8月7日  本日は司馬遼太郎さんのお誕生日です

1923年の本日 司馬遼太郎大先生がお生まれになりました。私がこれまでに読んだ小説で司馬さんの作品が最も多いのではないかと思います。その理由は 父が司馬さんの大ファンで出版されている司馬さんの本は 殆ど全て揃えていたから 父の本棚から面白そうな作品を好き勝手に読むことができたからです。ちなみに司馬さんの次に多いのは 石坂洋二郎さんか五木寛之さんか栗本薫さんだと思います。

司馬さんのお蔭で日本史が好きになりました。一番最初に読んだ司馬さんの作品は「竜馬がゆく」でした。この作品は凄く有名であり司馬さんの代表作かもしれませんが この作品で坂本竜馬が大好きになってしまい 司馬さんの作品の虜になってしまいました。NHKの大河ドラマでも沢山取り上げられていますが、一旦司馬さんの解釈で その時代、その人物像を認識してしまうと 他の作家さんの解釈や表現がなんとなく馴染めなくて 違和感が拭えません。

好きな作品を上げていくと「燃えよ剣」「風神の門」「尻喰らえ孫市」「功名が辻」「国盗り物語」「北斗の人」「峠」などなどいくらでも挙げられますが 一番繰り返し読んだ最も好きな作品は「国盗り物語」だと思います。高校生の時にNHKの大河ドラマで取り上げられて毎週日曜日を楽しみにしていました。現在放送中の「軍師官兵衛」も楽しみにしていますが 実はその日の深夜に放送される「乃木どこ」がもっと楽しみです。

司馬さんが亡くなられましたから もう新作を読める楽しみはありませんが これまでの作品をもう一度じっくりと読み返してみても若いころとは違う感じ方ができるのかもしれませんので 挑戦してみようと思っています。

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