Dr.喜作のブログ

2019年6月 の記事一覧

  • 6月4日 老後の生活に2000万円が必要と言う報告書が問題視されているみたいです

    そもそも私個人としては 年金の受取額が ほんのお小遣い程度であることは 開業した時から分っておりました。ですから 仕事を辞めたら 直ぐに蓄えを切り崩しながらの生活が始まることは 覚悟しております。ですから 「日本の年金制度が 百年安心」等と言う アベチャンの戯言には 笑いが止まりませんでした。そもそもアベノミクスの夢物語では 最期には国民の収入が 増えてみんな幸せになれる と言う大ウソがさすがにばれてしまいましたが 自民党に代わる信頼できそうな野党が 残念ながら存在しないので 自民党の天下が続いているだけの事だと思います。

    麻生さんは 総理大臣を務めていた時から 無責任極まりない発言を繰り返す 輩であることは 間違いないと確信しておりますが アベチャンの一番の子分に成り下がって 副総理のポストをもらってから アベチャンへの忖度しまくりの発言 行動 には呆れ返るしかございません。森友学園 加計学園問題でも ひたすらアベチャンを擁護する発言を繰り返していましたが 今回の金融庁の諮問グループからの 自分たちにとって 非常に都合が悪い報告書を 受け取らないのだそうです。

    その報告書の 内容については 麻生さんが 自分たちのこれまでの主張と 食い違いが大きいので 気にくわないので 受け取らないと発言しています。普通に考えたら 少なくとも麻生さんは この報告書を熟読して 慎重に吟味したうえで 受け取らないと判断したかのように思われます。所が 麻生さんはこの報告書の冒頭の部分を少しだけ読んで 受け取らないと判断したのだそうです。その報告書がどれだけ膨大な量なのかと思っておりましたが 何と一読するのに五分位しかかからないのだそうです。

    そもそもこの報告書は 麻生さんが 諮問グループに依頼して その方面のお偉いさんを かなりの数集めて 何度も何度も長時間の会議を重ねて 作り上げた報告書なのです。この報告書を作成するために 一体いくらぐらいの税金がつぎ込まれたのか 一体どれくらいのお偉いさんに御苦労をおかけしたのか見当もつきませんが 集められたお偉いさんたちは その道のエキスパートと言われる方々が知恵を絞った結果を 自分たちに不都合だから 受け取らない 等と子供みたいな反応を 記者会見で答える麻生さんには 再び呆れ返ってしまいます。

    受け取らなければ 報告書をなかったことにできるとでも 考えているのでしょうか。この問題が こんなに大騒ぎになったのは 大臣の一存で受け取らない だからそんな報告書は存在しなかったのだ 等と無茶苦茶な理論で対応したからかもしれません。アベチャンを忖度しまくる方針を 見事に貫いている姿勢は ある意味立派なのかもしれませんが なんでこんな輩が 国会議員を長年続けていられるのか 本当に不思議です。次の参議院選挙が迫ってきていますから 当然野党としては 格好の攻撃材料として 大いに張り切るのでしょうが アベチャンは 相も変らぬのらりくらり戦法で 一生懸命喋っているように見えるけれども 結局は誤魔化してばかりで 核心をついた発言を一切していない と言ういつものパターンで乗り切っていくのだと思います。

    人生百年 と言われ出したのは 何もつい最近の話ではありませんし 公的な年金だけでは お年寄り夫婦が 将来的に不安になっている事も 今始まったわけではありません。この報告書があろうとなかろうと 国民が抱えている老後の不安と 正面から取り組む姿勢がない安倍政権が 一日も早く消滅することを心から祈るばかりですが 次の参院選挙で ひょっとしてこの報告書についての議論から 野党が大躍進してくれたとしても 肝腎の衆議院が圧倒的に自民党の巣窟となっていますから 安倍政権の安泰は間違いなさそうです。でもアベチャンの悔しい顔を見たいので 野党には上手く結束して 選挙戦を頑張ってほしいものです。

    私には この報告書に書いてあることが 全て事実だとは思えません。老後夫婦二人で暮らしていくのに 月に26万円もかかる と言うこと自体が信じられません。夫婦二人が慎ましく暮らすのに どうしてそんな大金が必要だと算出されるのでしょうか。生きていくうえで必要な項目としては 食費と水道光熱費は必須の出費ですが 私は太陽光パネルを設置した家を建てるつもりですし 基本的にオール電化に対応した家にするつもりです、ですから家を建てるのに余分な費用はかかりますが 水道光熱費は微々たるものに抑えられるだろうと計算しています。自分の家ですから 勿論家賃はありませんし その他に保険料だの通信費だの交際費など諸々を加算するとかなりの金額が 想定されているみたいですが 引退してしまった夫婦が 御近所さんとのお付き合いを大切にはしていくつもりですが どうしてそんなに交際費を想定しなければならないのでしょうか。そんなに普通の生活をしていくうえで お金がかかるのかどうか疑問です。現在私たち夫婦の生活費として計上している金額は 月に十万円+αしかありません。老後も似たり寄ったりの金額で生活できると 想定しています。

    私はお酒は一切飲みませんし 煙草などのお金のかかる嗜好品は ありません。ギャンブルも一切興味がありませんので その方面の出費の心配もありません。現在考えている趣味としては カラオケと俳句です。家を建てるときにカラオケルームを作ろうと考えておりますが やはり初期費用は幾らかかかるでしょうが ランニングコストは多分微々たるものだと想定しております。俳句なんて 実際に始めたわけではありませんので 予期せぬ出費があるのかもしれませんが まあ大したことはないでしょう。キャンピングカーで旅行する事が 唯一金のかかる趣味かもしれませんが 勿論義務ではありませんから 経済的に許される範囲で 出かけるのでしょうし 経済的に苦しくなれば 大人しく家でじっとしていればいい事だと考えております。

    勿論借金も一切ありませんので 夫婦二人で 慎ましく暮らしていくのには 月々食費と諸経費で 十万円+α位しかかからないように予測しておりますが 見込みが甘いのでしょうか。私は心臓病と糖尿病を患っておりますので 正直80歳まで生きれたら 有難いのですが 難しいでしょう。70歳から80歳まで月に数十万円お金が戻ってくる 農協の商品にお金を預けてあります。奥様も 70歳から85歳まで やはり月に数十万円戻ってくるように手配してありますので その年齢に達すれば 生活費と言うおカネの面では 一切困らないように準備してありますので 私の見込みが少々甘くても 現在の手持ちの金額と考え合わせると それ程金銭的にピンチになることは考えにくいです。

    大体 老後の資金として2000万円位の蓄えが必要だという報告がされようとされまいと それ位の蓄えは 夫婦二人で 真っ当に働いて 先を見越して蓄えていれば それ位の金額は蓄えられていて当たり前のように思います。平均寿命が少しずつ延びていくことなんか 分り切っていたことだし 年金制度の仕組みを考えたら 受け取る人がどんどん増えていき それを支える人がそれ以上にどんどん減少しているのですから このシステムを破綻させないためには 一人あたりの支給額を減らすしかない事も 当たり前すぎる事だと思います。

    ですから この諮問グループの報告が提出されたから初めて 老後の心配が始まったわけではありません。ただその心配ごとに 全く気付いていなかった迂闊な人たち そしてある程度の蓄えが出来ていなかったのんびり過ぎる人たちに 少なくとも心の準備だけでもさせてくれただけでも この報告書には 存在意義があったように思います。そして報告書を受け取らない なんて愚挙に出てくれたおかげで大いにこの報告書が注目されたわけですから そういう意味では麻生さんのおかげもあるのかもしれません。

    ただ私個人の感想としては 繰り返しになりますが 私にとって支給される年金は ほんのお小遣いであって はなから生活費とは考えていなかったし その分十分に蓄えているつもりですので もしたった2000万円の蓄えさえできていなくて 文句を言っているお年寄りは 先の見通せないキリギリスだったという事だと思います。私は そんなに惨めな暮らしをしてきたつもりはありませんが せっせと小銭を蓄えてきたアリだったのかなと思います。

     

  • 6月3日 運転免許の更新に出かけてきました

    最近 頻繁に高齢者の交通事故が報道されています。交通事故なんて 日常茶飯事かもしれませんが 高齢者が運転していた 凄く悲惨な事故が 相次いでいますから 私も今年62歳になりましたので 一応更新することについて 考えてみました。ただ私は 現在開業獣医師として現役で働いておりますので 運転免許は どうしても必要なので 免許の更新をせざるを得ません。少し前に このブログで 70歳を過ぎたら 更新しないで 返納することを宣言しましたが その気持ちに 現在の所は偽りがございません。

    但し 私は 仕事を辞めてからの夢が ある程度豪華なキャンピングカーに乗って 日本中を旅してまわりたい と言うのがありますので 仕事を引退してからも 是非運転したいのでこれから少なくとも十年位は 頻繁に運転すると思います。まあ殆ど毎日運転していれば そんなに勘が鈍って 危険な運転をしないであろうと 考えてはいますが 高齢者で事故を起こしている人たちも 毎日のように運転していた人が多いらしいので 頻繁に運転している事が 悲惨な事故と無関係とは言えないのかもしれません。

    うちの家庭の場合 どちらかと言うと奥様の方が運転が上手だし 安心してお任せできるので 私が運転免許を返納してしまっても 全く車での移動が出来ないわけではありません。ですから 私としては ただでさえ奥様に色んな意味で頼り切った生活をしておりますが 車の運転の分野でも いずれはまかせっきりなってしまいそうです。でも無理して これまでの人生をズべて否定しなければならないような 重大な 赤の他人様を巻き込むような交通事故を起こしてしまうよりは 自分で決めた期限を守って 免許の返納を実行しようと思います。

    警察署について 届いていたハガキと免許証を窓口に提出しましたが 書類に記入することを指示されました。対応してくれた人にすれば 毎度毎度同じ説明をしているからかもしれませんが 非常にすらすらと 結構早口で説明されましたので 聴き取りにくいし 理解しづらい部分があったので 何度か聞き直してしまいました。一枚の書類の表裏で 表には和暦で年数を記入するのに 裏には西暦で記入するように言われたので 思わず文句を言ってやりたくなりましたが こんな些細な事で警察ともめても 自分の得には一切ならないと じぶんにいいきかせてしんぼうしました。

    まあ 理解が遅いし 記憶力にも自信が無くなっているし 直ぐにムカッと来る頑固ジジイなのは 奥様に日頃から 散々文句を言われているので 勿論自覚はあります。こんな所にも 運転に不適合な老化が 始まっていることを 自覚しなければならないのかもしれませんが 対応してくれた人も 相手を見て 物分かりの良くなさそうなジジイだなあと判断したら いつもよりもゆっくりと 分り易い口調で説明してくれればいいのに と思わないでもありません。

    私は病院の受付で 飼い主さんに例えば薬の投与の仕方を説明するときに ある程度年齢の高い方の場合は 意識的にゆっくりと 丁寧に説明する様に心掛けているつもりです。それでも飼い主さんが家に帰ってから 薬の投与法について 不安になって電話をかけてこられる場合が 時々あります。まあ自分の仕事を 丁寧に気をつかってやっても 別に誰から評価されるわけでもないし 幾ら頑張ったって お給料が上がるわけでもありませんから 通り一遍の対応しか 期待できないのかもしれませんが 殆ど全ての公務員の対応に その事は感じますので いちいち文句を言ってもしょうがないですね。

    必要な書類に きちんと記入して 会計窓口で 料金を支払って もう一度同じ窓口に戻ると 簡単な視力検査を受けました。ここでも 片目ずつ 輪っかの閉じていない所を上下左右で答えるのですが 何も文句を言われなかったので 視力的には 問題なかったのでしょうが だとしたら 問題がない事を告げてくれればいいのに 「もう結構です」と言う言葉しかかけられませんでしたから ちょっと戸惑いましたし ムカつきました。何に対しても 文句ばかり言っている と評判の近所の迷惑ジジイだと なるべくばれないように生きていこうと思っております。

    その後講習を受ければ その日にすることは お終いですが 何とその講習が始まるのが 二時間後だというのです。こちらは仕事の合間に やってきていますから そんなに待たされたら 夜の仕事に間に合いません。本当に警官といえども 公務員であって 市民に対してサービスをするのが仕事のはずなのに 二時間も待たせることに端の疑問も申し訳ないという気持ちも 持ち合わせていないような対応でした。

    別の日に講習を受けにくる場合 の日時を確認した所 何とか仕事の合間に対応できそうでしたので その日に改めて出かけてきて 講習を受けることにしました。まあ車で十分位の所にある交野警察署ですから 我慢しましょう。それに出直してきた場合には その日に新しい免許証を受け取れるので 郵送料800円が 払わなくて済みますから まあそんなに日を改めて出直すことは 苦にはなりません。

    但し改めて出直す日を うっかり忘れたりしたら かなり面倒なことになりそうなので 病院に戻ると カレンダーに 赤字で日時と場所そして免許講習と大きく書き込みました。勿論奥様にも通知しましたから 間抜けな私がうっかりしても 大丈夫でしょう。免許の更新が 中途半端な形で 宙ぶらりんなのは 落ち着きませんが まあしょうがないでしょう。

    でも免許の更新も あと一回しかしないのかもしれませんので しっかりと思い出として残しておこうと思います。

  • 6月2日 本気で俳句を始めようと思います

    私は このブログをお読みの方は 重々ご承知だと思いますが しょうもなくて中身の薄いのにダラダラとやたらと長い文章を 書くのが得意 と言うか自分の思いを表現するのに どうしても大量の文字数を必要としてしまう人間です。俳句と言うのは 幾つかのルールがありますが 基本的には 五 七 五の十七文字で その時の心情や 情景を表現しなくてはなりません。言葉に対する感覚を 研ぎ澄まして 表現しなければなりませんから 正直私には 至難の業かもしれません。

    でも年をとってから始める趣味としては 体力も使わないし お金もかからないので 私にとっては最適の遊びかなと 思います。私は 何か始めるとき 何時も一人では寂しいので 奥様を誘って 一緒に楽しもうとします。但し 不器用な私に比べて 奥様は何をさせても たぐいまれな才能を発揮されてしまって 全く私が太刀打ちできなくなってしまいます。サラリーマン時代に多少経験のあったゴルフがそうでしたし 合唱を十年以上経験していてそこそこ自信のあったカラオケも 採点したら やっぱり奥様には 全く敵わなくなってしまいました。

    俳句の場合 どうしても近所で 凄くお上手な方を見つけて 自分の作品を添削して頂かないと 上達していかないのかもしれませんので 取り敢えずは入門書を熟読して 最初の一歩を踏み出そうと思います。この道も 奥様と一緒に始めたら またもや才能の違いを見せつけられそうなので この道だけは 一人で寂しくても 不安でも 私だけの趣味にしていこうと思っております。

    本屋さんで 俳句の入門書を探したら やはりプレバトをみて 俳句を始めてみようと考える人間が沢山いるみたいで ずらりと入門書から かなり専門的な解説書 季語を並べた 意外に分厚い歳時記なども沢山並んで売られていました。昔のイメージとしては 年寄りの趣味と言えば 囲碁 盆栽 俳句辺りが典型的だったように思いますが 私は岐阜大学時代に 囲碁に目覚めて 囲碁部に混ぜてもらって 活動したことがあります。但し始めたのが三十歳近かったので 二十歳前後の若くて伸び盛りのメンバーと スタートした時期は互角の棋力だったのが 数か月も過ぎると 棋力が段違いになってしまい 寂しくて悲しい思いをしました。その後も 我流でパソコンソフト相手に碁を打っておりますがサッパリ棋力は向上しません。

    私と言う人間は 本当に器が小さくて 人並みに努力を重ねているつもりなのですが 全く上達しないので 元気に生きて行ける自信がありません。恐らく俳句の道に入っても やっぱり自分の無能さを自覚させられるだけなのかもしれません。プレバトで 何回チャレンジしても 才能無しの評価しか受けられない方もいらっしゃいますし 私の最近のお気に入りの女の子 鈴木光ちゃんは 勿論飛び抜けた秀才ですから 学問的に俳句を分析して 高度のテクニックを学習して身につけているからでしょうが たった二回で 特待生に昇進してしまいました。

    俳句と言うのは 非常に短い文章表現であり そこには勿論季語などに対しての知識量も 必要でしょうし 俳句独特の表現のテクニックも少なからず存在するのだと思います。光ちゃんは ずば抜けた秀才の可愛らしい女の子のようにしか見えませんけれど 勿論ご本人なりに キチンと俳句と向き合って 彼女なりに悩んで苦労して 作品をひねり出しているのかもしれません。それにしても あの子は 飛び抜けてお勉強が出来るという 稀有の才能に恵まれているうえに 乃木坂にでも入れそうな位の 可愛らしい顔立ちにも恵まれています。そのうえ俳句の才能まで たっぷりと持ち合わせているなんて やっぱり世の中 不公平にできているように思います。

    結局は 俳句と言うとっても短い文学作品の分野でも 私の無能さを自覚させられて がっくりくる結末が 始める前から透けて見えてはいますが まあ駄目もとで頑張ってみようと思います。ただ一人で始めても 根気のない私ですから 長続きしないのかもしれず 結局は奥様を誘ってしまって またまた人間としての器の違いを痛感させられるだけに終わりそうな気もしておりますが 頑張ってみます。ある程度自分の俳句に 自信が持てるようになったら このブログでも発表しようと思いますが 自信を持てる日が果たして訪れてくれるのか 心配ですが ご期待ください。

  • 6月1日 東京では それなりにオリンピックへの期待感が高まっているようです

    私には 東京在住の それもいわゆるシロガネーゼである セレブな高校の同窓生のメル友がいますが 彼女からのメールで オリンピックのチケットの抽選が始まったので 応募してみたのだけれども かなりその手続きが難しかったのだそうです。東京大阪間は 飛行機なら あっと言う間 新幹線でもほんの二時間一寸ですから かなり近いはずですが 関西人の私からすれば 対岸の火事 というか 中国や韓国で開催されるオリンピックよりは 幾らか身近に感じられる程度で 来年わが国でオリンピックが開催される事への期待感など 殆どないのが実情のように思います。

    まあメル友の彼女は かなり生活にゆとりがあるみたいで 頻繁に海外へ旅行に出かけているみたいなので 優雅にオリンピック見物も出来るからなのかもしれませんが 「どんな競技に興味がありますか」 と質問されたって いつどこで どんな競技が行われるのかも 全然見当がつきませんから 殆ど観戦気分が盛り上がっていなくて ほとんど無関心な状態です。それに観戦するために必要なチケットは 結構高額だという評判なので わざわざ仕事を休んでまで出かけて行って 当たり前ですがそこそこの交通費や宿泊費もかかるわけですから 尚更盛り上がりたくても 気分がなえてしまうのかもしれません。

    前回の東京オリンピックは 小学校の一年生の時の事ですから そんな一生に一度お目にかかれるかどうかという大きな祭典であることなど 知る由もありませんから 殆ど記憶には残っていません。テレビでは 勿論放送されていたのでしょうが 勿論白黒テレビだったはずですし その他の子供向けの番組の記憶すら残っていませんから テレビでの放送をみて 熱くなったり 感動したり と言う事は全然なかったと思います。

    まあ生きているうちに 二回もオリンピックが開催される国で 暮せているだけ幸せなのかもしれませんが せめて名古屋辺りで開催されるのであれば 日帰りで観戦に出かけようか と言う気持ちにもなったのかもしれませんが 大阪人としては 無意識に持っている東京への反感も相まってか 尚更注目したくない気分なのかもしれません。日本と言う国が かつては狭い国土ながら 世界に誇れる高い技術力で 胸を張って世界各国と 接することが出来たのかもしれませんが 現在の日本では 技術力の分野でも 経済的な実力も それ程胸を張れる状態ではありません。

    猶更スポーツの分野でも かつてはお家芸と言われて 絶対的な強さを誇っていた 体操や柔道 レスリングなども メダルが取れれば御の字 位の状況かもしれませんし 開催国と言う事で 予選を免除されて無条件にすべての競技に参加できるのでしょうが プレッシャーに弱い日本人選手にとっては ホームグラウンドで競技できる優位性を それ程発揮できそうにもありませんから それ程活躍を期待するのは 難しいのかもしれません。かえって惨めな実力をさらけ出して 恥ずかしい成績を残してしまう競技もいくつかあるのかもしれません。

    そんな訳で 大阪人の私としては オリンピックよりももっと先の話になりますが 2025年に開催される大阪万博の方が 楽しみかもしれません。その時には 確実に大阪に住んではいないはずですが 恐らくキャンピングカーで 出かけてきて 何日も泊りがけで 入場して 大いに楽しみたいと考えております。前回の大阪万博の時は 中学一年生で 万博が見たくて 一人で電車に乗っての遠出ができるようになりましたし 何度も通って 沢山の思い出を作りました。

    二十回近くも通いましたが 見学できていないパビリオンが 幾つかあって 凄く心残りだったので 次回の万博では 全てのパビリオンを訪問することを目標に 足しげく通う事になると思います。やっぱり私は大阪人やなあと 思ってしまいます。