本当に年をとると悲しい位に月日の経つのが速く感じてしまいます。私も来年には還暦を迎えますから　確実に正真正銘のお年寄りに近づいています。残りの寿命がどれだけ残っているのかさっぱりわかりませんが　何となく日本人の平均寿命である80歳までは　とても生きられないだろうと予想しています。心臓病と糖尿病を患っているからです。勿論これらの病気については　キチンと病院にかかって　出来る限りの治療を心掛けていますし　それなりに生活習慣にも気を付けているつもりです。よく一病息災と言いますが　私の様に致命的な病気を二つも抱えていては　とても息災な人生など期待してはいけないのだと思います。
さて今週のホームページの表紙にも掲げましたが　私が今年の始めに立てた些細な目標があります。客観的に見れば　ごく簡単な目標と言うにもおこがましいような事です。それは私が立命館大学時代に所属していた合唱団のメンバーが現在枚方市に　少なくとも私を含めて四名いるのです。同期の女性が二人と一学年先輩の男性が一人です。その方たちと旧交を温めるために　お食事会でも開いて再会したい　と言う事が私の目標なのです。
私はこのブログで何度も何度も書いていますが　見てくれが非常に悪いのです。ですから女性にもてた経験など一度もありません。最初に結婚してくれた女性と現在の奥様の二人意外にお付き合いしたことのある女性がいません　と言ってしまうとさすがに嘘になりますが　私は見てくれが悪いだけではなくて　自己中だし我儘だし　最低の人間だと思っています。現在はある程度年齢と経験を重ねてきましたので　何とか女性と話すときにもそれほど緊張しなくなりましたが　立命館大学時代　それも童貞だった時期には　混声合唱団でしたから　周囲に少なからず女性はいる恵まれた環境ではありましたが　殆ど上手く女の子と喋れませんでした。
一応合唱団の役員を二年間も務めさせていただきましたから　そこそこ人望はあったのかもしれませんが　女性陣からの人気は皆無だったと思います。私たちの学年は　二学年上の先輩で石田さんという　神様のような存在がいらっしゃったおかげで　卒団するときに三十名も在籍していました。この人数は合唱団が始まって以来の快挙でした。文科系のサークルですから　体育会系のサークルに比べて縛りがゆるくて　やめたくなった団員が　練習への参加率が低くなり　いつの間にかその存在が忘れ去られることが珍しくなかったようです。所が私たちは幸いにも石田大先輩がおられたおかげで　合唱団を辞めたくなったり　悩み事を抱え込んだりした時に　相談にのっていただけて　的確なアドバイスをしてもらえました。私自身も　本来なら三回生になってから勤める役員のチーフを何故か二回生から勤め始めましたので　同期の仲間には相談しづらい悩みをたくさん抱えていましたが　そのほとんどを石田大先輩に相談することで解決できたように思います。
まあそんなわけで　私たちの学年は非常に人数が多いために　個人的に深い付き合いをする者も何人かはいましたが　殆ど腹を割って喋った事の無い人も少なからずいたわけです。現在枚方にお住いの女性お二人は　どちらも現役時代とてもチャーミングな方たちでした。外見に強いコンプレックスを抱いていた私としては　とても話しかける勇気等ございませんでした。別にお二方に失礼な態度をとったつもりはありませんし　特に嫌われていたこともないだろうと思っています。しかるに単に久しぶりに集まって一緒にご飯でも食べましょう　とお誘いするだけの事がなかなかできないのです。集まるのが四人だけでは盛り上がりに欠けるかもしれないので　やはり同期の男性で特に仲の良かった二人に声をかけてみるつもりはあります。取り敢えず　そいつらと連絡を取って合意に達してから　日にちと場所を各人の都合に合わせて設定するだけの事ですから　事務的な事は知れているのです。後は私が言いだしっぺになって切っ掛け作りさえすれば　恐らく上手くいくと思います。
この目標は去年も年頭に立てて　結局実行できなかったのです。今年こそ何とかやり遂げたいと思っています。他のメンバーとも年賀状のやり取りはしていますから　住所は分っていますから　取り敢えずは集まりたいので各人の集まり易い曜日や時間帯を教えて欲しいといった内容の手紙を書いてみようと思います。
とにかく何が何でも九月中に手紙を出して　行動を起こして　今年中に何とか旧友たちと再会を果たしたいと思っています。頑張ります。