Dr.喜作のブログ

2013年7月 の記事一覧

  • 7月21日 投票に行ってきました

     本日は参院選の投票日で 朝一で近所の小学校へ行ってきました。結局今回の選挙運動中に 一度も選挙カーと遭遇しませんでした。昨日大阪市内で働く知人からの情報によると大阪市内でも極稀にしか見かけないという事だったので 枚方の片田舎であるうちの近所で見かけないのは当然かもしれません。それにしても 今回ほど選挙活動が目立たなかった国政選挙は初めてだと思います。所々にある 選挙ポスターの掲示版ぐらいしか 選挙期間中であることを思い出させてくれませんでした。いつもなら テレビやラジオで各政党のコマーシャルや政見放送としばしば遭遇しましたが。今回は殆ど印象に残っていません。今回から解禁されたインターネットによる選挙運動も 私のアクセスの仕方が悪かったからなのかもしれません上手くコンタクトできませんでした。 
     私はそれほど政治に興味を持っているわけではありませんが 投票には必ず行くのでそれほど無関心でもないと思っています。この私が 選挙に盛り上がりを感じなかったのだから たぶん投票率は相当低いと思います。先日の日記にも書きましたが 前々回の衆院選で民主党が大勝した時、自民党の得票数は若干減少気味、民主党の得票数は浮動票が殆ど流れ込み爆発的に増加した結果 民主党の歴史的大勝でした。それが前回の衆院選では民主党の余りにも不甲斐無い為体に 前回の選挙で大勝に導いた浮動票層が全くまとまらず得票数が半減 自民党が微妙に増加した結果 自民の大勝になりました。即ち自民党を支持する人が急増したわけでは決してないのです。
     そして、ちゃっかり選挙の直前に自民党総裁になった安倍ちゃんが この選挙に大勝したのは全て自分の功績だ とでも言うかのように大きな顔をして政権についたこと自体が非常に不愉快でした。自民党が野党だったころ総裁として頑張っていた谷垣さんは今頃どこで何をされているのでしょうか?安倍ちゃんといえば 前回政権についた時 失敗を重ねて政権を投げ出してコソコソと逃げ出した事をなぜ国民の皆さんはすっかり忘れて また期待しようと思えるのかも 不思議です。アベノミクス等と実態の伴わない 表面的な経済政策で さも日本のピンチを救ったのは私だ、というような顔をされても、「取りあえず頑張ったね」の一言もかける気にはなりません。勿論、それまでの政権もやりたくてできなかった円安への誘導を実現したことは評価します。その結果とりあえずは自動車などの輸出産業は業績を回復して、結構なことです。ただ、円の価値が下がったわけだから 日本の所有するすべての財産の価値も2割がた目減りしたわけで 客観的に判断すれば決して喜べる状況ではないと思います。ドイツではマルクが高くなると 勿論輸出産業は苦しくなるけれど、とりあえず自分たちの財産の評価が上がったことを喜んでお祝いするそうです。日本人も もっとグローバルなものの考え方を取り入れるべきではないかと思います。
     まあ、私一人がどんなにぼやいても 選挙の結果は自民党の一人勝ちになるだろうと思います。衆参のねじれが解消されれば 国会決議がスムーズにいくようになるでしょうからますます自民党が暴走するでしょうが 国民がその道を選択したのだから しょうがないと思います。消費税なんかもいきなり10%にするのは国民の反発をかうから8%を経由するみたいですが、かえって計算がややこしいので いきなり10%に私個人としてはして欲しい位です。いずれにしても明日の朝には国民がどのような選択をしたのか判明するわけで 憲法改正問題やTPP問題についても自民党が大勝すれば 錦の御旗を手に入れたかのように暴走することだけは覚悟する必要があると思います。

  • 7月20日 スマホについて思う事

     私はコンピュータなどのいわゆる文明の利器の扱いが苦手です。今日初めて知人のスマホを借りて 自分のホームページを見てみました。勿論スマホ自体殆ど初めて触るので 画面の移動や拡大、縮小が要領よく操作できるわけもなくて とてもホームページの内容を読み取ることはできませんでした。試しに日記の文章を読んでみましたが、視力が落ちているのでかなり大きめの字になるまで拡大しなければならず、その文沢山画面をスクロールしなければなりません。文章を読んでその内容を理解するよりも 画面を移動する操作にかなりの注意力を持って行かれるので さっぱり内容が頭に入ってきませんでした。私はメールのやりとりを携帯ではしたくないので、持っている携帯電話はメール機能を契約していません。勿論、パソコンでの大きな画面でのメールのやりとりはありますが 携帯の小さな画面で文章を読む習慣が全く無いので スマホの携帯電話よりも多少大きな画面でも 長い文章を読む気にはサラサラなりません。スマホを使いこなしておられる方々には別に問題視するほどの事ではないのかもしれませんけれど。
     ほんの少しだけスマホとコンタクトを持ちましたが スマホを使いこなしておられる人はよく「もう絶対携帯電話には戻れない」と仰いますがその気持ちが残念ながら全く理解できませんでした。もう少し大きな画面のアイパッドやタブレット、アンドロイドの類なら将来的には手を出してみようかと思わないでもありませんが 今後一層視力が衰えることを考慮すると私は一生スマホとは縁が無いでしょう。
     テレビのニュースで 新しいコンピューターのOSや画期的な商品が発売になるとき お店の前で徹夜で行列を作って 一刻も早く新商品を入手して 新しいアイテムを使いこなしたい人たちが 放映されます。人気の商品だと行列に並ばないと 売り切れてしまって当分入手困難になるからだそうですが 一か月後には ごく普通に店頭に展示してあります。新製品の新しい機能を一刻も早く使いこなせないと 大きな不利益が発生するのなら 行列を作るのもわかりますが ほとんどの人にはそれほど差し迫った事情はないと思います。私には行列を作る人たちの気持ちが全く理解できません。
     大学時代の囲碁部の友人は 週刊少年ジャンプが一般的な本屋さんの発売日よりも一日早く購入できる本屋さんが結構遠方にあり 毎週バスに乗って買いに行っていたのを不思議に思っていました。連載されている漫画の続きをを少しでも早く読みたい気持ちは分からなくもありませんが どこで買って読んでも週に一回しか新しい内容は供給されないのだから わざわざバス賃まで使って、結構な時間まで無駄にしている行動が理解できませんでした。囲碁の腕前は有段者で 凄く論理的な思考に優れた学生でしたので尚更なぜそんな行動をとるのか分かりませんでした。
     私のうちでは子供の頃からカラーテレビ等の電化製品を購入する時期は世間一般よりも遅めでした。最新の商品が出た直後に一つ古いタイプの製品をえらびその分値段が割安になっているのでかなりグレードの高い商品を父親が購入していました。私が最新の商品に魅力を感じないのは 父親の買い物の仕方が一貫していて 合理的で賢いやり方だと思ったからかもしれません。どっちみち電化製品なんて 新しい機能を小出しにしながら 常に新製品を販売して消費者の購買意欲を駆り立てているのだから 現在の新製品も 半年先には旧製品になっているのです。日本の家電製品は寿命が長くて どうせ何時かは旧製品になるのだから 割安の旧製品のグレードの高いものを購入するほうが 賢い消費者と言えるのではないでしょうか。
     私は 小さい頃からよく父親に引っ叩かれて教育されました。勿論、私が妹をいじめたり 自分の悪事を誤魔化すために嘘をついたりして引っ叩かれても当然のことをした時に限られます・だから、父親に対して反発はしましたが 嫌いではありませんでした。結構尊敬もしていたのだと思います。というわけで、買い物する時の商品の選び方なども影響を受けているのだと思います。これからも買い物をするときに 新製品に飛びつくようなことは 絶対にないだろうとと思います。 

  • 7月19日 子供の夏休み

     小学生、中学生は本日が終業式で明日から待望の夏休みが始まります。今日は終業式だけなので昼前に子供たちが凄く嬉しそうに帰宅していきます。うちの病院は通学路にあるので沢山の小学生、中学生が賑やかに笑顔で通っていきます。私は休みが週に一回水曜日だけだし、ゴールデンウィークもお盆も休まず診療しているし、正月こそ稼ぎ時と普段以上に頑張るので、40日+αの連休なんて羨ましい限りです。まあ私だって子供だったわけだし、子供の頃には同様に休みをもらっていたので、目の前の子どもを妬んでも仕方がないのは分かっていますが、やっぱり羨ましいです。
     恐らく本日の子供たちは夏休みが永遠に続く様な気持でいるでしょう。でも必ず夏休みにも終わりが来るのです。今年は9月1日が日曜日なので9月2日の始業式は必ずあっという間にやってきます。その時の子供たちのがっかりとした辛そうな顔を見ると、別に自分が得をするわけでもないのにちょっとスッとします。本当に私は器の小さな人間だと実感します。
     私の次の長期休暇は、恐らく仕事をリタイヤしてからの事になります。老後に不安のないだけの貯蓄が出来たら、とっとと病院をたたもうと思っています。老後は、前にも書いたけれど南の島、多分石垣島でのんびりとするつもりです。のんびりする、と言ってもわざわざ南の島に出かけていくのだから、縁側で日向ぼっこをするつもりはありません。税金対策もかねてペンションを始めるつもりで、中古の小型で扱いやすいクルーザーくらいは購入するつもりです。勿論その前に船舶の免許も取得するつもりです。南の海の大きな魚をトローリング三昧の日々にしたいです。だからあまり年を取って体が思い通りに動かなくなってからでは手遅れになるので、できるだけ早めにリタイヤしたいと思ってい ます。そうしたら毎日が日曜日の生活を奥様と仲良く満喫したいと楽しみにしています。

  • 7月18日 注文し忘れていた薬

     少し前の日記で私は提出期限ぎりぎりにならないと、なかなか行動できないことを書きましたが、薬の注文についても同様の傾向があります。10本入りの薬ならなら最後の一本を開封する時に、5袋入りなら最後の袋を開封する時に注文するのが普通でしょう。私も勿論、普通の行動を取ろうとしているつもりなのですが、現在使っている一本が残り半分くらいになっているのを見て、ふと不安になり残りの本数を確認すると案の定その薬が最後の一本でした。あわてて注文しましたが、その薬が麻酔をかけるときにその導入に使う大切な薬で、めんどくさいことに麻薬扱いの薬なのです。
     昔は、普通薬の扱いでしたが、何処かの馬鹿野郎が玩具代わりにして遊んでくれたおかげで、麻薬扱いになってしまったのです。麻薬を扱うには扱うための免許証を取らなければならず、その免許の継続の手続きが結構面倒なのです。おまけに麻薬なので、麻薬金庫を設置して、その保管状況を時々お役所がチェックに来るという鬱陶しさまで加わります。
     その薬を使わなくても麻酔をかけることはできないことはありませんが、麻酔のかけ始めというのは非常にデリケートで注意しないと命に関わる状況なので、使い慣れた薬しか使いたくありません。それで仕方なく、麻薬に指定されているこの薬を使います。
     あわてて注文してなんとか在庫の無くならないうちに届きそうなのでホッとしましたが。このようなミスは場合によっては病院として致命傷になることもありますから、大いに反省して今後繰り返さないように肝に銘じました。
     薬と同様に治療のためのフードがきちんとストックされているかを確認しましたが、こちらもやはり注文し忘れている種類が見つかりました。これらのフードは用途や内容量の違いにより沢山の種類があります。このようなフードは定期的に購入されますので、わざわざ来られた飼い主さんに無駄足を踏ませないように、在庫管理もしっかりとしなくては、と思いました。
     このような注文し忘れを年齢や暑さの為と片づけるのは簡単ですが、私の父親はもうすぐ米寿を迎えますが 今でもすごくしっかりしています。仕事が中小企業の営業担当の役員だったので仕入れから在庫管理、出庫までのスペシャリストだったみたいです。
     ただ、父は食料品に関して何でもかんでも冷凍庫に放り込み過ぎるのが 欠点です。母親の実家が福岡県の八女なので、毎年新茶の季節になると、かなり上等の新茶をどっさりと送ってもらいます。父一人ではとても飲みきれないぐらい沢山です。母の実家は観光バスが立ち寄るぐらいの大きな菓子屋なので昔から気前が良すぎるのです。私も実家に帰った時にお裾分けされますが、それでもさばききれず 昔気質のもったいない精神で余ったものを捨てることができず 平成何年分の新茶と明記されきちんと整理されて冷凍庫に並んでいます。新茶なんてその時に飲まなければ意味がないのに、どんどん貯まっていっています。その他にももらい物の結構上等な食品が冷凍庫に勿論きちんと整理されてかなり長い事眠っています。父は冷凍すれば半永久的に保存されると勘違いしていますが、冷凍状態でも食品の鮮度と味はどんどん低下していっているのです。
     一度冷凍庫の食品の在庫処分をしなければと思っていますが、なかなか実現できません。なんとか今年の夏のうちに処分すべきものは処分して、食べられるものはその場で調理して食べてしまうようなことを実行しようと思っています。

  • 7月17日 祇園祭 山鉾巡行の日

     京都では祇園祭のメインイベント 山鉾の巡行が無事行われたみたいです。昔、立命館大学に通っていたころ、宵山に一度出かけてみました。その頃仲の良かった女の子といったのだけれど 兎に角人が多いのと、蒸し暑いのとで凄く疲れたのしか覚えていません。山鉾については一つ一つが素晴らしい美術工芸品なのでしょうが、その謂れや時代背景を多少なりとも勉強しておかなければ予備知識なしに眺めても、もともと美術方面に全く興味のない人間からすれば 退屈な限りでした。
     山鉾を鑑賞するよりも、凄い人ごみの中、彼女とはぐれないために手を繋ごうかとも思いましたが、汗かきの私は緊張して手に脂汗をかいていたので肩に手をまわしました。こちらとしてはかなり大胆に二人の距離を縮めたつもりで 拒否されないかとドキドキしていましたが、彼女の方は全然平気なようだったので、人が少なくなってからもずっと肩を抱いていました。
     そこそこの時間になり大学の近所の彼女の下宿に送っていくことになりましたが、そこまで移動するバスが通勤ラッシュ並みに込み合っていたので殆ど彼女と抱き合うような形でくっついていました。バス停でおりてから 彼女の下宿へ向かうはずだったけれど、もう少し一緒にいたかったので深夜の大学めぐりにダメもとで誘ってみました。案外あっさりとOKしてくれました。その頃は大学も警備が厳しくなかったみたいで、各校舎には簡単に出入りできました。屋上から夜景を眺めるつもりで屋上に上がってみました。勿論他に誰もいなくて二人きりでした。祭りの最中を思い出してまた、肩を抱き寄せました。さすがに彼女も少し緊張したみたいでしたがこちらは緊張マックス状態だったので、少し 強引にベンチに座りバスの中みたいに抱き合いました。お互いにかなり汗びっしょりかいたあどでしたが そんなこと全く気にする余裕もなくて朝まで非常に楽しい時間が過ぎました。朝になって気づいたのはお互いに結構蚊に刺されていてかきむしったので赤くなっていました。
     山鉾巡行の日の思い出と言えば もうすでに大学は夏休みに入っていたので、たまにはサークル(混声合唱団)の部室に遊びに行ってみようと出かけた日が たまたま巡行の日だったみたいで京阪三条駅を降りたところから とんでもない人ごみでした。当然いつも乗る路線バスも運休していたので 20分近く夏の暑い日に大学まで歩かされました。祇園祭は京都三大祭りの一つであり、日本を代表する祭りのメインイベントなので 全国からわざわざ見物にお越しの観光客もすくなくありませんが 祭りに興味のない人間からすれば 人ごみしか見えなくて歩きにくくて至極迷惑に感じました。せっかく日本有数の観光地京都から高速を使えば車で30分かからないところにすんでいるので 来年からはもう少し 京都に興味を持ってみようと思いました。不確定な情報ですが 来年からは山鉾巡行が前祭りと後祭りの二日に分かれて行われる可能性があるそうです。

  • 7月16日 ラジオや新聞の交通取締情報

     ラジオや新聞で「本日どこそこでどんな取締りをします。」という警察による交通取り締まりの情報が流されますがこれはどういう意味合いのものなのでしょうか?
     これは私は、毎日どこかでいろんな形で交通取り締まりが行われていますから、「皆さん常に安全運転を心がけましょう」という警察からの心温まるメッセージなのではないかと思っていました。所が調べてみると、これはどうも警察からのそのような思いやりからくる情報公開ではなくて、「情報を公開してあるわけだから、もし取締りに引っかかった時には 情状酌量の余地はないぞ」という意味合いのものなのだそうです。
     私も昨年、速度超過違反で切符を切られました。午前中のトリミングの子を送り届けて、入院している犬の飼い主さんを訪ねる途中でした。順調ならその日に退院させる予定でしたが、こちらの期待通りに回復してくれず、入院を延長することを飼い主さんに告げるために向かっていました。お年寄りで凄く心配性な方だったので、どのように現状を説明しようかと頭を悩ませながらの運転でした。普段なら結構込み合う道で私は車間距離を十分にとる運転が染みついているので、私の前に車が走っていれば速度超過をすることは殆どありません。たまたますいていて前後に全く車がいなかった状況と飼い主さんへの説明を考えるのに集中してしまった為にうっかりと19キロオーバーしてしまいました。捕まったところの少し前に橋があり、恐らくそこでパトカーが待ち構えていたのだと思います。走っていると後ろからマイクで呼びかけられて、はっとした時には手遅れでした。警官との不愉快な会話がしばらく続き、罰金と減点が言い渡されました。こちらの不注意だから反論のしようがなく、一方的に言いたいことを言われて、さっさと終わらせたいので頭を下げるよりありませんでした。
     まあ、人身事故でも起こして他人に迷惑をかけたわけではないので それからは前後に車がいないときこそ速度に注意するようになりましたから、罰金は授業料と思わざるをえません。仕事柄、車の運転は毎日必ずしていますから、くれぐれも違反や事故の無い運転を心がけようと奥様とよく話し合っております。

  • 7月15日 フレンチブルドックのシャンプー

     今日はトリミングでフレンチブルドックの子がやってきました。ブルドックと言えばよく漫画やアニメーションで悪役の代名詞みたいな役回りで登場します。私も最初は、イメージとして強面の悪党みたいな犬なのかと思っていました。所が実際に接してみると凄く愛嬌があって性格的には非常に人懐こくて、凄くチャーミングな犬だと認識を改めて、凄く好きになりました。
     ただ落ち着きが全くなくて、常にガハガハと呼吸音が大きくて、ほんのひと時もじっとしていません。だから、一時的に預かって接するのにはとても可愛いけれど、毎日毎日ずっと一緒にいる犬としては、かなりめんどくさい種類のように思います。寂しがりで常に犬にかまってほしい人には最適の犬かもしれません。
     せっかくだから私の好きな犬種と嫌いな、というか苦手な犬種をあげておきます。好きな犬種第三位は、ミニチュアダックスです。性格が穏やかな子が多いし、もともと猟犬なので躾がしやすいと思います。胴長短足なところも親近感を感じます。第二位はトイプードルです。この種類も性格が穏やかでよほど躾を間違わなければ、扱いやすい犬に成長すると思います。ただし今はやりのテディベアーカットはあまり好きじゃありません。最近少なくなりましたが昔からのオーソドックスなプードルカットの方が好みです。第一位はシーズーです。子犬はどの犬種も可愛いものですが、シーズーの子犬は特に可愛らしく感じます。一番好きな犬種なので 母親が「犬を飼いたい」とリクエストした時に、プレゼ ントとしてシーズーの子犬を贈りました。母親によくなついて 晩年は寝たきりの母親を凄く癒してくれたと思います。
     逆に嫌いな、というよりも扱いが苦手な犬種をあげます。第三位はポメラニアンです。性格が神経質で怖がりな子が多いので、私たち獣医師が診察台で触ろうとすると、噛みつく気満々の子が多いように思います。第二位は柴犬です。この種類は賢そうな顔をしているので 獣医師になる前には好きな犬種として挙げていました。しかしすごく怖がりな子が多くて、体に触れようとするだけで暴れて診察が難しい子が多いので扱い辛いです。扱いにくい犬種の第一位はチワワです。テレビコマーシャルの影響で人気が出たために飼われる方が増えてしまい苦労しています。犬の中で一番小さな種類のため、当然ですが一番弱くて一番怖がりな種類です。怖がりなため、診察する時によく暴れてくれます。体格が凄く華奢なのであまり強く保定すると骨折や脱臼が心配されて扱い辛い事この上ありません。だから第一位になってしまいました。勿論これらの種類でも人懐こくて凄く扱いやすい子も少なからずいます。でも獣医さんに聞いたら扱い辛い犬種としてこの三つはまず挙げられると思います。もし、この日記を読んで飼う犬種を決めようとされるなら絶対に私の好きな種類からお選びになる事をおすすめします。十数年一緒に暮らすパートナーですから是非賢くて、躾け易い種類を選択してください。

  • 7月14日 穏やかな連休の中日

     本日は、明日「海の日」を含めた3連休の真ん中の日です。こういう日はあまり急患とかも来ないので、ホテルで預かっている子たちは賑やかだけど、穏やかに時間が流れていきます。午前中の患者さんはワクチンやフィラリア等の予防の方ばかりでのんびりと出来ました。これが明日、連休の最終日になると旅行から戻ったらペットが体調を崩しているのに気付かれる方が多くて、特に夕方からは急患が多くなる傾向にあります。
     参院選の投票日一週間前ですが、選挙カーからの「○○をよろしくお願いします」という声をきいたことがありません。まさか今回の選挙から選挙カーの使用を禁じられたなんてことは無いですよね。テレビのチャンネルを回していてもあまり政見放送と出くわしません。今回からインターネットによる選挙運動が認められたそうですが、毎日、インターネットはチェックしていますがそれほどインパクトを感じません。たまに選挙公約のページに入ってみても 文字で表現されているだけでは、どの党を見てもあまり変わり映えがしなくて隅々まで読む気も起りません。動画のページももちろんあるのだろうけれど、そこをわざわざ探してまで見る程に、今回の選挙に興味がわきません。
     ただ、どんなに興味のわかない選挙でも必ず投票には出かけます。せっかく選挙権を頂いているのだから、投票に行くのは国民としての義務だと思います。前回の衆院選挙では自民党が大勝して 民主党が大敗しましたが、冷静に分析すると得票数だけを比較するなら、自民党が票数を大幅に増やしたわけではありませんでした。ただ民主党の得票数が激減したために結果として自民の大幅増、民主の大幅減になったわけです。つまり、いわゆる浮動票が 民主党に集中したか、殆ど流れなかったかの違いで、選挙結果が天と地ほどにひっくり返ったわけです。
     浮動票の皆さん、つまり気分次第で投票に行くか行かないかを決めて、投票する政党もその時の雰囲気で決める方たちは、もっと自分たちの力を自覚するべきです。あなたたちの動向で日本の将来は確実に左右できるのです。
     私は一つ目の大学が立命館でした。学生運動は少し下火になっていましたが、大学内ではいわゆる「民青」の勢力が強くて、かなり左に傾いた雰囲気でした。私はそんな空気に反発して当時は共産党が大嫌いでした。
     でも大学を卒業して一時的に社会人になった頃から、多少は政治に興味を持つようになり各政党の主張を比較検討していくと、共産党が一番主張にブレがなくて、解りやすく筋が通っているように感じてもっぱら共産党に投票してきました。今回の選挙では原発への取り組み方では納得できませんが、結局は共産党に投票すると思います。 
     私は、性格的にかなり天邪鬼なんだと思いますが、圧倒的に強い力に対して無条件に反発します。子供の頃から9連覇しているジャイアンツは大嫌いだったし、子供だから政治の事なんか何にもわからなかったけれど、なんとなく自民党には嫌悪感を持っていました。最近でいうと不動のセンター前田敦子や生駒里奈は大嫌いでした。AKBには他にも嫌いなメンバーがたくさんいますが、乃木坂では嫌いなメンバーは生駒だけであとの一期生はみんなそれぞれに個性があって大好きです。勿論、かずみんだけは断トツで好きですが。
     ちなみにAKBのメンバーには何度自己紹介を見ても名前と顔が一致しないメンバーがかなりいるけれど、乃木坂はアンダーメンバーも含めて一期生全てなまえと顔が一致するばかりではなくて、ニックネームもついている子の分は分かると思います。二期生については見る機会が少ないので、名前のわからない子が残念ながら若干名います。つまり、AKBよりも乃木坂の方が圧倒的に可愛いくてチャーミングな女の子が多いから印象に残っているのだと思います。もっともっと乃木坂の認知度が上がって、なんとか今年の紅白に出場してほしいです。
    わけの分からん結末になりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。 

  • 7月13日 散髪をしてもらった

     髪が伸びて大分暑苦しくなったので、奥様に散髪をしてもらいました。以前は勿論散髪屋さんに通っていましたが、奥様が犬のカットの技術を習得されてからは、私もついでにカットしてもらっています。恐らく、プロの理容師さんに刈ってもらった方が多少はかっこよくなるのでしょうが、55歳の爺になった私には奥様のカットで十分だと思っていて、死ぬまでずっと奥様にカットを依頼するつもりです。
     昼のトリミングの送り迎えや銀行への用事を済ませてから 処置室ですっぽんぽんになります。髪の毛を水で濡らしてカットしていただく準備をすると、奥様が研ぎに出す前の一番切れ味の落ちた鋏で「頭がでかすぎる」だの「気づいていないらしいが、すでにテッペン禿げだ」などと文句を言いながら私の髪をカットします。私の髪は犬よりも固くてすぐに鋏の切れ味が落ちるので既に切れ味の落ちた鋏を用いるのだそうです。
     約10分間でカットが完成します。その後すぐに二階のお風呂に飛び込み頭を洗います。入浴時間を入れても約30分間で終了します。この短時間で終了するのも奥様のカットの魅力の一つです。散髪屋さんに出かけて、カットが終わり戻ってくるまで殆どの場合2時間ぐらいはかかります。それに散髪料金もばかになりません。年に5~6回としても1万数千円の節約になります。それだけあれば、奥様と何かおいしいものを食べに出かけられます。
     そういえば、美容室と理容室の違いを皆さんはご存知でしょうか。勿論美容室が女性、理容室が男性のお客さんが主であることは常識ですが、子供さんなら女の子が理容室でお父さんと一緒にカットしてもらうこともありますし、成人女性が顔剃りを希望して理容室に来られるケースも珍しくはないそうです。私が二十歳のころ貧乏大学生で、美容室でカットだけしてもらうと1500円で理容室で散髪してもらうと2000円かかるので、貧しい若者が美容室のお世話になる場合もあります。
     まず美容室と理容室の決定的な違いは洗髪のタイミングと姿勢です。美容室ではまず仰向けになって洗髪してから諸々の作業が始まります。理容室では散髪が9割がた終わった段階で下向きの姿勢で洗髪します。美容室が仰向けで洗髪するのは、女性のお化粧が崩れないためだと思われます。最初に洗髪するのはその後の作業がスムーズに進ませるためだと思います。ちなみに犬の場合もまずシャンプーをしてからはじまります。
     理容室では殆どカットが終わってから、髪のきれぱっしを洗い流すために殆ど最後の段階で洗髪するのだと思います。男性は髭を剃るのでその時に残った石鹸を洗い流すために最後に顔を洗うためもあって下向きで洗髪するのではないでしょうか。
     もう一つ美容師さんと理容師さんの決定的な違いは法律で決まっていることですが美容師さんはカミソリを扱えないことです。ですから顔剃りを希望される女性がわざわざ理容室を利用されるのです。まったくどこでも役に立ちそうにない豆知識でした。無駄な文章を書いてしまい、申し訳ありません。 

  • 7月12日 不二家のケーキバイキング

    昼から暇だったので、以前から一度行ってみようと奥様と相談していた不二家のケーキバイキングに行って参りました。私はお酒が全然ダメな分甘いものはかなり大丈夫です。一人1380円で60分間ケーキ食べ放題、ソフトドリンク飲み放題でした。300円前後のケーキ3個とアイスティー、アイスコーヒー一杯ずつくらいでほぼ元が取れます。
     一回にケーキ二個がお皿に盛り付けられて渡され、その分が食べ終わると、またお皿を持ってケーキを貰いに行くシステムです。奥様と種類が重ならないようにチョイスして、一個のケーキを半分ずつ食べてできるだけ多くの種類を味わえるようにしながら食べ進みました。すぐに全種類を食べられると思っていましたが、予想していたよりも食べ放題のケーキの種類が多くて、とても全種類は食べきれませんでした。60分という時間は食べ放題の時間設定としては短い方だと思いますが、ケーキばかりを食べていると、さすがにケーキ好きの奥様も大食漢の私も45分過ぎた頃からホークがすすみませんでした。だから60分という設定は適当なのだと思いました。
     甘党の二人ですから、これまでにもケーキバイキングには何度も出かけていますが、不二家のケーキはバラエティーに富んでいて、甘すぎず口当たりの良い味で、奥様も私もすこぶる高評価でした。二人ともそのうちにまた行こうと、意見が一致しました。
      お店が不二家のレストランですから、当然小さい子供さんがたくさんいました。子供がたくさんいるとギャーギャー泣きわめいたり、走り回ったりして、別に子供嫌いではありませんが不愉快な思いをする場合も多いのですが、お母さんの躾がよいのかどの子もかしこく静かに食べたり飲んだりしていてくれたのでたすかりました。当然たくさんの人が楽しく飲み食いしているわけだから、ある程度ざわざわしていましたが、結構人数のいる子供たちが殆ど騒いでいなかったので、もし一人でも騒ぎ出すと目立ってしまいお母さんがすぐに静かにさせていた結果だと思います。
     私は、ディズニーランドが大好きで何度も旅行に行っていますが、泊まるのは殆どホテルオークラです。オフィシャルホテルは全部宿泊しましたが、オークラが一番静かで落ち着けるからです。特に違いが出るのが朝食の時のレストランです。ディズニーランドに来ているのだから、子供のテンションがマックスになるのは仕方のないことだと思います。でも、オークラのレストランではもし一人の子供が大きな声で騒ごうものなら、親がすぐに注意する声がレストランに響き渡るくらい静かな雰囲気です。ほかのオフィシャルホテルでは、特に一番うるさかったのがサンルートだと記憶しますが、そこかしこで子供たちが喚き散らしながら走り回っているので親も注意なんてしないでほったらかしです。あまりにうるさくて全く落ち着いて朝食を食べられませんでした。
     オークラとサンルートでは、ホテルとしての格が違うのもあるかもしれませんが、別にオークラに泊まっているお客さんの方が上等の人間とは思いません。ただオークラではテンションのあがった子供でも静かにするのが当たり前、サンルートでは子供が喚き散らすのが当たり前、ともともとの雰囲気が全く違うのは厳然たる事実です。料金や部屋のグレードからいっても上手に探せばオークラで結構リーズナブルに宿泊できるので、今後もディズニーランドに行くときはオークラに泊まるだろうと思います。