7月5日 1951年の本日 藤圭子さんが誕生しました

私よりも6歳も年上だという事に 一寸驚いております。私が子供の頃 一番最初に好きになった芸能人が 五十嵐じゅんさんですが 歌手として一番最初に好きになったのが藤圭子さんでした。まあじゅんちゃんも一応レコードを出していますから 歌手の端くれかもしれませんが 私の中ではあくまで女優さんとして認識しています。まあ演技力も大したことはなかったけれど 兎に角可愛らしかったので 現在のナーちゃんと同様に 無条件にじゅんちゃんが大好きでした。

藤さんが歌っていたのは 一応演歌のジャンルだったと思いますが その寂しげな顔立ちとたたずまいが 一般的にも日本人の好みにマッチしていたようで アイドル的な人気も高くて 私は小学生でしたけれど 少年漫画雑誌の表紙などを何度も飾っていましたので 子供のファンは多かったろうと思いますし 密かに私も大好きでした。今のお若い方には 藤圭子さんと言っても ピンとこないのかもしれませんが 宇多田ヒカルさんのお母さん と言えば 何となくお分かり頂けるのかもしれません。

第一回歌謡大賞を受賞されていますし オリコンチャートで 二枚のアルバムで39周連続一位と言う今も破られていない大変な記録を お持ちな位に 売れに売れていた歌手でした。ただし まだ二十歳と若いうちに 前川清さんと結婚されましたが あっと言う間に離婚されてしまいました。お互いにまだ若いし 仕事が凄く忙しくて 擦れ違い生活だったようなので 当然の結末かもしれません。その後宇多田照實さんと巡り合い 結婚しては離婚して再婚を何度も繰り返しておられたのだそうです。ヒカルさんが生まれてからは ようやく落ち着かれたのかもしれません。その娘さんが出したファーストアルバムが 日本で売れたCDの圧倒的なナンバーワンなのは やっぱりお母さんの遺伝子によるものかもしれません。

その後 藤さんの名前がニュースで流れたのは 「自宅から飛び降り自殺か」と言う突然の訃報でした。ご自身も 若い頃に歌手として大成功されていますし 娘さんもとんでもない才能に恵まれて やはり歌手として堂々と活動されていた時期でしたから 本当に驚いてしまいました。ご主人と娘さんに囲まれて 経済的にも凄く恵まれておられたのでしょうから どのような理由で自殺を選択されたのか 見当もつきませんけれど 私が初めて大好きになった歌手ですから 心からご冥福をお祈りします。カラオケに出かけた時 たまに彼女のヒット曲を歌いますが 今度出かけた時には 彼女の面影をしのんで 心を込めて歌おうと思います。

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