Dr.喜作のブログ

2019年5月 の記事一覧

  • 5月15日 貧富の差を痛感して どんよりと黄昏てしまいます

    一年ほど前に このブログにも書きましたが 私には現在 高校時代の同窓生で メールのやり取りを続けている 所謂メル友が います。昨年 高校時代の還暦同窓会が 盛大に開催されました。その女性も私も参加しましたが それまで実質的な面識はなかったし 二百人以上が参加していましたので その時には 会場ですれ違っていたのかもしれませんが 何の接触もありませんでした。

    面識がないと書きましたが 私は一方的に彼女の存在を認識してはおりました。彼女とは 同じ枚方第四中学校に入学しました。私は一組で彼女は二組でしたから 当然面識はありませんでした。ただ彼女は人目を引くぐらいの美少女だったので 隣のクラスに 凄く可愛い女の子がいるので 見に行ってみよう と言ういかにも中学生男子らしいツアーが組織されて 普段はその手の企画にあまり参加しない私でしたが すぐ隣の教室だったので ふとした気まぐれからか 参加して その女の子の顔と名前を始めて知りました。勿論 遠目でちらっと眺めただけですから 彼女から見れば 私はその他大勢のうちの一人に過ぎません。

    中二に学年が上がる時に 現在も交野にあり父が暮らしている実家に引っ越しましたので 当時は交野市の唯一の中学校である交野中学に転校しました。生まれて初めての転校でしたが 丁度学年の境目の所でしたから クラスのメンバーが一新されたこともあってか 割とすんなりと転校先の生活に馴染めたように思います。そして一年が過ぎて学年が中三になった時に 彼女を交野中学でまた見かけて 驚きました。枚方四中は セーラー服で 交野中はブレザーが制服でしたから 元々注目を集めるような美少女でした上に 着用している制服が 他の女生徒とは異なりましたので クラスも異なりましたし 教室もかなり離れていましたが 私は彼女が転校してきたことにすぐに気付きました。

    彼女と同じクラスの知り合いからの情報によると 彼女もやはり学年の境目でのタイミングで転校したのだそうです。中三ですから慌ただしい受験生活を過ごして 進学したのが 同じ四条畷高校でした。高校での三年間も やはり同じクラスになることはなかったので 結局直接の面識も 話す機会も一度もなく卒業してしまいました。そして昨年学年全体の同窓会に二人とも参加しましたが やはり何の接触もなく終わって その時に話題になった 永長直人という とんでもない秀才の事をブログに私が書きました。同窓会の直後に 彼が文化勲章を授与されることが決まったので 私がブログで さも自分の事のように自慢をしたのだと思います。

    その時のブログが 彼女が永長直人 と言う人物を検索した時に たまたまヒットしたのだと思いますが ブログを掲載しているホームページにメールを送ってきたのが 彼女とのお付き合いの切っ掛けでした。メールにかかれていた名前から 直ぐに私は彼女だと認識しましたので 貴女は気づいていないでしょうが 私たちは同じ中学に入学して 同じ中学を卒業したとたった二人の人間であるという 奇妙な御縁があったのですよ と知らせるメールを返信しました。

    奇妙なご縁があったにもかかわらず 同じクラスや部活動などで 一切関わることなくこれまで生きてきましたが もしよかったら 近況を報告し合うような メル友になりませんか と私から提案してみました。色よい返事が返ってくるのか不安でしたが 彼女が結構乗り気になってくれて そこそこ頻繁にメールのやり取りを繰り返すような関係になりました。一応私が 自分だけのルールとして決めていたのは 彼女からメールを頂いた時にだけ 返信する形でメールを送る と言う事でした。こちらから何度もメールを送って 返事を催促するような形には 絶対にしたくなかったからです。

    彼女は 高校を卒業してから ご両親が仕事の関係で東京に引っ越されたので 東京の大学を幾つか受験して 結局青山学院大学に進学したのだそうです。私たちの学年は 学区改変によって 結構かしこい人もそこそこいたので 東大や一橋と言った難関大学にも数人ずつ合格していましたし 早稲田や慶応 立教、明治などにもかなりの数 進学した者がいたようですが 青山学院 と言うお洒落な大学に進学したのは 彼女だけだったのだそうです。

    その後順当に卒業されて 一流企業に就職して 何しろ飛び切りの美人でしたから リッチなエリートと結婚されて 優雅なセレブ生活を送っておられるみたいです。私も 流行っていないとはいえ 動物病院を数十年にわたって経営しておりますから それほど経済的に 苦しい生活はしておりませんが やはりセレブの方たちとは お金の使い方が 全く異なります。彼女は 自分で仕事をバリバリこなしておられるみたいなので 自分でもそこそこ稼いでおられるみたいですが 何しろ住まいが白金 つまりシロガネーゼのご身分でいらっしゃいますから 旅行が趣味みたいで しょっちゅう国内も海外も 凄く豪華な設定で旅行されているようです。

    私なんて 今年の旅行は 春に大分に移住先の下見がてらで 船中二泊の弾丸ツアーで それも一番庶民的なコースで 出かけたきりですが 彼女は たまたま大分県別府温泉に旅行していて 杉乃井ホテルと言う一番大きくて有名なホテルの一番いいお部屋で 豪遊されたりしていました。直近にもらったメールによりますと 今年二回目の海外旅行に出かけられる予定なのだそうです。彼女は 頭脳明晰みたいで 英語のほかにも幾つか外国語が堪能みたいで 海外に出かけても会話に困ることがほとんどなさそうです。

    私が写真でしか見た事のない 観光地や文化財とじかに触れ合う旅行をしょっちゅうしているみたいなのです。勿論人間は 生きるため 生活するために 働いているのですが 余裕のある方は 人生を楽しむためにも たっぷりとお金が使えるみたいです。人の人生を羨んでいても 寂しくなるだけですから 私は私の人生に自信を持って 精一杯生きるしかありません。

    一応自分がやりたかった仕事に就いていますし 奥様と言う私には過ぎた女性を伴侶にできましたから この二つの事だけで 十分に幸せなはずなのですが やはりリッチな方の 優雅な暮らしぶりを 見聞きしてしまうと 恥ずかしいのですが ひがんだり妬んだりしている自分がいる事に気づいてしまいます。私は 見てくれが非常に悪く生まれついてしまいました。頭もそれほどよいわけではないし 手先が器用なわけでもありません。音楽には多少自信がありますが 運動神経も全然ダメです。本当に これなら胸を張って自信がある と言えるようなものが 全くありません。

    こんな惨めな人間ですが 何とか自分を励ましながら 精一杯頑張って生きてきました。見てくれのいい人や 才能に恵まれた人たちを 羨んでもどうしょうもない事ですが やっぱり自分との違いを思い知らされてしまうと 悔しいと感じてしまいます。でも私の人生も終盤に差し掛かってきましたから 今更どうあがいたって いい方向に転がる訳がありませんから せめて詰めづいて これ以上惨めにならないように 慎重に一歩一歩踏みしめながら 生きていこうと思います。

  • 5月14日 老衰により 長年通って頂いていた患者さんが 続けて亡くなって 流石に落ち込みました

    犬猫の平均寿命は 15歳と言われていますので 食事や生活習慣に注意して 病院でできる予防にも積極的に取り組んでいても われわれ人間よりも早い時期に寿命が尽きて 最期をを迎えるのは 致し方のない事なのかもしれません。人間も誰だって 死にたくはありませんが いずれ寿命が尽きたら 死を迎えるのは 生まれてきたいきものすべてに 平等に与えられた運命なのです。ただ自分が最期を迎えるとき 痛みや苦しみに耐えながら のたうちまわったりして 見苦しいさまは晒したくないし あんまり苦痛を味わいたくもありません。気持ちの上でも ある程度自分の人生に満足できていれば 凄く幸せなのでしょうし この世に未練をあまり残していなければ とっても恵まれた人生の終わり方のように思います。

    私は仕事柄 犬猫の最期に立ち会う事は 少なくありません。生き物の死を厳粛に受け止めるべきだと思いますが 正直信仰心の欠片も持ち合わせておりませんので 死後の世界については 全く興味がありません。単純に その動物が生命活動を完全に停止してしまって 復活する可能性がない状態を 死亡と判断して その事実を飼い主さんに 冷静に そして正確に お伝えすることで 自分の役割と言うか仕事が終了すると考えています。

    無論死に至る経緯をつぶさに目にすることは 獣医師として 治療の効果や病状の変化を 間近に勉強できますので その貴重な経験を その後の診断や治療に活かしていくことが 臨床に携わる獣医師としての 使命だと考えております。ですから ペットの死を経験されて 落胆される飼い主さんと接しても なるべく感情的には受け流していこうと 普段からかんがえて 行動しようとしております。所が 今週遭遇した 犬と猫の死亡は 長年当院に通院して頂き 飼い主さんとも ある意味必要以上に親しくなってしまったので その悲しみのベクトルを うっかり自分にも向けてしまって 少なからぬダメージを受けてしまいました。

    長年お付き合いがあって 可愛らしい存在として意識していた動物が 老衰によって 天寿を全うしたのですから 獣医師としては 淡々とその事実を冷静に普段通り受け止めるべきなのかもしれませんが やはりその愛くるしい動物たちと 今後二度と接することが出来ない事は とても寂しくて 悲しい事です。別にその悲しみを正面から受け止めることが 獣医師として恥ずかしいことだとは思いませんが 動物病院での 動物の死は日常茶飯事でありますから やはりダメージの残るような受けとめ方は 褒められるべきことではないようにも思います。

    仕事で嫌な事 辛い事と直面するのは どんな仕事をしていても 当たり前のことだと思いますが そんな時にお酒を飲める方ならば お酒で辛い感情を洗い流すことが出来るのかもしれませんが 私はお酒が全然飲めませんし 二週間後に病院での検査を控えておりますので やけ食いをして 憂さを晴らすことも出来ない身の上です。大好きなナーちゃんの写真集でも見て 気持ちを紛らすしかありません。ちなみに 私にとってナーちゃんは 神聖な存在なので 男が自分を満足させる行為のおかずには 絶対に致しませんので 変な想像はしないようにお願いします。

  • 5月13日 北方領土について 馬鹿な国会議員が愚かな発言をしたみたいです。

    私は このブログで何度も書きましたが 北方領土を本気で取り返したいのなら 第二次日露戦争に勝利するしかないと考えております。このおバカな国会議員の発言の内容については 私の主張と共通する部分がそこそこあるので 正直それほど違和感を感じておりません。ただ 私の発言は こんな読んでくださる方が ほんの数人しかいらっしゃらない凄くローカルであり 全く注目されていない個人のブログなのです。

    日露戦争は 日本が203高地の激戦を制して バルティック艦隊を打ち破りましたから 日本の大勝利だ 等と勘違いしておられ鵜方が多いのかもしれませんが ロシア側から見れば 片方の足の小指がしもやけになって 赤くはれ上がった 程度のダメージしか受けていなかったのです。但し2005年と言えば 第一次ロシア革命が始まって 非常に国内が政情不安で ごたごたしていたので 取り敢えず戦争を手打ちに持って行っただけの事なのです。ですから ロシアとしては戦争に負けたなどと言う意識が殆どなかったので ポーツマス条約で 日本の要求は殆どはねつけられてしまったのです。

    本当かどうかは知りませんが 現在の学校の授業では 実は日露戦争は日本が負けていた と教えているのだそうです。事実戦死者の数も日本人の方がずっと多かったし 国民全体に対する戦死者の割合で言うと 日本のダメージは ロシアの数倍に達していたと言われています。太平洋戦争でも 開戦してから半年 一年は 非常に華々しい勝利を続けていましたが アメリカが本気になって戦争を始めたら あっと言う間に形勢逆転してしまい じり貧になって 惨めな敗戦に転がり落ちて行ったのです。日露戦争でも ロシアの国情が安定して 戦争に本腰を入れてきたら 日本は完膚なきまでに叩きのめされていた可能性が強い様に思います。

    話を元に戻しますが この発言者は 衆議院選挙で 当選した国会議員なのですから 例え北方領土と言う 地の果てみたいなローカルな地域での発言とは言え 注目される度合いも違えば 影響力も ある意味悔しくもありますが 全く次元が異なるのですから その辺りの己の立場をもう少し自覚して 発言すべきだったように思えます。日本人は 太平洋戦争で 最初で恐らく最後の対外戦争における敗北を経験しました。それまでは お国の為 日本の為に自らの命を懸けることは むしろ名誉なことだと 小さな子供の頃から繰り返し教え込まれて育ちましたから 戦争することに何の疑問も持たず参加して 少なからぬ国民が特攻隊にまで志願して お国のために死んでいったのです。

    戦後敗戦が極端なトラウマになってしまった 日本人は戦争に対する非常に強いアレルギー反応を持ってしまったように思います。自衛隊なんて 何処から見ても完全に軍隊なのに 戦力を持たないという憲法にしがみついて 軍隊であることを頑なに認めようともしませんでした。北方領土問題だけではなくて 竹島や尖閣諸島において 中国や韓国に 我が国の領土が散々踏みにじられているにもかかわらず 「我が国に 領土問題は存在しない」と大きな声で閣僚が宣言するほど 現実から目を背けて 日本の大切な国土を守ろうとも 一切してきていません。

    ロシアと言う国は 非常に広い国土を有する国だから 何とかニコニコ笑顔で 精一杯尻尾を振っての外交をしていたら 北方領土なんて小さな島々ですから 何時の日にか返還してくれるだろうなどと 寝ぼけた外交を半世紀以上にもわたって 日本と言う国は繰り広げてきました。ロシアが広い国土を所有するのは あのスラブ民族が 世界で一番領土を広げようという欲望が強かったからなのです。もうだいぶ前の事になりますが クリミア半島でごたごたが起こった時にも ロシアと言う国の えげつないほどの領土欲が垣間見られました。

    確かに 北方領土の面積は ロシアの国土から見れば 本当にちっぽけであり 些細な島々ですが 地下資源等の価値を考慮すると 非常に有り難く有益な島々なのです。領土欲の塊のようなロシア人たちが 日本の切なるお願いを 叶えてくれる可能性は 百パーセント全くないのです。恐らく戦争によって 領土を取り返すしかない と発言してしまった国会議員は 私は正論を述べているように思いますが 平和ボケしていて 戦争と言う選択肢を完全に除外してしまっている 日本国民から 徹底的にたたかれて恐らく議員を辞めさせられる可能性が高いと思います。たとえ罷免決議が可決されなくても 間違いなく次の選挙で また当選する可能性はゼロでしょうから 実質的に政治家生命は終わってしまったのだと思います。

    私は個人的に 北方領土を本気で取り返したいのなら 戦争という強硬手段に訴えるしかない と言う発言の趣旨は認めますが 政治家なら もう少し政治力を働かせて いきなりそんな日本人のアレルギーを刺激するようなやり方ではなくて 自分の支持者や 親しい議員との個人的な会話の中で 徐々に賛同者を増やしていくことが必要だったと思います。そういう政治力にかけた政治家だから 本日のタイトルで 馬鹿な国会議員 と言う表現を使いました。政治家に必要なのは 地道に自分の意見、考え方を 周囲に理解させていく地道な努力が出来る事だと思います。こんな政治力に欠ける政治家が 消えていくのは 当たり前のことのように思います。

    北方領土について 平和的な手段を訴えても 地球が滅亡するまで返還されることはありえませんから いい加減北方領土なんて言う表現も使わないで 潔く諦めた方がいい様に思います。ロシアが占領してしまってから すでに半世紀以上が経ってしまって 日本人は全く住んでいなくて ロシア人たちがずっと生活している 島々を日本の領土だなんて言っても 世界中の人の笑いものになるだけだと思いますから 平和ボケするのならそれも結構だけれども だとしたら未練たらしく返還を求めるような気持は捨ててしまった方が賢明だと 私は思います。

     

  • 5月12日 1956年の本日 女優の余貴美子さんが誕生されました

    私は 昔から好きだった女優さんですが 私よりも一つだけ年上の方だとは思っておりませんでした。お若い頃から 落ち着いた大人の女性 と言う雰囲気だったので 私よりもかなり年上の女性だと思っておりました。横浜のお生まれだそうですが 台湾人とのハーフなので 敢えて「余」と言うお国を示すような名字を使われているののかもしれません。お顔立ち自体は そこそこ美人だと思いますが 特に美しい方が多い女優さんの中に入ると 平凡に見えます。

    平凡に見えるからこそ 主役の女優さんを引きたてる 名脇役として活躍されていて 出演された映画やドラマの数は すんごく多いです。具体的な数字に興味のある方は ネットで検索すれば 直ぐに分りますから ご自分でどうぞ。私は 好きだった女優さんが あまり飛び抜けた美人であったことは少ないです。これまでに好きになった女優さんをあげてみると 深津絵里さん 小西真奈美さん、多部未華子さん 土屋太鳳さんなどです。他に長澤まさみさんや 綾瀬はるかさん等  所謂人気女優さんを好きになった時もありましたが 直ぐに飽きてしまい長続きしませんでした。

    先に名前を挙げた女優さんが美人ではない 等とは決して申し上げませんが 個性が強くて 一般的な美人女優の枠には 入りにくいのではないでしょうか。太鳳ちゃんは 現在では美人女優の部類かもしれませんが 初めて見た「まれ」の時に 大好きになって その時にこんな大して美人でもない女優さんを どうして大好きなんだろうかと思っていましたので 私は今でも それほどの美人だとは思いません。ただこの四人の女優さんのファンは 十年以上ずっと続いております。

    乃木坂でも 私は典型的な美少女には 殆ど興味が湧きません。乃木坂の美少女ベストスリーは 白石麻衣 橋本奈々未、生田絵梨花辺りだと思いますが 私の押しメンベストテンには 全く入りません。まあ可愛らしいベストスリーは 星野みなみ、齋藤飛鳥、中元日芽香 辺りだと思いますが この三人も入ってきません。一押しは 最初からずっと高山一実ちゃんです。ちなみに大大大嫌いなのが秋元真夏です。

    話を余さんに戻しますが この方も 特に美しくて魅力的だと思ったことは ありませんが 本当にお若い頃から 包容力のある女性を演じておられたように思います。優しく抱きしめられたい お母さんにギュッとされながら 頭をなでられていたいように甘えてみたい女性に思えるので ずっとずっと好きでした。

    ちなみにたくさんの映画やテレビドラマに出演されていますが 私が印象に残っている作品は 「食堂かたつむり」と「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」です。食堂カタツムリの 凄く自由奔放なお母さん役も相当に魅力的でしたが RAILWAYSで 最愛の御主人と気持ちが上手く通じ合えない 不器用な大人な女性も可愛らしくて とってもチャーミングでした。テレビドラマでは 沢山あり過ぎて困ってしまいますが 敢えて一本挙げるとすると「白線流し」の小沢先生のように思います。このドラマは 私が好きなドラマベストスリーを挙げるときにも 名前が出てくるぐらいにお気に入りだからかもしれませんが 主役の若い人たちのフレッシュな演技に花を添えていて素晴らしかったように思います。ちなみに他の二つのドラマは 「男女七人秋物語」と「ちりとてちん」です。

    余さんは 私よりも一つ年上ですから 本日63歳になられたわけですが まだまだお元気だと思いますので 可愛らしくて魅力的なおばあちゃん役を演じ続けられることを 期待いたします。今夜は 久し振りに「白線流し」のDVDでも見返してみようかと思います。数年ごとに放送された スペシャル版まで全て DVDを持っていますので 今夜は徹夜になってしまうかもしれません。 

  • 5月11日 長良川の鵜飼い開きの日なのだそうです

    私が無知なだけなのでしょうが 鵜飼と言えば 長良川のものが一番有名なのかどうかも分りませんが 長良川だけで行われている行事なのかと思っておりました。所がネットで検索すると 日本全国 かなりの数の地域で 鵜飼と言う魚取りの漁が行われていることを 知りました。何と時々遊びに出かけている京都の宇治でも鵜飼が行われていることに 驚くとともに こんなことさえ知らなかった 自分の無知を かなり恥ずかしく思いました。

    鵜飼漁というのは 現在では 観光の目的だけで行われているのだと思いますが 夜の真っ暗な川面に かがり火が映って 幻想的な雰囲気の中ではありますが 首をつながれた鵜たちが魚を丸飲みしては 吐き出さされる と言う冷静に考えたら かなり残酷な見世物のように思います。動物虐待ショーと考える人もいるのかもしれませんが 当の鵜にとっては さして辛いことでは ないのだそうです。

    私は二つ目の大学が岐阜大学でしたし 最初に下宿したアパートが 長良川沿いにありましたので アルバイトの帰りに 丁度その時間帯だったみたいで 橋の上からですから かなり遠目にでしたが 何度も見物しておりました。一度一つ目の大学時代の友人が 家族で岐阜に遊びに来てくれましたので 川船に乗って 鵜飼を見物しましたが 残念ながら前日の雨のために 川が増水していたみたいで 船は岸壁に錨を降ろしたままでの 見物になりました。やはり近くで 鵜たちの息遣いが聞こえる距離からの見物は 迫力があって 十分楽しかったです。乗船料金が 貧乏学生であった私にとっては かなりの高額でしたので 船に乗ったのは それが最初で最後となりましたが いい思い出になりました。

    鵜たちを操る鵜匠さんは 伝統的な催しなので 男子しか認められていない地域もあれば やる気さえあれば女性も受け入れている所もあるみたいです。かなり特殊な業種の仕事だし 修行の厳しさや 仕事の苦労の割には それほど高収入であるはずもありませんから 仕事を受け継ぎたいという希望者は多くはないのではないかと思います。女性であっても意欲的な方なら 体力的にもかなりきつい仕事みたいですが 積極的に受け入れて 長い伝統を守っていった方が 懸命なように思います。

    近所の宇治川でも 鵜飼が見られるので 奥様はみたことがないようなので 今度機会があれば お連れして喜んでいただこうと考えております。

  • 5月9日 ふるさと納税について思う事

    ふるさと納税と言うのは 本来税金と言うものは その時点で生活している地域に納めるのが原則ですが どうせ納税するのなら 自分が生まれ育った故郷に少しでもお役にたてるのなら そちらの自治体に納税したい と言う思いやりの気持ちから 始まったのだと思います。だとしたら 納税できる地域は 自分の出身地や 一時的にではあっても生活した事のある自治体にだけ納税できるように システムを構築すれば これまでに散々取り上げられたような 過度の返礼品競争のようなつまらない問題は起こらなかったのかもしれません。

    納税する自治体を 故郷に限定しなかったのは 自然災害などによって 復興に苦労している自治体を応援したくて そのような自治体に納税したい と言うこれまた優しい気持ちが切っ掛けになって これまで自分と縁もゆかりも無い地域への納税を認めてしまったのが 間違いの始まりだったのかもしれません。結局 日本全国どの市町村にでも ふるさと納税の間口を広げてしまったがために 結局は返礼品目当てで 行ったことどころか きいたこともないような市町村であっても その返礼品が魅力的でありさえすれば 納税が集中してしまうような 当初の目論みとは全く異なる状態に陥ってしまったのです。

    総務省としては ふるさと納税の本来の趣旨に基づいて 納税してもらえるように 行き過ぎた返礼品合戦にブレーキをかけるために これまで割と明確な指導を 各市町村にしてきたように思います。ふるさと納税を当て込んで 事業を始めてしまったような自治体も少なからずあったみたいなので 時間的な猶予も十分に与えられていたように思います。本来 所得税にしても住民税にしても 現在住んでいる自治体から それなりのサービスを享受しているはずですから その地に納めるべきなのに 自分の故郷や 被災して復興に苦しんでいる自治体を応援したいという 純粋な気持ちから始まったはずのふるさと納税が 現在のように返礼品目当てだけで納税するように 薄汚れてしまったのですから 本来なら廃止してしまってもいい様に思いますが 何とか残すために配慮して 総務省が監督指導していました。

    そのような勧告を一切無視していた自治体が幾つか ふるさと納税しても その人の納めるべき税金が全く減額されないような 厳しい処分を受けてしまいました。私は総務省の言い分が 至極真っ当であり その指導監督の姿勢にも 穏やかで適切であるように感じていましたから 全く無視していた自治体が処分されたのは 当たり前だと思います。と言うよりも こんな薄汚い納税法は 全廃してしまった方がいい様に思います。何だか日本人の 薄汚い本性を見せつけられたような気がして とても不愉快な気持ちになるからです。私も 一時期は ふるさと納税をしてみようかと考えて ネットでその情報を集めてみた時期がありましたが 各市町村のなりふり構わないような 返礼品合戦に辟易としてしまい 直ぐにやめようと思いました。あんまり大きな声では申し上げませんが こんな納税やめてしまえと思っております。

  • 5月8日 東京オリンピックのチケットが 発売されるのだそうです

    開会式や 人気競技 日本が活躍しそうな種目は チケットの争奪戦になりそうなのだそうですが どうも私には全然ピンときません。前回の東京オリンピックの時の事は まだ小さかったので 殆ど覚えておりません。1964年の事ですから 私がまだ七歳 小学校一年生の時の事でした。テレビで放送されていましたが 勿論白黒の映像です。リアルタイムではなくて その後オリンピックを振り返った時にみた映像が 記憶に残っているのだと思います。女子バレーボールで ソ連を破って金メダルを決めたシーン等 繰り返し何度も見たように思います。

    オリンピックと言うのは 国で行われるのではなくて 東京と言う都市で行われる大会なのだそうで 関西に住んでいると どうも関東で開催されるオリンピックだからなのかもしれませんが どうしても関西人には 現在の所は あまり興味をそそられていないように思います。オリンピックよりもだいぶ先の話ですが 大阪で開かれる二回目の万博の方が 関心があるような気がします。

    私は普段から愛国心など殆ど自覚せずに生活しておりますが オリンピックなどが開催されると 取り敢えずは日本の選手を応援してしまいます。でも それ程勝ち負けに拘りが強くなくて オリンピックの根本的な精神であるところのフェアプレイを重んじている選手を 国籍を問わず 応援したくなります。国同士が 対立していて 一触即発の状態であっても スポーツと言う世界の中では 共通したルールにだけ乗っ取って 競い合おうというために オリンピックと言うスポーツの祭典は 国が主催するのではなくて その中の一都市が開催すのだそうです。

    とは申しますが 私は中国と言う国が大嫌いなので 中国の選手だけは絶対に応援しません。以前 オリンピックに参加するのに 最低の年齢制限がありますが フィギュアスケートのペア競技では 女性の体が小さい方が難易度の高い技が成功しやすいので 中国の選手が年齢制限 確か十六歳以上だったように記憶していますが 中国から出場した女の子が その年齢に達していないのではないか という疑惑が持ち上がったことがあります。

    日本人の感覚としては 一応建前としてだけでも 例え自国にとって有利になる行いでも そのようなルール違反は認められないと判断する人が 大部分だとは思いますが その時中国人にアンケートを取ったら 国にとって有利になるのなら ルールを破るのは当たり前 という回答が殆どだったので まあ中国と言う自分さえよければ他の国の事等どうでもいい 何と言われようとどう思われようと知ったことじゃない と言う国柄ですから さして驚きもしませんでしたが そんな国の選手は永久に応援したくないと思いました。兎に角中国と言うのは 本当に自分本位で まるで秋元真夏みたいだと思います。

    私がこの世の中で 二番目に大嫌いな人間の事を思い出してしまったので 不愉快になってしまいましたから 本日はお終いにします。ちなみに一番嫌いなのは アベチャンです。

     

  • 5月7日 ブラームスとチャイコフスキーのお誕生日なのだそうです。

    ブラームスが1833年 チャイコフスキーが1840年の本日に誕生されたのだそうです。この二人は クラシック音楽の作曲家として 有名であり 人気もありますから 草シックの作曲家を十人上げるときには 必ず入ってくるのだと思います。ブラームスは ドイツを代表するクラシック音楽のの作曲家で 三Bと呼ばれています。ちなみに他の二人はバッハとベートーベンです。

    ブラームスの作品では 交響曲一番がもっとも有名かもしれませんが 子守唄などは誰もが耳にしたことのある 馴染み深いメロディーなのかもしれません。でも私は 交響曲三番が 一番好きです。その何とも物悲しい主題は ベートーベンの荘厳ミサ曲のバイオリンソロと並んで 私が一番好きなメロディーです。実は私が岐阜大学に在学中オーケストラに混ぜてもらって活動していた時期が 短いですがありました。その時にブラームスの三番が 演奏会で取り上げられましたので 是非ともその演奏に参加したかったのです。所が 私はファゴットと言う木管楽器を担当しておりましたが あまり一般的には知られていないこの楽器ですから 勿論参加させてもらって初めて手にする楽器です。全くの初心者でしたし この三番と言うきょくが 数あるシンフォニーの中でも 凄く技術的に高度なものを求められる曲だったので 残念ながら参加させてもらえませんでした。不器用な自分が とても悔しかったです。楽器を手にしたのは 私とあまり変わらない十歳ぐらい年下の女の子が 演奏に参加したので オーケストラを辞めたくなってしまいました。

    私は このブログでも何度か 一番好きな交響曲はベートーベンの五番「運命」それも特に第四楽章と 書きましたが ブラームスの三番も同じくらいに大好きです。チャイコフスキーも同様に有名であり人気のある作家ですから 私も大好きです。彼の交響曲では 六番の「悲愴」と言うのが一番有名ですし 聴くたびに感動します。それから やはり岐阜大学のオーケストラのレパートリーとなった 五番も繰り返される主題が 何とも悲しい気分になりますが 大好きです。

    でも私がチャイコフスキーの交響曲で一番好きなのは 四番です。時期的に チャイコフスキーが経済的に恵まれてきたので 作曲活動に専念できたことが この大曲の完成に影響していると言われているみたいですが 確かに一~三番までとは スケールの大きさが異なるように思います。ロシアの作曲家は やはりロシアの大地で生まれ育ってこられたからなのだと思いますが。ラフマニノフなんかでも同様の事を感じますが ゆったりとして 穏やかでのんびりした中にも緊張感が感じられる作品が多い様に思います。残念ながら 狭い国土しか持たない日本人には 逆立ちしても生み出せない作品のように思います。

    私が交響曲で好きな作品を三つあげるとしたら 上記の三曲になるのかもしれませんが どうしても外したくない作品が もう一つあります。ブルックナーのどれにするかすごく迷いますが あえて一曲に絞るなら七番かもしれません。ブルックナーの七番も 大好きな交響曲としてあげたい作品です。ただこの歳になってくると 一時間以上もかかる曲は それもブルックナーの作品は 姿勢を正して聴きたいので 肉体的に疲れてしまいますから この所耳にする機会が極端に減少しています。ベートーベンの第九の場合 合唱が参加する四楽章で雰囲気が変わりますから 何とか頑張って最後まで聴きとおせております。

    日本人は 三と言う数字が昔から大好きみたいで 御三家や三人娘 と言った表現があるように代表的な存在を三つに絞る傾向があるのかもしれません。ですから 現在の私が好きな交響曲を強いて三つに絞るとすると ベートーベンの五番 ブラームスの三番、チャイコフスキーの四番と言っていいのかなと思います。久しぶりにクラシックな気分が盛り上がってきましたので 今夜は久しぶりに埃をかぶっているクラシックのCDを引っ張り出してきて 格調高い夜を過ごそうと思います。

  • 5月6日 連休最後の日です

    私は今年もゴールデンウィーク中ずっと病院を開けておりましたので 全然長いお休みだった人たちの気持ちは想像できませんが やはり明日から平常通りに仕事が始まるのでしょうから 物悲しい気持ちになっておられるのでしょうか。夏休みの最終日に 宿題が終わっていなくて絶望的な気持ちになっている子供たちとは 状況は微妙に違うのでしょうが 泣きたい気分は似たようなものなのでしょうか。次の連休は一体いつなんだろうかと カレンダーをめくってみたりしているのでしょうか。ちなみに 私は夏休みの宿題は 殆ど全て前半で終わらせてしまっていましたから 宿題におわれて苦労した記憶がありません。ただ図工が苦手でしたので お絵かき宿題などが順番として 何時も最後まで 残ってしまったのは記憶しています。

    私もほんの数年 塩野義製薬に勤めておりましたので 連休に入る前のウキウキした気分や あっと言う間に連休が過ぎ去ってしまって 泣きたくなるような気分は 何度も味わいました。塩野義製薬は 四十年ほど前の話ですが 完全週休二日制で 祝日も全てお休みでしたから 年間の休日が110日を超えておりました。一年の三分の一近く お休みを貰っている恵まれた待遇を受けていたにもかかわらず 祝日などのイレギュラーなお休みが とてもありがたかったのですから 人間とは贅沢な生き物だと思います。

    小学生の頃 毎年一学期の終業式の日には 四十日以上続く夏休みが 永遠に続くように思っていたのに 何時も8月31日には 学校に行きたくないと切望しておりました。秋には 学校行事として 遠足や運動会など楽しい催し物が少なからずありました。勿論いじめなどを受けていたわけでもないし お勉強はどちらかと言えば得意な方でしたから 学校の授業が嫌だと思ったことは殆どありません。なのに長期のお休み明けの日は 学校へ続く道を いつもよりもいっそうトボトボと歩きました。

    この連休中 仕事はそこそこ忙しくて 有難いことに売り上げも目標金額に達しましたから 殆ど疲れも感じておりません。明日以降も もりもり働こうという気分です。げんなりしておられる方たちは その分連休中に楽しい思いをされたからでしょうから しょうがない様に思います。私もあと少し頑張れば 毎日が日曜日の身分になれますから その日が来るまでは ぼやかないで仕事を頑張ろうと思います。

    繰り返しますが 明日から仕事だと落ち込んでおられる方たちは 連休中にいい思いをしたから そんな気分になっているのであることを理解して 明日からのお仕事に勤しまれることをお祈りします。失業中の方も 結構おられるのかもしれませんから やるべき仕事があるだけ 幸せだと考えるべきなのかもしれません。連休が終わりますから 観光地もすいてくるのでしょうから 次の水曜日には 奥様と二人で どこかに出かけてのんびりしようと思います。

     

  • 5月5日 子供の日です

    子供の日と言えば 私が子供の頃だと 鯉のぼりと柏餅でした。一戸建てのおうちの庭には それぞれのおうちによって 大小様々でしたが 青空に勢いよく鯉のぼりが泳いでいたものでした。私のように小さな団地に住んでいるものは ベランダに小さな手作りの鯉のぼりが可愛らしく翻っていました。最近の子供の日は あまり鯉のぼりを見かけないような気がしますが 実際の所はどんなものなのでしょうか。

    私は五月の末に自分の病院での検査が待っていますから 甘いもの 炭水化物は出来る限り食べないように 心掛けておりますが まあ子供の日ですから 柏餅を一つだけ頂きました。スーパーで三個入りのものを購入しましたが やはり一番の旬の時期なので いつもよりも少々高めの価格設定になっていましたが まあしょうがないかと諦めて 手に入れました。最近は 柏餅は 年中販売されていますので 時々食べますが 結構餡子がたっぷりと入っていて 値段を考えたら そこそこ美味しく思っています。

    所が 本日購入した柏餅は 餡子がほんの少しだけしか入っていませんでした。普段よりも高い価格設定なのに 明らかに質が悪い柏餅でした。たかが スーパーでパック売りしている柏餅ごときで 大騒ぎするほどの事ではないと分っていますが そのスーパーは ここ十年位何度も何度も通っていますので 何だか裏切られたような気がして 残念なのです。子供の日に柏餅を買った自分が間抜けなだけかもしれませんが 当たり前のことを当たり前にして ガッカリしたことが悔しいのです。まあ他に気に入りのスーパーを探すのは 面倒なので 今後もこのスーパーへ通うと思います。

    ちなみに 柏餅と並んでメジャーな子供の日のお菓子が チマキだと思いますが 私はこやつが好きではありません。甘ったるい餅を 丁寧に笹の葉でくるんであるお菓子ですが 一般的に価格設定が柏餅よりも高めだと思います。笹の葉でくるんで丁寧にひもで縛ってありますから 柏の葉っぱでくるんであるだけの柏餅よりも かなり手間暇かかっているので その分価格設定が高くなるのは 致し方がないのかもしれませんが 餡子の入っていない分 何だか損した気分なのです。

    本日は 最初から せこい話が続いて申し訳ありませんが まあ私がせこい人間なので致し方がないことでしょう。これ以上書きますと 更に私の器の小ささを 強調するだけになりそうなので 本日は短めですが この辺りでお開きにします。