Dr.喜作のブログ

2014年1月 の記事一覧

  • 1月11日 十日戎の残り福に出かけました

     動物病院という仕事柄 あまり大っぴらに商売繁盛をお願いするのはペットの病気やけがを待ち望んでいるようで申し訳ないのだけれど 私たちも生活が懸かっていますのである程度は儲けさせて頂かないと生きていけません。なのでいつも残り福の日に病院を閉めてから こっそりと交野の住吉神社まで出かけます。一昨年までは福笹に小槌や俵などの飾りをぶら下げていましたが 昨年何時もの時間に出かけたのですが福笹にぶら下げる縁起物がほとんど売り切れてしまっていたので お金をかき集める熊手に縁起物を飾り付けたものを購入しました。定価で一万円もする結構大きな熊手でしたが もう終い際だったので半額にまけてもらいました。おまけに一億円札をぶら下げてもらい医局の壁に飾りつけました。普通は高い所での作業なので 男性がするものかもしれませんが 我が家では奥様の方が遥に私よりも手先が器用なので背の低い奥様が担当されます。

     今年も昨年と同じタイミングで住吉神社に到着しましたが やはり昨年と同様に縁起物がほとんど売り切れていました。それで仕方なくまた熊手を買った売り場に行きました。昨年がかき集める熊手だったので 今年はかき集めたお金を掬う箕にしようかとも思いましたが 手頃な価格で熊手に箕がセットになっているものがありましたので 購入しました。価格はやはり定価が一万円でしたが 昨年半額にしてもらったことを告げると 簡単に半額にしてくれました。私はいつも残り福の終い際にしか行かないので分かりませんが もっと早い時間帯なら定価販売されているのでしょうか。それとも値切って割り引いてが常識でいつ行っても半額ぐらいにしてもらえるのでしょうか。一度早い時間帯に出かけて確認してみましょう。

     帰り道でスーパー万代によって買い物をしていたら 電話がかかってきて 犬とボール遊びをしていたらボールが目に直撃して晴れ上がってきたので直ぐに診察してほしいとの事でした。早速戎様のご利益かもしれませんので喜んで診察させてもらいました。目のはれたワンちゃんには申し訳ないですが有難く診察して治療させていただきました。

  • 1月10日 久し振りにパンを食べました

     私は朝食は和食党です。みそ汁と生卵と焼海苔さえあれば十分です。そこにめんたいこか塩鮭でもついていたら十分にご馳走です。昔は納豆もよく食べたものですが 今は心臓の治療薬ワーファリンを飲んでいるので納豆は食べられません。別に納豆はそれほど好物ではないので 食べられなくてもそれほど辛くはありません。ワーファリンと同様に血をサラサラにして血管に詰まりにくくする薬で 納豆を食べてもOKの薬が開発されていますが 新薬なので薬価が高く 毎日の薬代が跳ね上がるそうです。もう少し辛抱すれば 薬価が下がりそうなのでそれまでは納豆を辛抱です。納豆を解禁されたら多分一週間ぐらいは毎日納豆三昧の生活をすると思います。

     そんな和食党の私ですから別にパンは食べなくても全然平気なのですが 今年になって一度もパンを食べていないので さすがにコーヒーも飲みたくなりパンを食べてみました。調理パンを買ってきてそのまま食してもよかったのですが、今年初めてなので 食パンをトーストして サイホンでコーヒーを立てました。サイホンを使うのも久しぶりだったので アルコールランプのアルコールが残り少なかったけれど辛うじて間に合いました。ハムエッグを焼いて添えてみました。本来なら生野菜のサラダ位あれば栄養のバランスも良かったのでしょうが しなびてしまったレタスしかなかったので諦めました。

     久しぶりに食べたパンは意外に美味しかったです。毎日は嫌だけれどたまにはパン食もいいと感じました。以前はお気に入りの喫茶店が近所にあったのでちょくちょく通っていてたまにモーニングサービスでトーストを食べていましたが 近頃その習慣がなくなったので コーヒーもあまり飲まなくなりました。

     私の母の実家が大きな菓子屋であり羊羹や和菓子を作っています。八女茶の産地でもありそちらから100g千円以上する上等のお茶がいくらでも送ってもらえます。それで子供の頃から上等の日本茶を飲み慣れていたので 小さい頃から日本茶が大好きでした。たまに友達の家で日本茶を御馳走になると凄く不味く感じたのは 当然かもしれません。私が朝食に和食を好むのも日本茶と関係があるのかもしれません。

     ちなみに子供の頃に母の実家から羊羹も頻繁に送ってもらえましたが 八女茶の特産地なので 全て緑色の茶羊羹でした。勿論それなりに十分美味しかったのでしょうが 羊羹と言えば緑色のお茶の味のする食べ物というイメージで はっきり言って嫌いでした。大人になって小倉羊羹や栗羊羹等の茶色の羊羹を食べて 感動したのを覚えています。

     コーヒーをサイホンで立てるのは美味しいのですが後始末が面倒なのでふだんはどうしてもインスタントコーヒーになってしまいますが 今はスティックタイプでミルクや砂糖まで入っていて 手軽でかなり安い価格で販売しているので仕事中に飲む分としては十分に美味しくいただけます。病院の医局には同じような紅茶やココアのスティックもあるしカップスープの素もあるし勿論日本茶も茶殻を捨てるのが面倒なので奥様がティーバック用のバックにおちゃっぱを入れてくれていますので日本茶も飲みます。

     お湯は以前はポットで沸かしていましたが 現在はT-falのすぐにお湯が沸くタイプを使っていますのでカップ一杯分ぐらいの量なら カップに飲み物を用意しているうちに沸騰しますから 電気代をかなり節約できていると思います。

     私は暑い時期には冷たい麦茶さえあれば他の飲み物は欲しくありませんが 寒い時期にはどうしても熱い飲み物を飲みたくなるのでいろんな種類の飲み物を飲んでしまいます。ただ私は血糖値に気をつけねばなりませんので 砂糖の入っている飲み物には要注意です。本当に年をとって病気を抱えるといろんなことに制限がかかるので 面倒ですが長生きするためには我慢しようと思います。世の中の同年代の方々ならお分かり頂けると思いますが いろんな制限に辛抱しながら頑張って生きていきましょう。

  • 1月9日 やしきたかじんさんを偲んで

     年末に大滝詠一さんが亡くなられて、年明け早々にやしきたかじんさんが亡くなられました。私は大滝詠一さんが率いる「はっぴいえんど」のライバルであるサディスティックミカバンド派でしたから 大滝さんの事は殆ど興味が無かったし知識もありません。ただあの勿体ぶった歌い方はすきではありませんでした。

     やしきたかじんさんは 歌手としてとても好きな方でした。昔はあのしっとりとした歌を歌うたかじんさんと ラジオで切れまくってるオッサンが同一人物とは思えなくて 単に名前の良く似た別人だと思っていました。同様の勘違いをされておられた方は結構いるんじゃないかと思いますが如何でしょう。私がたかじんさんを好きなのは あれだけの歌手としての実力とMC力ですから 活躍の場が関西に収まりきらずに どうしても東京からのオファーがあり何度も東京でレギュラーの仕事を始めます。けれども、どうしても東京の水には合わないで直ぐに大阪に戻ってこられたところです。

     私は九州生まれですので特に仕事で話している時には 言葉に殆ど関西弁が出ません。塩野義に勤めている時も 大阪出身といってもなかなか信じてもらえませんでした。勿論気取っているわけではありませんが やはり両親が九州人なので 子供の頃から耳にするのがネイティブな関西弁ではなかったからかもしれません。それに、熱狂的なドラゴンズファンで タイガースはジャイアンツほど強くないので ジャイアンツほど嫌いではない、という程度です。だけど気持ちは根っからの関西人であり 無意識に東京に対して反感を持っています。だから東京弁を話す人とは絶対に友達になれません。仕事や遊びで 東京に行って電車にでも乗ると 当然ながら東京弁が耳に入ってくるので 慢性的にムカついています。

     そんな東京嫌いの人間ですから たかじんさんが東京と肌が合わなくて 東京で仕事ができないことは嬉しくてしょうがありませんでした。勿論大好きなたかじんさんが全国区で人気者になるのも悪くはないけれど やっぱりたかじんさんの本当の良さが分かるのは関西人だけだと思います。

     更に私がたかじんさんを尊敬するのはバリバリ仕事をしてかなり稼いでおられたと思いますが それを殆ど綺麗に使ってしまっていたことです。稼ぎの大半が飲み代に消え 馬券代に消えていき ややこしい遺産相続問題が起こらないようにあまり財産を残さなかったと言われている所が ちまちまと老後の備えに蓄えている私から見れば かっこよさの極致です。

     たかじんさんの歌で好きなのは「やっぱすきやねん」「いちず」「東京」です。最近は私のカラオケの締めはジュリーの「LOVE抱きしめたい」ですが かなり長い時期に締めは必ず「東京」を歌っていました。たかじんさんのコンサートには出かけた事がありませんが喋りにウェイトが置かれていてなかなか歌ってくれないのだそうです。まあ、ファンの要望が歌はCDで聴くから生の喋りを沢山聞きたいという事らしかったので ファンの要望に応えておられたのだと思います。

     私はそんなに自分を偉い人間だとは思いあがっていないつもりですが あまり人を持ち上げる発言はしません。でも本日のブログではたかじんという名前ににすべてさんをつけています。いかに私がたかじんさんをリスペクトしていたか その死をいかに残念に思っているかご理解いただければ幸いです。

     

  • 1月8日 今年も第二週に入りました

     年が明けたと思ったらもう二週間目が始まりました。いつの間にか今年も過ぎていきあっという間に終わってしまうのかもしれませんん。本当に年をとってからは一年が過ぎ去るスピードに驚かされます。自分の老化も加速しているのだと思うとゾッとします。ホームページの表紙にも書きましたが 昨日は七草粥を晩御飯に食べました。昔は七草の名前を覚えておこうと努力をしましたが 今となってはどうせすぐに忘れてしまうので無駄な努力は致しません。

     今日は朝一で先月の狂犬病の市役所への提出書類を 市役所に届けに行きました。その時に来週の水曜日昼から 保健所の人に狂犬病予防注射の集合注射会場での仕事をシュミレーションして 仕事の内容を伝達する作業をされると聞きました。実は枚方市は今年の四月から中核市となるため狂犬病の集合注射の管轄が市役所から保健所に変わるのだそうです。狂犬病の集合注射というかなり特異な仕事なので引継ぎが結構難しそうなのです。これまでは市役所さんと枚方市獣医師会とで協力して集合注射を実施していたのですが 保健所の方が全く未経験なので 獣医師会としても上手くいくのか心配なのです。

     各注射会場の総合責任者は注射を射つ獣医師なのです。何か問題が起こった時に責任を問われるのは私たち獣医師なのです。ですから 市役所さんから保健所さんへの仕事の引継ぎが上手くいくかどうか心配なのです。面倒な時期に役員になってしまったものです。先輩会員からは引継ぎには立ち会うように助言を頂いていますので 来週のせっかくお休みの水曜日に出かけることになってしまいました。まあ、保健所の全く新しい人たちと仕事を始めるのは楽しみは楽しみなので 頑張って集合注射が上手くスムーズに実施できるように頑張ろうと思います。

  • 1月7日 心臓の為にかかっている 枚方公済病院に行きました

    以前に心臓を患ってから 大体二か月に一度公済病院へ通っています。お昼に病院を閉めてからすぐに公済病院へ向かいました。ここのところ安定しているので 受付して採血をしてもらって検査してもらって その結果を見ながら先生から指示を受けます。私の場合血圧はいい具合にコントロールできていますが 血糖値とヘモグロビンA1cの値がなかなか正常値に持って行けずいわゆる糖尿病の状態です。まあ私の年代、五十代で太っていれば殆どの人が糖尿病のはずです。きちんと検査を受けて病気を自覚していない人も少なからずいらっしゃるのかもしれません。今回はお正月明けでどうしてもお餅などを食べ過ぎていますから ヘモグロビンA1cの価は高くなっていて先生から御叱りの言葉を頂く覚悟はしていたのですが 意外にも前回の検査よりも下がっていました。恐らく一週間の入院生活が 下げてくれたのだと思います。

    私の場合死ぬ原因は恐らく脳梗塞つまり脳の血管が詰まってしまう病気だと思われます。脳梗塞を予防するために血液をサラサラにして詰まりにくくする薬ワーファリンとはおそらく縁を切ることは難しいと思います。それと脳梗塞を起こしやすくする高血圧や糖尿病のコントロールが必要です。血圧は摂取塩分を下げればよいのでそれほど難しく感じませんが 血糖値のコントロールはなかなか上手くいきません。要は食べなければよいのですが食べることが現在最大の楽しみなので なかなかうまく抑え込めません。でも元気で長生きしたいので、なんとか頑張って取り組もうと思っています。以前は性欲もなかなかうまくコントロールできずに困っていましたが現在は年齢相応に衰えたみたいです。大好きなカズミンを見ても セックスの対象として感じることは殆どありません。

    病院の帰りにまだ昼ご飯を食べていなかったので 久しぶりに王将の餃子が食べたくなり 一号線沿いのお店に奥様と出かけました。以前は私と同様に食いしん坊の奥様でしたから 定食を二人分注文して 二人で分け合って残さずに食べていました。私も奥様も注文したものを残すのは お店の方に失礼だと思い殆ど残すことはありません。

    所が最近は 王将の定食を二人分残さずに食べるのは無理になっているので 私がキムチドーフ定食、奥様が天津麺と餃子を注文しました。私の定食はピリッと辛いキムチドーフと鶏のから揚げのあんかけ、チャーハンがついてボリュームたっぷりです。奥様は麺類の中で天津麺が一番お好みなので餃子と注文しました。二人で全部の料理をわけわけしながら。美味しくそして勿論残さずにきれいに頂きました。普通はブログに写真を載せるときには食べる前の料理の写真を掲載するのだと思いますが それではありきたりなので 二人で綺麗に完食した器の写真を掲載しようと思います。どうぞご覧下さい。

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  • 1月6日 気管の太い猫の手術

     猫の避妊の手術をしました。これまでに何百頭の猫に全身麻酔をかけてきたか分かりませんが 猫に使用する気管チューブという全身麻酔をかけるための道具ですが全て3番を使用していました。(3番というのはチューブの内径が3mmという意味です) 気管チューブというのは手術をするのにガス麻酔をかけるために用いる口から 喉の奥の気管の入り口に挿管して安定した麻酔をかけるための道具です。犬は体のサイズが大小さまざまですから 気管チューブのサイズも4番から9番ぐらいまで身体の大きさ、というよりも気管の太さにより使い分けます。所が猫の場合これまでずっと3番しか使いませんでした。どんなに大きなネコでも(体重がたとえ10kg位あっても)3番でジャストフィットしていました。

     所が本日手術した猫は 妊娠していることが明らかで かなりお腹が膨らんでいたし、体重も5.8キログラムで重たかったですが それほど大柄でもなくて 当然3番の気管チューブがフィットするはずでした。当院で全身麻酔をかけるとき犬の場合は静脈から導入麻酔を投与します。猫の場合は筋肉注射で導入麻酔を投与します。この猫ちゃんも当然筋注で導入麻酔を投与して ある程度効果が現れたら マスクを被せて ガス麻酔薬を吸入させて 完全に意識の無くなった状態にします。 

     そして犬歯(一番大きな牙に当たる歯です)に開口器をかけて口を大きく開き気管チューブを挿入します。その時に猫にしては期間の入り口が大きいなとは思いましたが これまで猫には3番しか使用したことが無かったので そのチューブを挿管して固定して麻酔を安定させようとしました。これまでは気管チューブを挿管すればいずれ麻酔状態が安定するので 手足をひもでくくって体を固定して 術野(手術をするスペースです)の毛を刈って皮膚をきれいに消毒する作業に入るはずでした。

     ところがこの猫はいくら待っても麻酔状態が安定しません。かなり麻酔濃度を上げてみましたがしっかりかかりません。チューブから息が漏れていて安定した麻酔状態にならないと判断して、一度挿管したチューブを抜いて再びマスクを被せました。しょうがないので4番の気管チューブを用意して、ふたたびおなじ手順を繰り返したら やっと安定した麻酔状態になりましたので、手術を始めることが出来ました。

     この猫のお腹のふくらみ具合から見てかなりの頭数の胎児が入っていそうでしたが なんと6匹も入っていました。生れる寸前だったみたいで  胎児が動いているのが確認できましたが 生まれる直前に手術できてよかったのだと思います。勿論摘出した胎児は直ぐに息を引き取るはずですが 生まれてしまっても面倒をみてくれる人の当てのない子猫ですから 可哀そうには思いますが 生まれる前に処置できてよかったのだと思うようにしています。

     胎児が6匹も入っていた事にも驚きましたが それ以上に猫でも4番の気管チューブでなければならない子がいることの方が凄くびっくりしました。今までは猫に麻酔をかけるときには気管チューブは3番しか用意していませんでしたが これからは4番も用意するようにしようと思いました。ちなみに私が全身麻酔をかけられるときに使用された気管チューブは8番だそうです。大型犬の場合勿論私よりも首回りも大きいから 私よりも大きなチューブがフィットする子もいるのでしょう。

     術後の経過は落ち着いており明日には問題なく退院できそうなので安心しました。今日はかなり疲れたので早めに休もうと思います。お休みなさい。

  • 1月5日 年賀状の出し忘れを書きました

     毎年、必ずあるのが年賀状の出し忘れです。元旦に届く分だけではなくて 遅れてくる年賀状をまとめて全部チェックして 出し忘れている人に出しました。毎年気をつけているつもりなのに 必ず四五枚はあるのでその分年賀はがきを余分に買っておいて裏面は年末に印刷しておきます。基本的にはパソコンのソフトの住所録に入れてあるので 出し忘れするはずがないのに 意外な人から頂いたり 何年か送っても返事がないので 出すのを止めたら届いたりして 必ず何枚か年が明けてから追加で年賀状を出します。

     年賀状にはそれほど思い入れが無いので 裏面の図案は年賀状制作ソフトの出来合いのものをそのまま使う場合が殆どですが たまにはいろんなカットを組み合わせてオリジナルを作ったりもします。でも全体のバランスなどをトータルで判断すると 結局は出来合いのものをそのまま使った方がが良いような気がします。私は自慢にもなりませんが字が汚くて困っています。それ以上に絵が下手糞で学校の成績表で図工や美術などはなかなか平均点を上回ることが出来ませんでした。結局 絵が上手に描けない人間が出来合いのパーツを並べて見栄えの良い図案を作ろうとしても無理なのだと思います。

     年賀状というものは年末の慌しい時期に 作成するので結局は手抜きになってしまいます。昔はプリンターで裏面を印刷しても宛名書きぐらいは自分で書こうと思っていましたが 最近は面倒になって宛名書きまでプリンターのお世話になってしまいます。裏面に相手の事を思って一言二言書き足そうと思っているのですが 今回の年賀状は刷り上がったら安心してしまって 何も書き加えないうちにポストに放り込んでしまいました。本日の追加分には少しだけ書き加えました。

     年賀状というのは出すのは面倒でももらえたら嬉しいので なるべく思いついた人には出すように心掛けていますが 私が贈り、受け取る年賀状の枚数はわずか五十枚ぐらいです。私の年齢になると少なくとも百枚ぐらいは年賀状をやり取りする人がいて当たり前なのだと思いますが 現実はその半分です。やはり人間生きていくうえで友人ほど大切なものはないと思いますが 私は友人との直接の付き合いが無くなると 直ぐに年賀状を出すのをサボってしまうので 長年続く友人が少ないからだと思います。もう私の人生も カウントダウンが始まっているようなもので 今更新しい友人はなかなかできないでしょうから 今いる友人を大切にしていこうと思います。

  • 1月4日 仕事始めです 頑張るぞ

    いよいよ平成26年の仕事がスタートしました。今年は文字ばっかりのブログからの脱却を一番の目標に掲げたいと思います。それと ここ数年の懸案事項になっています目標の達成に努めたいと思います。立命館大学時代に所属していた合唱団の同回生で私が一番苦手だった カヨさんと 何の因果か同じ枚方住まいを致しております。カヨさんはフェレットを飼っておられて二三度来院されたことがありますが 一度でいいからお食事にでもお誘いしたいとかねてから考えております。カヨさんは関東地方のご出身で 「私関西弁を話す人は嫌いなのよ。」と関西の大学で堂々と宣言されるくらい強気の発言で鳴らしておられました。私は高校を卒業したばかりの世間知らずのガキでしたから そのような恐ろしい発言をされる方とは 一生口をきくこともないでしょうと思っておりました。事実在学中はほとんど言葉を交わすことはありませんでした。

    でも卒業して数十年経って広い日本で偶然同じ枚方市に住むことになったのです。これも何かの縁と思い親しくしていただきたく考えました。勿論私一人ではお誘いする勇気もないので 奈良県に在住の私の親友西山氏も巻き込んで 西山夫婦とカヨさん夫婦と私と奥様の六人で何とかお食事会を企画して 成功させたいとここ数年ずっと目標に掲げておりましたが カヨさんをお誘いする切っ掛けが見つからずだらだら引き伸ばしてきました。今年こそは 世の中で一番苦手な女性だけれども 何年もずっと食事に誘いたいと思っているのは それなりに非常に魅力的な女性と認識しているからだと思いますので 今年こそ頑張って結果を出したいと考えています。

    お昼にラーメンが無性に食べたくなって「天下一品」に出かけました。おせち料理はどうしてもあっさりとした和食系統なので こってりとした天一のラーメンがすごく恋しくなってしまったのでした。ただ、ちょうど土曜日のお昼時であり、皆さんおせちに飽きてきた頃ですからかなり混み合っていました。普段は少ないのですが小さな子供さん連れの家族が順番を待ってお店の外まで人があふれていました。ただカウンターでもOKだったので割とすぐに名前が呼ばれました。私は器が小さいので ちょっと待たされるとイライラっとするたちなのですが殆ど待たされないで助かりました。

    久しぶりに食べる天一のラーメンはやはり美味しかったです。普通のブログならここで当然天一のラーメンの写真が掲載されるのでしょうが 普通のブログを読みたい方はよそに行ってください。ありきたりのラーメン位では 私のブログには掲載されませんので覚悟しておいてください。今日の最初に写真をたくさん載せたいと書いておきながらこの有様ですから 今年も写真は期待しないでおいてやってください。お願いいたします。

    こんな優柔不断な野郎ですから たぶん今年もカヨさんをお誘いするのは掛け声だけで終わりそうですが もし御食事会を開ければ嬉しくて写真を載せまくりますので期待してください。期待するといえば 今年のNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」はすごく面白そうで期待しています。昨年の「八重の桜」も幕末における会津藩の立場をこれほど細やかにわかりやすく描いたドラマはこれまでにないと思いますから素晴らしい出来栄えだったと思いますが、「軍師官兵衛」は戦国時代に秀吉が天下を平定できたのは竹中半兵衛と黒田官兵衛のお蔭だと思いますから非常に興味深くてわくわくしてしまいます。それと、主役の岡田君が私は大好きです。私は自分の外見に非常にコンプレックスを持っておりますので猶更かっこいい男性 美しい男性に憧れます。たとえば好きな男性タレントをあげると 木村拓哉君 福山雅治さん、そして岡田准一君等正統派の男前ばかりです。私の好きな女性タレントは何度も書きますが乃木坂46の高山一実さん 西野七瀬さん AKBの横山由依ちゃん 女優さんでいうと小西真奈美さん 田部未華子ちゃんなどで個性的ではあるけれど決して美人ではないと思います。自分が不細工だからきっと同性には美しさをを求めてしまうのかもしれません。

    とにかくストーリーも興味深いですがかっこいい岡田君の演技に期待してしまいます。ところで「黒田節」という福岡県の民謡をご存知の方も多いと思いますがこの黒田というのは黒田官兵衛のことです。黒田家の家臣で母里友信という実在の人物が福島正則宅を訪れた時に大杯に満たされた酒を飲み干せば何でも褒美をとらせようという話になり見事に飲み干して正則自慢の槍を褒美として頂いた,という実話がもとになっています。ですから黒田節ではなくて本来は黒田武士が正しい表現だとおもいます。今から日曜日の夜八時が楽しみです。それでは今日はこの辺で終わりにします。

     

  • 1月3日 正月休みも最終日

    いつの間にが新年も三日目になっていました。そろそろおせち料理にも飽きてきて カレーやラーメンが食べたくなってくるころです。現在の私の最大の関心事は高校ラグビーの試合ですが CSテレビの契約をしていないのでリアルタイムで見られません。本日は準々決勝でなんとベストエイトに近畿勢が五校 大阪代表の三校とも進出しています。今年も大本命の東福岡と大阪朝鮮高校が対戦しました。なんと終盤まで朝鮮校がリードする展開でしたが 最後にひっくり返されて惜敗しました。大阪代表の他の二校 大坂桐蔭 東海大仰星が準決勝に進出しました。何としても仰星に頑張ってもらって大阪同士の決勝戦になってくれたらとても嬉しいです。

    大学ラグビーに関しては関西勢がここの所さっぱり元気がなくて ほとんど興味がわきません。同志社が三連覇した頃の関西勢の勢いが懐かしいです。サッカーも高校生の大会は興味ありますがJリーグや天皇杯には全く興味がわきません。駅伝も何故か年末の高校生の大会には注目しますが 社会人や箱根にはほとんど興味がわきません。アメリカンフットボールに関してはわが母校立命館大学が甲子園ボウルに出場できないと興味が半減しますが ライスボウルではどうしても毎年メンバーが変わり 不利であることが明白な大学生チームを一生懸命に応援してしまいます。私が現在見ていて一番興奮するのはアメリカンフットボールです。あまりに大きな声でわめき散らしてしまい 一緒に見ている人に迷惑をかけるので いつも一人で観戦するように心がけています。

    スポーツの話ばかり書いてしまいましたが 今日は元旦の日が忙しくて出かけられなかったので交野の住吉神社まで初詣に出かけました。とにかく健康で一年過ごせますことと 病院に来られた患者さんがみんな元気になりますようにと お願いしました。肌守りと往診車用のお守りを買いました。最後におみくじを引きました。私は小吉で程々に良い年になりそうです。まあ今更私の人生にいいことなんて期待していませんから 程々でちょうどいいでしょう。私の実現できたら最高にうれしい夢は どこかで偶然にカズミンと出会えて友達になれることですが まあ無理でしょう。

    住吉神社には毎年十日戎の時にも出かけます。いつも11日の残り福の日に病院を閉めてから出かけていましたが 昨年は笹につける縁起物がほとんど売り切れていました。ここの所アベノミクスの影響で景気の良い会社が多いのかもしれませんから 縁起物の売り上げがさらに好調かもしれませんので 今年は10日に出かけようかと思っています。まあ、病院があまり商売繁盛に熱心なるのもペットの病気やケガを期待しているようで どうかとも思いますが 奥様と二人で元気に暮らせるくらいの患者さんの来院は期待しても罰が当たらないと思います。

    明日からまた平常通りの生活に戻りますので 規則正しく生活をしようと思います。正月太りしているようなので しばらくは摂生に努めようと思います。サラリーマンのの皆さんはまだまだお休みが続いてうれしいのでしょうか。いい加減職場に戻りたくはなりませんか?私は正月休みもずっと診察して治療してを繰り返していましたので 別に休みが終わってもさほど変化はないけれど、このブログに掲載したい写真を早くまたとりたいと思います。それでは本日はこのあたりで失礼いたします。

  • 1月2日 おせち料理について思う事

     おせち料理といえばやはり子供の頃から食べなれた林家の味が忘れられません。昨年まではお袋がなくなり 父親一人暮らしの実家ですが 頑張って手作りのおせち料理を作ってくれていました。お袋さんの晩年は身体障害者で寝たきりに近かったので 普段の食事もおせち料理も殆ど全て父親が作ってくれていました。お袋さんが味見をして 調味料などを指示すると何時ものお袋の味になっていました。

     二人とも九州出身なので 基本的に九州風のおせち料理だったと思います。がめ煮といって 鶏肉や里芋、蓮根、椎茸、牛蒡、蒟蒻等を甘辛く煮たもの、黒豆、大根と人参の紅白のなます、数の子、牛肉で牛蒡をまいて味付けしたもの、だし巻き卵、鰤の塩焼き、栗きんとん、殻付き海老の煮物 この辺りまでは家で手作りでした。その他の田作りやぼうだら、紅白の蒲鉾等はスーパーから出来合いのものを買ってきて上手に重箱に詰め込んでありました。

     御雑煮は丸餅をこんがり焼いてお澄まし仕立てです。具材は鰤、鶏肉、蒲鉾、里芋、大根、人参、青菜、栗、スルメ等とかなり具だくさんのお雑煮です。一度だけ旅館でアルバイトした時に京都風の白みそ仕立ての甘いお雑煮を頂いたことがあります。驚いたけれどそれはそれで美味しくいただきました。狭い日本でも少し地域が異なるだけで お雑煮をお正月に食べるというのは共通の習慣だけれど 同じ名前の食べ物でもかなり異なる食べ方をしているのは不思議です。

     昨年までは父親が頑張っておせち料理をお袋がいた時と変わりないレベルで作ってくれていましたが もうすぐ八十七歳になる老人なのでさすがにしんどくて出来合いのおせち料理の詰まった重箱を購入してくれていました。本来なら私の奥様が年末から手伝いに来ておせちづくりや大掃除をしてくれるといいのですが 奥様は今やトリマーさんとして犬のカットが年末はかきいれ時なので実家へ手伝いには行ってもらえません。

     出来合いのおせち料理は初めてではありません。十数年前に一度百貨店だったか料理屋さんだったか覚えていませんが数万円のお重を購入したことがあります。一段目にるっぱな伊勢海老が乗っかっていて見た目には確かに華やかですが伊勢海老なんて実質食べられるところはほんと一部分です。その他にも見た目は華やかな料理が並んでいますが 日持ちさせるためか味付けが濃すぎて 我が家の人間の口には合わず 殆ど食べずに捨ててしまいました。

     それ以来父親が頑張って作ってくれていたのですが 今年はさすがにギブアップしたので 出来合いのもので我慢することになりました。父親がパンフレットの写真を見て選んだのですがほぼ二人分で一万円位だったそうです。パンフレットの写真はそれなりにプロのカメラマンが撮影しているのでしょうから立派に見えます。おせち料理を入れるお重だから少なくとも一辺が二十センチ以上だと想像しますが 実物は一辺が十五センチ位でした。勿論パンフレットにはお重のサイズは明記されていませんし こちらが勝手に想像しただけですから 文句を言ってもしょうがないのですがお重のサイズが思っていたよりもずっと小さいと 必然的にそのお重に収まっている例えば海老のサイズまでコンパクトになってしまうわけです。私が勿論元旦に初めてそのお重を見たので 世の中にはこんなにコンパクトなお重があるものなのだと思ったくらいですが父親は少しだけイラッと来ていました。

     まあ、味付けは可もなし不可もなしといった無難なもので 特に美味しくも不味くも感じませんでした。ただこれだけの内容ならスーパーで上手に買い集めて自分でお重に詰めたら半額位でできるだろうと思いました。来年からは私が自分でお重におせち料理を詰めることをチャレンジしていみようかとも思います。まあ料理も作る人によって味や見た目が変わっていくのは必然的な事ですから うちのおせち料理も変化していくのは仕方のないことかもしれません。

     それにしても大阪で五十回ぐらい新年を迎えていますが 大阪特有のお雑煮というのを食べたことがないのですが基本はお澄まし仕立てで丸餅を焼かずに入れるそうです。九州というか両親の出身地では同じ丸餅をこんがり焼きますのでそのほうが香ばしくて美味しくいただけそうに思います。昔から、そして多分これからもお正月に御年賀でよそのおうちへお邪魔する習慣がないので結局本物の大阪風お雑煮とは無縁のままかもしれません。

     今日は二日なのでまだおせち料理でも大丈夫かもしれませんが 明日は三日目ですからさすがに飽きてくるかもしれません。御餅も少しだけは買いましたが早めに食べないとカビが生えるので 頑張って食べようと思います。結局は正月でまた太ってしまうので早く普通の生活に戻ろうと思います。皆さんも食べ過ぎには気をつけましょう。それでは失礼いたします。