談ですが、水戸黄門のドラマでは「越後のちりめん問屋の隠居です」と名のっているけれど、越後にはちりめん問屋は存在しないのだそうです。普段なら私の一つ目の大学である立命館に立ち寄り、大学生の元気さを少しでも分けていただきながらコーヒーでも飲んで帰るのですが、暑かったのでそのまま病院へ直帰しました。
 先週は休診日に何もしなかったので寂しくて結構へこみましたが、今日は奥様とお出かけができて、少しだけど楽しい日でよかったです。

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