9月4日 新島襄の旧邸に行ってきました

 朝 起きた時が凄く天気が良かったので 天気予報では殆ど一日中雨が降りそうな予報でしたが 奥様を誘ってドライブに出かけることにしました。天気予報がそんなに外れることはないでしょうから少なくとも良いお天気は望みずらいことは覚悟していましたが 出発してものの10分ほどで 雨粒が落ち始めました。
 天気が悪くても出かけられそうな所として 奥様が希望されたのが京都市内にある新島襄の旧邸でしたのでそちらに向かいました。NHKのドラマ「八重の桜」が 盛り上がっているので 来年の3月までは無料で見学できるそうです。
 御所のすぐわきにあり すぐ向かいに市営駐車場があったのでそこに車を停めて 入りました。本来は要予約なのだそうですが 平日であり天気も悪かったので すんなりと入れてもらえました。とは言ってもドラマの影響力はやはり凄いらしくて予想以上に込み合っていました。
 まずは同志社新島会館というところに入って 展示されている新島襄と八重さんのいろんな資料を拝見しました。ドラマのように八重さんが明治維新において会津で苦労されたことなどがよく分かりましたが 私としては新島襄の生い立ちなどに興味があったのに そちらの紹介が殆ど無かったのが いかにもドラマの主人公の八重さんを主体として展示してあるみたいで 少し残念でした。 でも同志社大学を作るために苦労されて 新島襄が永眠されてから八重さんが日本のナイチンゲールとして活躍するまでが よく分かりました。
 案の定八重さんのグッヅがたくさん販売しているのには驚きました。可愛らしいお菓子はわからんでもありませんが 調味料やお酒、クリアファイルやペン等の文房具とかなり多岐に渡っていました。 商魂のたくましさを感じましたが 少し辟易としました。
 旧邸は予想していたよりもずっと現代的で 暮らしやすそうな住宅でした。見た目が洋館なので 女性用のトイレまでが 腰かけてする洋式だったのにはかなり驚きました。畳の部屋にテーブルなどの家具が置いてあるのは少し違和感を感じましたが 台所の井戸や釜戸にはやはり明治初期の時代が伺えました。
 新島邸の近くに 京都市歴史資料館があったのでついでにそちらにも見学に行きました。ちょうど岩倉具視の資料が展示してあり 興味深く拝見しました。「八重の桜」では 小堺さんが演じていて もう少し強面のイメージがあったので 少し違和感がありましたが 実際の写真を見てみると かなり小柄で丸顔なので 逆に小堺さんのイメージがぴったりなので びっくりしました。
 予報通りに雨がしっかりと降ってきたし丁度昼時だったので 立命館大学に行き 生協で昼ごはんを食べました。大学はまだ夏休み中でしたが 結構学生でにぎわっていました。私がいた頃には 衣笠キャンパスに6学部が集結していましたが 今は草津キャンパスと二分されていて相当に離れているのでサークル活動などが大変だろうと思います。私が所属していた混声合唱団などは どのようにして全体としての練習をしているのか心配になります。
 それにしても、私がいた頃の立命館大学は女子が全体の一割しかいなくて かなり殺風景でしたが 食堂にいる学生のうち4割くらいが女子なので 凄く華やかでした。正直に言うと私のいた頃は立命女学生は同志社と比べてかなり地味で魅力的な女の子が殆どいませんでしたが 今では素晴らしくチャーミングな女の子が一杯で 食べている最中に目移りして目移りして 奥様が非常に不機嫌になられました。
 やはり大学の生協は安くて美味しくて結構ボリュームもあってかなり満足させてくれました。これもわたしがいたころとはちがって おしゃれなデザート類が充実していたので 奥様も喜んでおられました。天気が良ければもう一か所ぐらい観光してから帰るのですが 雨脚が一向に衰えないので仕方なくそのまま病院へ帰りました。やはり天気予報は信用すべきだと思いました。

ブログ一覧