当時は　ハチ公のような大型犬である秋田犬が　放し飼いで生活していたことが　現在から考えると不思議に思えます。飼い主であった上野さんと言う方は　愛犬家でハチのほかにも大型犬を二匹飼育されていたみたいですが　いずれもリードにつながれての　生活していなかったみたいです。上野さんが出かけるときには　必ず家の門のところまで見送りに出ていたのだそうです。それがいつの間にか最寄りの駅である渋谷駅まで見送りに出かけ　帰宅する時間にはやはり駅まで出かけて　迎えるのが習慣になっていったのだそうです。
しかしそんな幸せな生活は　上野さんが脳溢血で急死されるまでの　僅か一年間で終わってしまいます。ハチ公にすれば　勿論上野さんの急死と言う事実は理解できなかったはずですが　上野さんのご家族のただならぬ気配を察して　亡くなられた日から数日は食事を摂らなかったのだそうです。そしてお通夜の日には　他の二匹の犬を引き連れて　渋谷駅まで帰らぬ上野さんを出迎えに出かけたのだそうです。この辺りのエピソードになると　話をドラマティックにするための創作のような気がしないでもありませんが。
上野さんが急死されてからの　ハチ公は　一歳から二歳という一番年齢的にやんちゃ盛りだったのと　人懐こい性格が災いしたみたいで　何しろ大型犬が　シッポを振りながらとはいえ　初対面の人に積極的に近づこうとしてしまったために　引き取った方たちがかなり苦労されたみたいで　たらい回しにされてしまったのだそうです。しかしハチ公は　住む場所や環境はどんどん変化しても　上野さんが渋谷駅に到着する時間を覚えていて　駅からかなり遠い所に飼われていた時も　その時刻には渋谷駅に現れて　上野さんの帰宅を待ち続けたのだそうです。
現在なら　大型犬がリードもつけずに　駅前を夕方の混み合う時間帯にうろついていたら　直ぐに保健所にでも通報されて　捕獲されてしまいそうですが　その頃にはすでにハチは　忠犬として帰らぬ飼い主さんを待ち続ける渋谷駅の一種の名物になっていたみたいなので　その存在がしっかりと勿論いい意味で　認知されていたみたいです。更には　その話が広まり　マスコミでも報道されましたから　ハチがまだ存命のうちから忠犬ハチ公の銅像が渋谷駅の前に設置されて　その除幕式にハチ公自身も参加したのだそうです。現在でも渋谷のハチ公の銅像前は待ち合わせの場所として　凄く有名みたいです。
よく「犬は三日間飼われた恩を三年間忘れない」等と言われますが　ハチ公は　上野さんと言う飼い主に　他に二匹の先輩犬がいましたが　大切にそして愛情をこめて一年間　面倒見てもらったおかげで　十年間も渋谷駅までのお出迎えを続けたのだそうです。面倒をみてくれた家はあったのかもしれませんが　そちらには空腹になった時だけ食事をとりに帰宅して　直ぐに渋谷駅に戻る生活をしているうちに　いつの間にか野良犬生活になってしまっていたみたいです。
渋谷駅周辺で生活する人たちには　可愛がられていたみたいで　焼き鳥を餌代わりとして沢山もらっていたみたいです。但し大型犬ですから　十センチ余りの焼き鳥は串ごと丸呑みしてしまっていたみたいで　死後に解剖された時に　胃袋から焼き鳥の串がかなりの数見つかったみたいです。結局十一歳ぐらいの年齢でハチ公は亡くなったみたいですが　直接の死因としては　重篤なフィラリア（犬祇条虫症）により相当量の腹水が貯留していたのだそうです。まあ予防をしてもらっているはずがありませんから　フィラリア症にかかっている犬としては　過酷な生活環境の中　頑張って長生きしたのかもしれません。
忠犬ハチ公の物語は　テレビドラマや映画にも何度もなりましたから　私たちの年代なら　知らない人はいないと思いますが　若い年代の方には　渋谷のハチ公前が　待ち合わせの場所として知られている　位の認識しかないのかもしれません。古い話が忘れ去られていくのは　必然的な事かもしれませんが　ハチ公のとても素敵で悲しい物語は　長く語り継がれていくことを期待してしまいます。

私の仕事上なじみ深い所の　WBCというのは　ホワイトブラッドセル　つまり白血球と言う意味で　血液検査の項目にあり　細菌やウイルスによる感染症を判定する目安になるものですが　ここでブログに取り上げたのは　勿論ワールドベースボールクラシックと言う野球の世界大会の事です。野球と言うスポーツについて　あまり詳しい事は知りませんが　１９世紀にアメリカで現在に近いルールが確立されたみたいですから　その源流はヨーロッパにあるのかもしれませんが　アメリカで始まったスポーツと考えて　よさそうです。
アメリカの三大スポーツと言えば　アメリカンフットボール　、バスケットボール　そして野球があげられるみたいですが　その人気は　アメフトが断トツで　バスケットと野球が　大分離れて　それに続くみたいです。私が個人的に　観戦していて　一番興奮するのは　アメフト、ラグビー　野球の順かもしれません。正直な所　サッカーはシンプルで一番面白いのかもしれませんが　点数がなかなか入らないので　どうしても興味が湧きません。但し　野球については　一番関心のあるプロ野球において　五十年近く続けた熱狂的なドラゴンズファンを数年前にやめましたので　現在の本音としては　殆ど野球についての興味をなくしていました。
しかし　野球と言うちまちました心理戦が重要な意味合いを持つスポーツは　恐らく日本人に一番相性の良いスポーツだと思いますから、各国と争う世界大会では無条件に日本を応援したくなります。私が子供の頃の記憶で　ワールドシリーズで優勝したチームが単独で来日して　日本のプロ野球が全日本チームを組んで挑戦しても　全く歯が立たなかった事が印象に残っています。メジャーリーグで盛りを過ぎて引退間際の選手が　助っ人として来日して結構活躍して　小遣い稼ぎをしていたように覚えています。
現在でも　日本のプロ野球で飛び抜けて活躍した選手は　みんなメジャーリーグへ移籍してしまいます。まあ給料がけた違いに高いですから　致し方の無い事かもしれません。やはりアメリカのメジャーリーグと言う舞台は　野球の最高峰の選手が集まって　しのぎを削っているのでしょうから　世界で最もレベルが高い野球が繰り広げられているのだろうと思います。しかし　過去のWBCの結果を振り返ると　三回のうち二回優勝したのは日本だし、三大会ともに準決勝以上に残った国は　日本だけなのです。第一回と第二回の大会で　日本と死闘を繰り広げた韓国は　前回大会では準決勝にも進めませんでした。
野球の母国であるはずのアメリカは　優勝はおろか決勝にも勝ち残れず準決勝に勝ち残れたのが一度だけ　と言う体たらくです。このさんさんたる結果が　アメリカでの野球人気の低下に影響しているのかもしれません。
本日のニュースで　韓国が一次リーグで二敗してしまい　敗退がほぼ決定したみたいです。監督も選手も相当につらい立場に立たされるのでしょう。日本は本日が初戦で　かつては野球の最強国とも言われたキューバに打ち勝ったみたいです。今回のメンバーを見ると　絶対的な抑えのエースが不在みたいなので　今後強豪国との競り合った試合になった時が　不安です。国内での強化試合では打線が湿りっぱなしでしたから　心配していましたが　本日の結果だけでは安心できませんけれども　調子は上向きそうに思いますので　順調に勝ち進んでくれそうです。
日本は二次リーグまで国内で試合できますから　他国よりも有利であることは間違いない事だとは思いますが　せっかくですから　地の利を生かして　見事に予選を突破して　アメリカでの準決勝に進出してほしいと思います。正直な所　この所プロ野球に興味が薄れていることもあり　個々の選手の所属チーム名すらピンとこない方もおられます。ファンはやめましたが　ドラゴンズの選手も選出されているみたいですから　活躍してくれることを期待してしまいます。まあ昨年度の最下位チームですから　活躍を期待する方が酷な話かもしれません。
オリンピックの時にも　どうしても日本選手の活躍を期待してしまいますが　野球と言う日本ではサッカーと並んで人気の高いスポーツであり　そのレベルは世界一を争えるほどに高いのですから　健闘して大いに日本の名前を高めて欲しいと思います。数日前のこのブログでも触れましたが　日本人のメジャーリーガーの参加が少ないのは　とても残念に思います。メジャーリーグに移籍したからと言って　日本人としての愛国心まで無くしてしまったわけではないのでしょうから　次回から出来る限り積極的にこの大会に参加してくれることを希望します。メジャーリーガーが参加してくれれば　大幅に戦力アップが期待できますから　日本の優勝できる可能性は　飛躍的に上昇すること間違いありません。ですから開幕直前の微妙で大切な調整時期だとは思いますが　日本の為に思い切って参加してほしいと思います。大谷君も次回のWBCが開かれるころには　ほぼ間違いなくメジャーリーガーになっていると思いますが　日本チームに参加して優勝に大いに貢献してほしいと　切に望みます。

私は二十四節気のうちで　啓蟄が一番好きです。寒くて辛い冬から　ようやく暖かくなってきて　土の中から虫が地面から這い出して来る日なのだそうです。私は凄く太っていますので　皮下脂肪が厚くて普通の人よりも　寒さに鈍感にできているように思います。このブログには何度も書きましたが　年中裸足にサンダル履きで　生活しています。サラリーマンをほんの数年やっていた時期がありましたが　当然仕事の時には　スーツを着て革靴を履いていました。一つ目の大学時代にもらった水虫が　この革靴生活でかなり悪化してしまったように思います。
現在は年中裸足でいますし　抗真菌剤をかなりの期間内服で続けましたから　ほぼ間違いなく水虫とは縁が切れたように思っています。勿論水虫の治療のために裸足の生活をしているわけではありません。靴下で足の先を締め付けられる感触が大嫌いなのです。靴下が嫌いな人は少なくないと思います。私の大好きなナーちゃんも　帰宅するや否や靴下を脱ぎ棄てるのだそうです。このことを私とナーチャンの共通点として　自慢するといつも奥様に嘲笑されてしまいます。
例年ですと　一冬に風邪を一回ひくぐらいで　大して辛い思いをすることなくのりきれるのですが今年の冬は　一度風邪をひいたうえに　インフルエンザにかかってしまって　のた打ちまわるような状態を恐らく十年ぶりぐらいに経験しました。他にも風邪をひきかけたようなこと何度かありましたから　例年に比べて　かなり寒さに弱くなってしまったような気がします。やはり今年とうとう還暦を迎えてしまいますから　正真正銘の老人になりつつあるのかもしれません。
辺りを見回すと　梅が殆ど満開のように見えますから　確実に春は近づいているのかもしれませんが　朝晩の冷え込みは　勿論真冬ほど厳しくないのでしょうが　まだまだ暖房なしでは過ごせません。今月半ばの旅行で　三泊目の宿泊先がまだ決まっていません。淡路島に景色の良さそうなオートキャンプ場を見つけました。そこにはログハウスなどの宿泊施設も併設されていますから　そちらに泊って夜はBBQでもしようかと考えましたが　生憎と宿泊予定の日は既に空きがありませんでした。そこで後十日以上も先の話ですから　今よりもかなり暖かくなっていてくれることを期待して　思い切ってオートキャンプ場を借りて　テントを張って一泊してみようかと考えています。
テントの床布の上に断熱シートを敷き詰めて　毛布を二枚ぐらい重ねて広げたら　何とか寒さをしのげるのではないかと期待しています。もしそうできれば　テントやBBQのコンロ、それに寝具などかなり荷物がかさばりそうですが　宿泊費用が安く上がる分　BBQの材料がかなり贅沢で豪華になりそうです。テントで寝るのは　まだ二回目ですが　初めての時も結構ワクワクして凄く楽しかったので　寒さとお天気だけが心配ですが　かなり楽しい企画になりそうです。
何にしても　今年は暖かくなってくれるのを　心待ちにしている私ですから　暦通りに気温が上昇してくれることを期待します。但し暖かくなってくると　虫が地面から這い出して来るように　オバサンたちの路上での長時間の立ち話が始まるのが見ていて非常に不愉快です。女性がおしゃべり好きなのは　どうしょうもない習性でしょうから　その事を否定するつもりはありません。たまたますれ違ったオバサン同士が　結構大きな声と下品な笑い声をまきちらしながら　路上にたむろする光景が　暖かくなってくるとそこかしこで繰り広げられるのが　私は大嫌いです。どうしてもしゃべる必要があるのなら　せめてどちらかの家まで移動して　屋内でお喋りしてほしいです。私は　奥様に「そんな下品なことをしたら　離婚する」ときっぱりと宣言しています。奥様からは「私がそばにいなくて　まともに生きていけるつもりなの」と反撃されて　ぐうの音も出ませんでしたが　まあ賢い奥様なら大丈夫だと信じています。とにかく何でもいいから春よ来い　と言った気分です。

私は五十年以上続けたドラゴンズファンを辞めました。理由は落合監督の給料が高いからと言って解雇した　中日球団が嫌いになったからです。落合監督はドラフトで指名した選手以外は　前年と全く同じ戦力で　Ｂクラスからいきなりリーグ優勝を成し遂げてくれました。その後も八年間でなんと五回もドラゴンズを日本シリーズに導いてくれました。勿論選手の頑張りがあったことも認めます。たまたま荒木,井端と言う最強の二遊間コンビが全盛期を迎えていたことも大きいとは思います。しかし落合監督の采配によってドラゴンズが勝ち続けたことは間違いの無い事だと思います。
そんな極めて優れた実績のある監督が　高い給料をもらうのは　当然すぎる事だと思います。監督の手腕には　勿論選手のやる気を出させることも大きいと思います。八年目は苦手のヤクルトに後れを取り優勝が遠のいたかと思われましたが　シーズン途中で落合監督の更迭が発表されたので　選手が一丸となって逆転優勝を遂げました。日本シリーズでは　田舎者のドラゴンズが委縮して力が全然発揮できなくて　一度だけしか勝てませんでしたが　ドラゴンズを五十年ぶりに日本一に導いてくれました。
落合監督が退いてからは　選手が一斉にやる気をなくしてしまいましたから　翌年だけは落合監督の遺産で辛うじて二位になりましたが　その後は万年Bクラス　昨年はとうとう最下位にまで落ちぶれてしまいました。私は既にドラゴンズに見切りをつけて数年たっていましたから　何にも感じませんでしたが　球団があほやとこんなにチームが弱体化してしまう事に何か喜びを感じてしまっていました。そんな事で　ここ数年はプロ野球のシーズンが来るころに　一応応援するチームを決めますが　殆ど冷めた目で見ていて　興味が無くなってしまいました。一時期　AKBに夢中になっていたこともありましたが　現在は乃木坂と欅坂の事以外は　全く興味が無くなってしまったことに似ているのかもしれません。
そんな事情がありますが　ＷＢＣは　日本の名誉をかけて世界を相手に戦うのですから　かなり興味がそそられます。ドラゴンズは　最下位つまり最弱のチームですから　殆ど代表に選ばれていませんし　正直パリーグの選手は名前をきいても所属チームがすぐにピンとこない場合もありますが　監督の小久保さんは現役の頃から割と好きな選手でしたから　尚更応援したくなります。いよいよ予選リーグが始まるみたいですが初戦が強敵キューバですから　凄く楽しみです。日本はホームであり地の利がありますから　落ち着いて対処すればきっと勝てると思います。
他の国の選手の構成をみると　一つ気になることがあります。予選を勝ち抜いてきた国々ですから　それなりに野球に力を入れている国だとは思いますが　その主力選手にかなりの数のメジャーリーガーが名前を連ねているのです。アメリカなんて当然かもしれませんが　全ての選手がメジャーリーガーなのだと思います。日本も一回目と二回目の時は　積極的にメジャーリーガーが参加していましたから　その時点で考え得る最強のチームが編成できていたように思います。
所が　前回の大会には日本人メジャーリーガーは一人も参加していなかったように思います。今回は辛うじて青木選手が参加してくれました。プロ野球の選手は一人一人が　個人事業主で　シーズンでの自分の活躍がそのまま評価されて　年俸が上がったり下がったりするだけではなくて　トレードで他のチームに放出されることも珍しくはありません。ですから　シーズン開幕の直前のすごく大事な時期　体を作りコンディションを慎重にあげていかねばならない大切な時であることは　凄くよく解かりますが　日本人メジャーリーガーが自分の調整のために　日本チームに参加してくれないことは　とても残念に思います。
所属するチームの方針で　参加を認められていない場合もあるのかもしれませんが　他の国々のチームには少なからずメジャーリーガーが参加しています。日本人だけが　愛国心に乏しいと言う事はないと思いますから　勿論シーズンの状態をベストに持っていくことも重要かもしれませんが　同じ野球をするのですから　その試合で活躍できれば　いい状態でシーズンに入れるのかもしれませんから　もっと積極的に日本代表チームに参加してほしいと思います。前回メジャーリーガーが一人もいなくて　明らかに最強のメンバーが揃わなかった日本は優勝できませんでしたから　今回はともかく次回のＷＢＣには是非　メジャーリーガーからも少なからず参加してほしいと切に思います。

私は　四国に上陸するのが生まれて初めてなので　香川県の讃岐うどん屋さん巡りをするのも　勿論初体験です。香川県が「うどん県」を名乗り出してそこそこ経ちますから一時の凄いブームは過ぎ去っているのかもしれませんが　その後も安定した人気を誇っているみたいです。香川県のうどんブームは　もともと地元の人たちがほとんど毎日うどんを食べていたことから　始まっていますから　いずれブームが下火になってしまったとしても　消えてなくなることはありえないのかもしれません。
今回の旅行も　欲張りな私がプランをたてましたから　恐らく朝まだ暗いうちに出発して　先ずは改修が終わって一層美しくなったと評判の姫路城を訪ねるところから始まります。その後急いで移動して橋を渡り　四国に上陸します。車で移動しますから　渡った地域である　丸亀や坂出からうどん屋さんを探しました。今回は初日の昼過ぎから　二日目の午前中までとうどん屋さん巡りのできる時間が限られています。よほど効率よく回らなければ　美味しいうどんをたらふく食べられません。
ですから　長い行列に並んでいる余裕はありませんから　そこそこの人気店でありながら　回転が良くて待ち時間の少なさそうなお店に絞って探しました。一件目に訪れる候補のお店は　丸亀市にある「明水亭」にしました。このお店の名物うどんは　「鴨塩焼土佐しょうゆうどん」です。奥様が鴨が大好きなので　このお店に決めました。但しこのおうどんは一杯が１５００円前後もする高級品ですが　せっかく出かけた旅行の食事ですから　けち臭い事は言わないでおきましょう。但しこのうどん屋さんは午後三時に閉まってしまうのだそうですから　姫路からの移動がスムーズにいかないと難しいのかもしれません。
二件目は一泊目の宿泊先が高松市内のビジネスホテルですので　そちらに向かっての移動も兼ねて　高松市としては辺鄙な地域なのかもしれませんが「もり家」と言ううどん屋さんを選びました。つい最近もテレビで紹介されていましたから　有名でありかつ人気も高いのだとは思いますが　お店が広くて回転が速そうなので　行ってみることにしました。このお店の名物は「かき揚げおろしうどん」なのだそうです。丼からはみ出しそうな　大きくて美味しそうなかき揚げが食べてみたくて　このお店を選びました。
予定では　この辺りで四時頃になる予定ですので　ここからまた急いで栗林公園へ移動します。高松市の結構市街地にある割に広い自然たっぷりの公園です。六時には閉まってしまうので　夕暮れ時の公園をのんびりと　散歩してお腹のうどんを消化しようとおもいます。お土産を買ったり　お洒落な喫茶店があるみたいなので　ゆったりとした雰囲気を楽しもうと思います。六時になったら　取り敢えずホテルにチェックインしようと思います。朝からかなりハードスケジュールですから　ごろんと横になってしばらく休息します。
八時になったら　近所にあるうどん屋さん「鶴丸」まで歩いて出かけて　本日のうどんめぐりの締めとして名物の「カレーうどん」を頂こうと考えています。初日は宿泊するのも極シンプルなビジネスホテルだし　食事も質素にうどんだけにこだわってみようと考えています。朝からかなりの強行軍でしょうから　それからホテルに戻りゆっくりと休もうと思います。
翌朝は　ホテルで無料の朝食ブッフェがついていますが　どっち道無料でついてくる朝ごはんですから　内容は期待できませんから　そこは無視して　朝早くから営業している近所のうどん屋さん「こだわり麺や」まで　やはり歩いて出かけて　朝うどんを頂く予定です。ホテルをチェックアウトしてから　やはり近所にあるうどん屋さん「竹清」に行く予定です。ここは　かなりの人気のお店みたいなので　十一時の開店よりもかなり早めについて　一番乗りしておうどんを頂くつもりです。ここはとにかく天麩羅が充実していて美味しいと評判のお店ですから　たっぷりと食べようと期待しています。
讃岐うどんのお店巡りは　全く初めてですが　何しろお店が開いている時間がかなり変則的なので　予定を立てるのに苦労しました。本当はいかにも讃岐うどん屋さんらしい「○○製麺所」みたいなお店にも出かかてみたかったのですが　何しろ昼間の二三時間しか営業していないお店が殆どなのです。今回はほぼ丸一日で　そこそこ有名でかなり美味しそうなうどん屋さんをピックアップできたようには思いますが　本当に美味しいと思えたら　いずれじっくりと腰を据えてうどん屋さん巡りをしてみたいと思います。

このブログこそほとんど毎日のように書いていますが　そもそもパソコン自体が全然思い通りに活用できません。文字の入力も　ローマ字入力ですし　そんなには早くないけれども　一応はブラインドで入力できます。これは岐阜大学の卒論がワープロに入力しての提出と決められていましたので　卒論自体が相当な文章量ですし　毎日入力して　プリントアウトして担当の先生にみてもらうと　赤ペンで添削されて真っ赤になって突っ返されます。翌日の夕方までに　きっちりと添削された文章に打ち直して　提出すると　本来ならすんなりOKがもらえそうなものですが　やっぱり真っ赤に添削されて突っ返されます。
私は貧乏学生でしたから　勿論ワープロもパソコンも所有していませんでしたので　大学の研究室においてあるパソコンを　卒論作成のために　私専用に貸し出してもらって　そのパソコンに毎日入力を繰り返していました。不器用な私ですが　さすがに毎日毎日数時間パソコンと向かい合っていましたし　時間的な余裕もあまりなかったので　必然的にブラインド入力が身についてしまいました。卒論のパソコン入力と同様に　現在の毎日のブログの入力も　決まりきった作業ですから　辛うじて自分一人で　ブログを更新しています。
パソコンでは　カルテの管理や　確定申告など非常に重要なお仕事もこなしてもらっています。しかし私は　自分一人では　決まりきったカルテの入力作業は出来ますが　そのデーターから例えばワクチンのお知らせ葉書の管理などは全くできません。全て奥様にまかせっきりです。確定申告にしても　私が使い易い会計ソフトの選択から　入力するまでの細々とした条件設定は　全て奥様頼みです。振替伝票を見ながら　実際の数値をひたすら入力するのは　私の役割ですが　ソフトを活用して　決算書を作り出すのも　全て奥様がいなければ　私には何一つ手順を理解も記憶もしていませんから　出来上がりません。
携帯電話も同じような次元の話になります。私は勿論ガラケイを使っています。機種としても　いわゆる年寄り向けの　簡単携帯です。更には　私はメールを殆ど利用したことがありませんでしたから　携帯電話を契約した時点で　携帯のメール契約を外してしまいました。勿論仕事でメールのやり取りはします。他の獣医師さんたちとの連絡や　保健所さんからのインフォメーション、獣医師会からの連絡などで　メールやり取りをしていますが　全てパソコンを利用しています。
大体私の携帯電話の果たすべきお仕事は　病院から外出した時に　急患や問い合わせなどの電話が病院にかかってきたときに　電話をボイスワープで転送するので　転送されてきた電話の受信機として　しか働いていません。私の携帯の番号を　知っていてそこにかけてくる人は殆ど存在しないはずです。残念ながら　私は友達と呼べる人が凄く少ないのもありますが　自宅にいるときは常に受付のカウンターの所に充電器を置いていますから　当然そこに携帯を置きっ放しにします。万が一私の携帯に電話をかけてきたとしても仕事中は受付のカウンターの所に座っていますから　着信できますが　二階に上がっている時間帯に電話されても気づきませんし　勿論応対もできません。
スマホに切り替えた人たちは　やっぱり切り替えてみてよかった　と言い私にも切り替えることを勧めてきますが　サッパリ聞く耳を持ちません。どうせあと数年で病院の仕事を辞めるし　引退してからはそれこそ電話を利用する機会は激減するはずです。パソコンにしても　私が利用できているのは　その持っている能力の百分の一にも満たないと想像していますが　スマホに切り替えても利用率は似たり寄ったりだと思います。ラインやSNSなどを　盛んに活用されている方々が多いみたいですが　私は友達が殆どいませんから　利用できる立場になってしまうと　尚更寂しい人間であることを実感させられそうなので　スマホに切り替えたくないのです。
奥様はコンビニやスーパーで買い物するときなどに　携帯電話でチャリーンと支払っておられますが　奥様にはこんなの常識よと言われてしまいますが　私には一体何がどうなっているのか　見当もつきません。電車にも全然乗りませんから　イコカとかスイカなど勿論持っていませんし使ったこともありません。極たまに利用するときには　昔の様に路線図を見て　料金を確認して　その分の切符を買って改札口に切符を通して　利用しています。よく利用する人にとっては　便利なものかもしれませんが　電車に年に一度乗るか乗らないかの人間には　無縁の存在です。あと数年したら　石垣島に移住するつもりですから　石垣島には確か鉄道はなかったと思いますので　一生無縁の生活でしょう。
私と違って　奥様は頭の回転が凄く早いし　理解力や記憶力についても　私より数段優れておられます。今後の私の生活においても　便利な機械の恩恵に被らねばならないことは少なくないのかもしれませんが　まあそこは奥様を一生大切に大切にしますから　奥様に頼り切って生きていけば　何とか乗り切っていけるだろうと考えています。もうすぐ還暦の私ですから　今更苦手の分野を頑張って克服していこうというような　気持ちはサラサラありません。

例年なら　二月に確定申告の準備が終わってから　直ぐに二月の半ばから四五日の予定で旅行に出かけます。所が二月になってすぐに　常連の飼い主さんから　二～三週間入院するので　犬を二匹預かってほしいと依頼を受けてしまいました。昨年もやはり飼い主さんが手術を受けてリハビリが終わるまで　約三か月間お預かりした方の犬たちなので　お断りが出来ませんでした。今年はずっと簡単な手術なので長くても三週間ぐらいと伺いましたので　二月の十五日からお預かりしています。
プードルとチワワなのですが　二匹ともとても仲良しだし　性格も穏やかでトイレのしつけもきちんとでいていますから　朝夕に運動場につないだ時に排便排尿してくれますから　後はご飯と水をやるだけで　非常に簡単に面倒が見れます。三週間も預かれば　ほぼ旅行にかかる費用は稼げますので　喜んでお預かりしました。三月になりましたから　もうすぐお返しする日の連絡がいただけるはずです。春先の旅行は　ディズニーランドが定番になっている時期が数年続きましたが　伊勢志摩でサミットが行われた年に　奥様がたまたま雑誌で伊勢志摩にある魅力的なホテルを見つけられましたので　ここしばらくは　せっせと伊勢志摩通いをしていました。
伊勢志摩だと　距離的にも程よいと遠さ　と言うか近さでしたので　朝のまだ暗いうちにスタートすれば　伊勢神宮や伊勢水族館に一番乗りが出来てかなり有意義で楽しい旅行が出来ていました。料理民宿のような所に泊まれば　民宿ですから勿論豪華な設備はありませんが　一番高くで豪華な料理の出るコースで宿泊しても　かなりリーズナブルな料金でした。たった二人なのに　刺身の舟盛りが立派過ぎて　さすがに食いしん坊の奥様と私ですが　食べきるのに相当苦労しました。伊勢海老の地元ですから　伊勢海老も刺身から焼き物、その他の料理で一体何匹の伊勢海老を食べたのか　数えきれない位のオンパレードでしたので　二人とも大満足できました。更には最終泊をナガシマスパーランドのホテルナガシマに決めていましたので　スパーランドや菜花の里も満喫出来て　凄く充実した楽しい旅行を締めくくれました。
伊勢旅行が三回ほど続きましたので　さすがに伊勢志摩は今回はやめておこうと言う事になり　それではどこに出かけようかと二人で相談しました。奥様が女性なのに結構お城好きで　改修されて美しくなった姫路城を見てみたいと提案されました。姫路と言えば神戸よりもだいぶ先ですから　かなり遠いイメージがって　これまで一度も訪れたことがありません。ルート検索してみると　勿論高速を使ってですが　二時間弱で到着できることが分りました。お城の開門が九時ですから　余裕を持って六時にスタートすれば　途中で休憩をとってもゆったりと到着できそうです。
姫路城は勿論人気の観光スポットですから　昼過ぎからはかなり混み合ってゆっくりと自分のペースで楽しめないのだそうで　朝一で観光するのがお勧めだそうです。ゆっくりと見るべきポイントを楽しんで普通に回ればほぼ二時間で　姫路城を堪能できるのだそうです。伊勢旅行の時には　小学校の修学旅行以来の伊勢神宮参拝をしましたので　効率よくそしてポイントをもれなく回れるようなコースが紹介してありましたので　道順をメモしてから出かけましたが　姫路城の場合はほぼ一本道みたいなので　そこまでの準備は必要なさそうです。
お昼を姫路でゆっくり過ごそうかとも思いましたが　私たちは欲張りなので　姫路からさらに西に進んで橋を渡り四国に上陸することにしました。四国それも香川県と言えばうどん県として有名ですから　昼過ぎについてうどん屋さんめぐりをすることを計画しています。まだ何軒かうどん屋さんをピックアップしていて　効率よく回れるコースを検討中です。何しろ香川のうどん屋さんは　営業時間が昼間のほんの数時間と言ったお店も珍しくありませんし　平日の昼間でも相当に行列に並ぶことを覚悟しなければならない所も少なくないみたいです。昼過ぎに香川県に到着しますから　昼ごはんと晩御飯と合わせて　三軒位回れたらと考えています。
その夜は高松のビジネスホテルを素泊まりの安い料金で予約しました。朝は無料のサービスでモーニングブッフェがついているのだそうですが　あえてそこは無視して　朝の六時から食べられるうどん屋さんが　歩いて行ける距離にあるのを確認していますので　朝うどんを食べようと思っています。昼に二三時間しか営業しない　高松でも一番の人気のうどん屋さんが十一時から開店しますから　かなり早めについて　一番乗りしてお昼ご飯にしようと考えています。早目につかないと駐車場の台数も限られているみたいなのでコーヒーとスポーツ新聞でも買って　行列の先頭に陣取ろうと思います。
早めにお昼を済ませてから直ぐに徳島の鳴門に向います。丁度時期的に大潮で鳴門の渦潮が見事らしいので　観光船にのって間近に見物しようと思っています。
うずしおをたっぷりと楽しんだら　橋を渡って淡路島に上陸して　料理民宿を予約しましたので　そこでふぐ料理を堪能しようと考えています。その民宿の設定しているコースで一番高い料金のコースを頼みましたから　恐らくフグの白子が嫌と言うほど食べられる事を期待しています。ここまでかなりのハードスケジュールなので　二日目は早目に休んで三日目に備えようと思っています。
さて三日目は　同じ淡路島に貼るウェルネスパークと言うレジャー施設を訪れようと考えています。最初はログハウスの様な小屋に宿泊しようと考えていましたが　生憎丁度こちらの宿泊予定日が予約で埋まってしまっているみたいなので　諦めました。ただこの施設は色んな遊具などが充実していますし　イチゴ狩りなども楽しめるみたいですので　ぜひ訪れてゆっくりしたいと思いました。よく見るとオートキャンプ場があり　一区画が十メートル四方ぐらいで三千数百円で借りれます。各区画に電源や水道などの設備もあるみたいなので　テントを張って宿泊することを考えてみました。
テントは以前に福井の芝政ワールドのオートキャンプ場に宿泊した時に購入したものがあります。勿論小さいけれども何とか奥様の二人並んで眠るぐらいのスペースは確保出来ました。その時も晩御飯は当然バーベキューを予定していました。所がちょうどバーベキューを予定していた夕方だけ　しっかりと雨に降られました。私も奥様もお肉を焼いてお腹いっぱい食べるモードになっていましたので　仕方なく近所の焼肉屋さを訪れて晩御飯にしました。しかし焼肉屋さんを出るころには雨は上がっていました。水はけのよい場所だったので　水は地べたに貯まっていませんでしたから　テントを張って眠りました。なんとか一夜が明けて　朝になると奇麗に晴れあがっていましたので　テーブルを広げて準備して　凄く気持ちのいい朝ごはんを頂けました。結局楽しみにしていたバーベキューだけが出来なかったのが　とても残念でした。
今回も当然屋外でテントを張っての宿泊ですから　先ずはお天気が心配されます。そして季節がまだ早春ですから　淡路島の南端とはいえ　寒さが相当に心配されますが　それなりに準備していけば何とかなるでしょう。最終日は神戸に戻って来て奥様が前々から行きたがっていた布引ハーブ園に立ち寄ろうと考えています。三月半ばですから花壇が花盛りの訳はないと思いますが　結構な広さの温室もあるみたいなので　そこそこ楽しめることを期待しています。神戸はNHKの朝ドラ「べっぴん」の舞台ですから　何かそれにちなんだ催しものでもあればなおさら嬉しいです。
以上の様に　今年は三泊四日の予定で　旅行のスケジュールを立てています。貧乏性なので　いつもいつも目いっぱいに予定を詰め込んで　帰りの車の中では疲れ果ててしまっていますが　それだけ充実して楽しい旅行になりそうなので　お天気に恵まれる事だけを心から祈っています。