Dr.喜作のブログ

2019年10月 の記事一覧

  • 10月20日 ラグビーで南アフリカに完敗いたしました

    今回のラグビーワールトカップでは ホームチームである日本に予選リーグの間 神風が吹き続けて全勝してグループ一位通過ができました。もし日本以外の国で 試合をしていたら 日程的なアドバンテージも含めて 熱狂的な応援が相当に減少するでしょうから 予選リーグを全勝するなんてことは 夢のまた夢だったのではないでしょうか。本日の準々決勝戦でも 前半は神風が吹きまくって 3対5という結果的には接戦であるかのようなスコアで終えることができました。南アフリカが 信じられないようなミスを重ねまくってくれたおかげで 日本はそれほど失点をしなくて済んだのです。
    でも 後半戦には さすがに神風が止んでしまって 正直に実力差が 得失点に表れてしまいました。結局日本はノートライに終わってしまいました。南アフリカは 圧倒的なアウェイの雰囲気の中で 着実に地域を進めるゲーム運びに徹して 得点を重ねていきました。勿論日本チームのフィフティーンが 手を抜いたわけではないのでしょうが やっぱり自国開催の大会なので なにがなんでも決勝トーナメントに進出することを 最低限でありまた最大の目標にして 戦ってきたのでしょうから 正直トーナメントの試合で戦えていることに 満足してしまって これまでの試合のようにどうしてもトライを奪うという気持ちが あんまり感じられないように思ってしまいました。私がかつて大好きだった中日ドラゴンズが 宿敵巨人を倒して セリーグチャンピオンになってしまうと それだけで満足しきってしまって 肝心の日本シリーズでは燃え尽き症候群にかかって ふがいない負け方を繰り返していたのを 思い出してしまいました。
    サッカーでも 同様なことが言えた時代があったように思います。今でこそ日本がサッカーのワールドカップ本戦に出場するのは 当たり前のような雰囲気になっていますが かつてはどんなに頑張ってもアジア予選で敗退してしまって ワールドカップに出場する事なんて 夢のまた夢である時代が ずっと続いていたのです。ですから 本戦に出場した日本チームは ワールドカップに参加できていること自体に満足してしまって 勿論勝負事ですから 勝つことを目指して試合をするのでしょうが 負けても致し方なし といった雰囲気で報道もされていましたから 勝利を挙げることは 至難の業でした。ここの所 やっとトーナメントに進むこと そしてトーナメントで勝ち進むことが 現実的な目標になってきているのかもしれません。
    まあ本日の試合では 日本チームのいいところがほとんどない試合でしたが あきらめずに頑張ったので それほどコテンパンにやられてしまったわけではないことは 十分に拍手すべき善戦だったように思います。前回大会で南アフリカに幸運にも勝利できたのは 日本ではなかったけれども神風が吹きまくってくれたからだと やっぱり私は思います。南アフリカが 日本を舐めまくっていて 準備を怠りすぎたのかもしれません。今回の大会で 日本チームの実力が向上して それなりの自信につながったことは 間違いないし すごく喜ばしいことだとは  思いますが今後この勢いを継続して真の実力あるチームに成長していってほしいと思います。
    高校生のラグビー部員の数は 近年減少し続けているのだそうですが 前回大会で 南アフリカに歴史的勝利を挙げた翌年だけは部員数が増加したのだそうです。但し残念ながら その翌年からはまた減少の一途なのだそうです。今回は 日本でワールドカップが開催されましたので テレビでもしっかりと放送されて すごく注目される中での 快進撃でしたから 来年以降高校ラガーマンの数が 増加してくれることを期待いたします。ラグビーといえば どうしても泥だらけになってのスポーツというイメージが強いし サッカーの方が スマートでかっこいい それに一流選手になると収入もとんでもない金額に達するのは 常識ですから どうしてもフィジカルに恵まれた足の速い子供たちが サッカーを目指してしまうのは 致し方のないことかもしれませんが サッカーに殆ど興味のない私としては もう少し日本国内でラグビーの注目度と人気が高まってくれることを期待します。
    さて 日本が敗れてしまったことで 急にラグビー熱が冷めてしまわないようにしていただきたいです。準決勝に進んだ イングランド ニュージーランド ウェールズ 南アフリカは どこが優勝しても全然不思議ではない 強豪国ぞろいです。これから行われる準決勝の二試合 と三位決定戦 そして決勝戦という 各国が一番本気で戦う 一番面白い試合が残っているのですから ワールドカップとしては 日本は出場できませんでしたがこれからがメインイベントなのです。チケットをお持ちで 会場で試合をご覧になれる方はもちろん テレビで観戦される方たちも 今後の試合こそが ラグビーの神髄をたっぷりと味わえる試合ばかりですから 大いに楽しんで ラグビーの面白さ 素晴らしさを十二分に味わっていただきたいものです。日本が 敗れたからと言って すぐに冷めてしまうような 表面的なラグビーファンは 卒業して真のラグビーファンになっていただけると嬉しいです。

  • 10月18日 本日は 冷凍食品の日なのだそうです

    冷凍食品は マイナス18度以下の環境に保たれるのが理想的なのだそうですが 冷凍のとう(10)とマイナス18度の18から 本日に決められたのだそうです。ちょっと苦しい日にちの決め方ですが まあいいでしょ王。冷凍食品は いろんなメーカーから 相当に幅広いレパートリーが発売されているみたいですが 私は普段から 割と自炊はするほうだと思いますが あまり利用しません。自分で作った料理などを 冷凍保存することは ちょくちょくあります。カレーなどは 好物なので お鍋にたくさん作ってしまいますので 大抵半分くらいは タッパーに入れて 冷凍保存しておいて ひと月ぐらいしてから 解凍してまた食べるようにしています。野菜なども結構時期によって価格の変動が大きいので たまに安い野菜をまとめて購入して 塩ゆでにしてから ジッパーなどに入れて 冷凍保存することは あります。但し冷凍期間が長いと どうしても 冷凍焼けして 触感が悪くなりますし 独特のにおいがするようになりますので あまり長く冷凍しておかないように心掛けてはいるつもりです。
    私の父などは 冷凍にしておけば 無限に長持ちすると勘違いしているようで よく注意するのですが 全く聞く耳を持ちません。正月のために年末に購入した餅なども 年末迫ってから購入すれば 少なくとも三が日ぐらいは そのまま冷蔵庫にでも入れておけば カビが生える心配はないはずなのに いつも買って帰るとそのまま冷凍庫にしまい込んでいるようです。おかげで 元旦のお雑煮に入っているお餅でさえ 一度冷凍されて解凍したものなので どうしても風味が落ちてがっかりします。冷凍しておけば 腐敗したりカビが生えたりする心配はありませんが いったん冷凍状態になってしまいますから 細胞レベルでの構造変化が起こってしまって 確実に品質が低下してしまうように思いますので何でもかんでも冷凍しておけば安心と勘違いしている方には ご忠告申し上げたいです。
    発売されている冷凍食品は 予め冷凍されることを前提に調理なり加工なりされているのでしょうから それなりの冷凍されることによるダメージに対しての対策が施されているのかもしれませんが 購入するまでにどれくらいの期間冷凍されているのか よくわかりませんし どの程度の時期まではおいしく食べられるのか 明示されているのでしょうか。すべての冷凍食品にキチンとその辺りのことが 表示されているのだとしたら 私の認識不足で申し上げありませんが 私の作った冷凍保存した食品は 残念ながら味も香りもかなり損なわれているように思いますので そしてそこそこの価格がするように思いますので 自分では積極的に購入いたしません。
    とはいえ 沢山の種類の冷凍食品が どこのスーパーでも コンビニでも販売されていますから 利用されている方が少なからずいらっしゃるのは間違いないみたいです。まあ男性で料理がほとんどできないような方の場合 電子レンジで加熱すれば すぐに食べられるのでしょうから 便利なアイテムであるのかもしれません。食べるのにどうしてもひと手間かかってしまう インスタント食品よりも さらに簡単に食べられるメリットがあるのかもしれません。でも簡単に作れる料理 例えばチャーハンなどを一度購入して 食べてみましたが ご飯に全くパラパラ感がなくて おいしくありませんでした。レンジで簡単にチンしたので 加熱の仕方に問題があったのかもしれませんが 中華鍋で炒め直すのなら 冷ご飯からチャーハンを作るのと あんまり手間暇は変わらないし おいしさも風味も断然自分で作ったほうが美味しいように思います。
    まあ本日は 冷凍食品の日ですから もう少しこの食品を褒め称えるようなコメントを 書くつもりでスタートしたのですが やっぱり私は この食品に対して マイナスのイメージしかありませんので いいように持ち上げるコメントが 出てきません。ですから本日は 盛り上がりに欠けるまま おしまいにしようと思います。

  • 10月17日 1849年の本日 ショパンが39歳で亡くなられました

    私も還暦を過ぎてしまいましたので この年になってくると 私よりもずっと若くして亡くなられたのに 後世に残る多大なる功績を残された方が 沢山いらっしゃることに 悲しい気持ちになります。私は このブログで何度も書きましたが ピアノの練習を十数年励んでおりましたので ショパンには特に思い入れがあります。ショパンの作品で 初めて弾いたのは 多分有名な「子犬のワルツ」だと思います。この曲はかなり有名でしたから おそらく初めて知っている曲を練習できたので 熱心に頑張りましたので 割と短期間で上手に弾けるようになった気がします。まあ技術的にも簡単な曲だったからかもしれませんが。
    私は 発表会で割とショパンの曲を弾いた思い出があります。ショパンのマズルカや ノクターン ワルツ ポロネーズなどが先生から与えられて 頑張ってチャレンジしました。ワルツは 私の当時の技術よりも若干高めの曲でしたので 相当にてこずりました。でも本当に美しくて魅惑的な曲でしたので 大好きになり 何とか本番で聞く人にこの曲の良さを伝えたくて 懸命に練習しました。私は 腰抜け野郎ですから 非常に本番に弱くて 普段なら十回のうち九回はうまく弾けるバートを 大抵本番では失敗しますし 落ち着いてじっくりと聞かせたいバートを 駆け足で弾いてしまい 何にも伝えられなかったりする場合が多かったのです。でもその時に弾いたワルツは やっぱり懸命の練習に裏付けられた自信があったからか 奇跡的にすべてが上手くいって弾き終えることができました。私の人生 上手くいかないことだらけですから この時に人生のピークを迎えてしまったのかもしれません。
    ポロネーズは はっきり言って 先生の選曲ミスではなかったのか と今でも思っています。私はピアノを弾く人間としては 致命的に手足が短く 従って指も太くて短いので 最初からこの曲を弾きこなすのは 無理だったのではないかと思います。勿論 大曲 難曲を与えてもらいましたから 名誉なことなのですが 上手く弾きこなせなくて 人前で恥をかくのは 私自身です。まあ子供が習っているピアノの発表会ですから お客さんといっても 殆どが出演者の家族や友達ぐらいしかいませんから 今から考えるとなんであんなに緊張していたのか不思議に思えますが とにかく大観衆の前で自分のピアノの腕前を披露するわけで 失敗したら大恥をかいてしまうぐらいの感覚でした。私はこのブログで何度も告白していますが 極端なあがり症の腰抜け野郎ですから 結果的には 勿論本番では上手く弾けませんでした。
    それ以来 ショパンの曲は 他人が演奏するのを聞くのは 好きだけれどあんまり弾きたくないような苦手意識を持ってしまいました。所が 結果的に 私が自分なりに納得できる演奏が一度でもできれば 二度とピアノが弾けなくなってもいい と言うぐらいに 思い入れの強かった曲が やはりショパンのバラードの一番でしたから 不思議なものです。この曲にチャレンジするきっかけを作ったのは 一つ目の大学の同じクラスにいた ピアノがものすごく上手い友人でした。私も小学生のころからずっとピアノを習っていましたし それなりに一生懸命に練習していたつもりでしたので 私よりもピアノがうまいと感じる知り合いはあまりいませんでした。妹は 大阪音大のピアノ科を卒業していますが 実のところ私のほうが上手かったのではないかと自惚れております。事実子供のころには 同じ先生に習っていましたので 同じ発表会に出演していましたが 大抵私のほうが後からの出番でした。発表会の出演順は 出番が遅い方が 上手い人であるのが 相場です。
    そのすごく上手な友人は 背がすらっと高くて 指もすんなりと長くて 十度(ドから二つ上のミまで)が簡単に弾けるので 身体的にピアノを弾くことで恵まれていたのは事実ですが その練習法がかなりストイックで すごく影響を受けておりました。その友人に勧められたのが ショパンのバラードの一番でした。最後のコーダの部分は相当に難しいけれど その前の部分までは 私の技術と表現力でも何とかかっこが付きそうなので 頑張ってみたら とアドバイスされましたので 勿論この曲はもともと大好きだったので 駄目もとで チャレンジしてみました。演奏時間は 一般的に六~七分で終わる曲ですが 初めの部分から少しずつ練習を始めて 問題の最後のコーダの部分まで 何とかインテンポ(一般的に演奏されるテンポ)で一年ぐらいかかりました。最後の難関のコーダの部分は 私の指の短さでは どうにも対応できなくて 納得のいく演奏がいくら頑張って練習を重ねても出来ませんでした。
    まあ人間それぞれに持って生まれた器の大きさがあるのでしょうから どんなに頑張っても叶えられない願いがあることを思い知らされた時かもしれません。まあ私がどんなに頑張ったって ナーちゃんをお嫁さんには出来ないようなものでしょう。人生いろいろな問題と直面しますが 簡単にあきらめるべきではないのでしょうが 自分の大きさや立場を理解して 高望みすべきではない場合も少なからずあることを 実感させられた瞬間だったように思います。それでも私は ショパンが大好きです。このとても演奏するのが難しい曲を いとも簡単そうに弾きこなされているピアニストの方々を 心底尊敬してしまいます。

     

  • 10月16日 何もしない 無駄に過ごしてしまった一日でした

    本日は月半ばの休診日でしたから 朝から何にも予定がなくて 病院の二階で ただひたすらゴロゴロしていて 全く生産性のない一日でした。私は 血圧が高めですし おしっこが近くて 夜中に少なくとも二回ぐらいは トイレに通いますので 何も予定のないお休みだから ぐっすりと寝過ごしたくても 尿意によって強制的に朝七時ごろには 目覚めさせられます。朝ごはんとして 食パンを一枚トーストして 目玉焼きにたっぷりの千切りキャベツのサラダをのんびりと食べました。以前は 休みの日には のんびりと手動のミルでコーヒー豆を挽いて サイホンでコーヒーを入れたりしておりましたが 最近は紅茶のほうが それも甘ったるいミルクティーが好きになりましたので お湯を沸かして ティーバックで簡単にお茶をいただいております。
    普段は 食事をベッドの横に置いてある炬燵で テレビを見ながら食べてしまいますが せっかくの休日なので 雰囲気を変えるために 殆ど普段使っていないダイニングテーブルでのんびりと頂きました。以前は もっと気分を一新するために 三階にある広いベランダで 自分で組み立てた木製のイスとテーブルで 食べていた時期もありました。見晴らしもかなりいいし ちょっとしたリゾート気分も味わえますから 家を増築したばかりのころには 頻繁にベランダで食事をしたり バーベキューを楽しんだりもしましたが 広い見晴らしの良いベランダのある生活に慣れてしまうと その有難味が薄まってきて なかなか三階に上がらなくなってしまいました。お天気が良ければ ベランダで食事するのも 気候的にちょうどいい時期ですが 現在はその木製のイスが古くなってしまって 安定感を失くしてしまいましたので猶更ベランダを利用する気持ちにならないのかもしれません。
    朝食後 普段は 朝一で入浴するのですが 食後にのんびりとお風呂に入りました。お風呂に入るタイミングとしては 一般的に寝る前に入る場合と 朝一で入る場合に分かれるのではないでしょうか。デリケートな方の場合 寝る前にお風呂に入って サッパリとしてから寝ることを好まれるのかもしれませんが 私は太っているので寝ている間もそこそこ汗をかきますので 朝一でお風呂に入ったほうが その日一日が快適に過ごせるような気がしますので ここ十年以上 ずっと朝起きて一番にお風呂に入るパターンになっております。仕事の前の入浴の場合 それほど時間にも余裕がありませんので長くとも二十分ぐらいで終わりですが 本日はしなければならない予定が何にもない休日でしたので 四十分ぐらいかけて のんびりとお湯につかりました。
    風呂上がりに かなり温まったので ベッドに腰かけて 扇風機にあたりながら テレビのスイッチを入れて 録画されていて視聴できていない番組が溜まってきていましたので それらを鑑賞することにしました。二時間ほどぼーっとしながら お気に入りの予約録画しているテレビドラマを見ていましたが お昼前になりましたので 一階の病院におりました。ホテルで預かっている子や入院している子が一匹もいないのは 気楽ですが ちょっと寂しい気持ちもあります。パソコンの前に座って このブログがどうしても遅れ気味になっていますので 数日遅れで入力していきました。
    ブログの入力に飽きてくると 最近は待っている俳句作りに励みました。私の俳句の作り方は 取り敢えずは現在秋ですので ネットで秋の季語とその意味合いの説明が並んでいるページに入り ぼんやりと季語の羅列を眺めていきます。俳句によく使われる季語には 日常会話には あまり出てこない言葉が少なくありません。意味どころか その読み方さえ見当もつかない季語がたくさん並んでいますので それらの言葉を詠み方と意味合いを確認しながら 私の気持ちに何らかの引っ掛かりをもたらしてくれる季語との出会いを待ちます。
    その意味合いに ピント来て 一句読んでみたい季語が見つかりましたら その季語を中心とする十七文字を探す作業に入ります。ただこんな俳句作りのやり方は 邪道ではないかと思って 同好会の先輩に相談した所 やっぱりあまり望ましい手順ではなかったみたいです。俳句作りに こうしなければならないと 決まった手順などはないのかもしれませんが 先輩は普段の生活の中で 驚いたり 嬉しかったり 感動したりしたことがあると その時の気持ちをとりあえずはノートにでも書き留めておいて 落ち着いて机に向かった時などに そのノートを開いて 五七五に当てはまる言葉を探し 似つかわしい季語を当てはめると 自分なりにいい俳句ができるような気がするとのことでした。
    もっともな正論を教えていただきましたので 私も日常で感動することがあった時には 書き留めておいて その気持ちを俳句に読み込んでみようと思いました。所が 私の面白みのない日常生活では 殆ど感動するような場面に出くわすことが 悲しいことに殆どありません。たまに印象に残った場面がありましたので その時の気持ちを俳句に読み込んでみようとおもって 句づくりに取り組んでみました。五七五の言葉は それほど苦労しなくても 見つかりますが その時の気持ちにうまくマッチする季語が見つからないのです。季語が二つ以上入るのは 季重なりというルール違反になりますので 出来る限り避けるべきであることは 分かってきましたが 季語の入らない十七文字は 俳句とは認められないのです。
    ですから 日常生活の中での 感動を読み込めるのが 俳句作りの王道であることは 何とか理解できているつもりですが 何しろ始めたばかりで 季語のレパートリーが少なすぎるからなのかもしれませんが 後からその場面にうまくはまる季語を見つける作業ができませんので 恥ずかしながら 現在のところはとりあえず自分の気に入った季語を見つけて その前後に言葉を当てはめるという形での 俳句作りに励まざるを得ません。ただそんな邪道な作り方をしているためなのでしょうが 私の作る俳句には 表面的な現象の説明に終始していて 表はあるが裏というか深みのない そのまんまの意味合いしかない薄っぺらい俳句になってしまっていると 偉い先生からお叱りを受けました。まあ本当に初心者なので 徐々に上達していければいいかなと 焦らず俳句作りに励んでみようと思います。
    そうこうしているうちに お昼になりましたので 二階に上がって グリーンリーフをザクザクと細切りにして 切り落としハムを刻んだものと混ぜ合わせて 味ぽんをかけて 簡単なサラダを作って食べました。食べ終わるとまた ブログの入力と俳句作りをせっせとがんばりましたので ブログを四日分と 新たな俳句を三つひねり出しました。ブログは 当たり前かもしれませんが 毎日書いてもどうしても遅れ気味になりますし 俳句も下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるではありませんが とにかくたくさん作りながら その作業の中で 少しでもテクニックが身についてくれればと思っておりますが やはり身近に適切なアドバイザーがいてくれないと なかなか目に見えて進歩しないように思います。しょうがないので 奥様に見てもらって 感想やアドバイスを求めてみますが 奥様も俳句には全く興味も経験もないので 最低限の感想は聞かせてもらえますが 適切と感じられるアドバイスは 頂けません。
    そんなことをグダグダしているうちに昼をだいぶ回りましたので 銀行が閉まる前に預金をしに出掛けて ついでに食料の買い出しに出かけました。何もなければ なるべくサラダなどの野菜を中心にした献立を心がけておりますので 本日はキャベツが安かったので 買いました。世の中 消費税が二パーセント上がったので 大変だと大騒ぎしていますが 今年の夏から秋にかけては 例年に比べて 野菜や魚の価格がずっと高いままだったように思います。野菜や魚は 収穫量と需要の兼ね合いで 価格が決まるのでしょうから ある程度上下するのは 分かりますが 今年の夏は高いところで安定してしまっていたようで 困ってしまいます。身近な野菜だと キュウリが一本五十円前後 トウモロコシも一本百五十円前後で 何時かは下がるだろうと期待しているうちに トウモロコシの季節は終わってしまいました。
    今年は けちん坊な私としては スイカも私の納得のいく価格で販売されるのを待っているうちに 食べずにシーズンが過ぎてしまいました。少々高くついたと感じても 食べたいものを食べたほうが 幸せな人生なのだとおもいますが 本当に私は器の小さな人間です。そんなことで 本日も安く感じたキャベツと 塩蔵ワカメ 竹輪などの サラダの食材ばかり籠に入れて買い物を終えました。一応食材の場合 消費税は8パーセントに据え置きされているので 増税の被害は受けていないのでしょうが 細かいことが気になる性分なのに 消費税が上がったかそのままかということには 殆ど無頓着ですが 食品は必要なものですから 購入せざるを得ません。そんなけち臭い買い物をして 病院に戻りました。もう夕方でしたが あと少し頑張って ブログの入力と 俳句作りに勤しんでから 二階に上がり また溜まっている録画された番組を見て過ごしました。本日は 全く病院の売り上げにつながることは一切しないうちに過ぎてしまいました。ブログの入力と俳句作りは 私にとってどちらも有意義なことですから 全く無駄な一日とは言えないのかもしれませんが せっかくのお休みですから もう少し楽しいことに出会えたほうが 嬉しかったかなあと思います。

  • 10月15日 1980年の本日 山口百恵さんが引退されました

    今どきのお若い方々でも さすがに山口百恵さんのお名前ぐらいは 耳にしたことがあるのではないでしょうか。39年も前のことですから その存在すらご存じない方が増えてきても致し方のないことかもしれません。桜田淳子さんと森昌子さんと 学年によって 中三トリオなどと呼ばれていたように思います。私は当時中学生や高校生だった頃ですから当然アイドル好きは もう始まっておりましたが 当時は 浅田美代子さん一辺倒でしたので 山口さんたちには ほとんど興味がありませんでした。
    当時のアイドルとしては かなり刺激的な内容の歌詞の歌を歌っておられて 歌手として凄く人気がありました。それから主演の映画やテレビドラマが数えきれないほどありましたから女優さんとしても 人気がとても高かったみたいです。私は全く興味がないので アイドルとして凄く頑張っているなあ 位にしか思っていませんでしたが 私の二つ下の妹が百恵さんの大ファンで テレビドラマは欠かさず見ていましたし、映画も沢山映画館にまで出かけてみていました。
    百恵さんは 歌手として 主演ドラマや映画の主題歌まで全て歌っていましたから 当時はだれでも口ずさめるぐらいのヒット曲が 無数にありましたが 私は彼女の歌声のピッチの低さが プロの歌手として許される範囲なのか疑問に思っていましたから 全然好きにはなりませんでした。但し私の大好きな美代ちゃんよりは ずっとずっとお上手だったことは認めます。演技力にしても まあアイドルとしては いい方だったのかもしれませんが 首をかしげたくなるような演技に思えていましたので 殆ど興味もわきませんでした。
    但し 早くから噂のあった三浦友和さんと アイドル絶頂期に 結婚されて きっぱりと引退されてしまったその潔さには すごく魅力を感じておりました。詳しくは知りませんが 百恵さんは自分が育った家庭が 一般的にいうところの幸せな家庭とは ほど遠かったみたいなので 自分の作る過程では 良き妻であり 良き母であることに徹することを 固く決意されての引退だったのでしょう。その後ご主人の三浦さんは とにかく爽やかな凄い男前でしたから それなりのポジションはキープされていたみたいですが 代表作としては思い当たる作品があまり浮かばないぐらいの ほどほどの活躍でしたので 百恵さんの芸能界復帰を望む声が 絶えなかったように思いますが 決して復帰はされなかったので その事は称賛に値するように思います。
    よく言われたのが 例えばÇM一本に出演するだけの復帰だとしても おそらくそのギャラは三億円前後と噂されていました。勿論 日本を代表するような企業そのものをアピールするような内容になるのでしょうし 百恵さんの出演するコマーシャル というだけで ワイドショーなどが 連日連夜取り上げて 大騒ぎをするはずですから 実際にテレビにそのコマーシャルが放映される前の段階で 十分にその企業はギャラ以上の宣伝効果が得られるであろうと まことしやかに言われていました。
    テレビコマーシャルの撮影に 凄く凝った内容のものを 丁寧に作り上げたとして ひと月はかからないでしょうけれど それで一般人が一生かかっても 稼げない金額を受け取れる可能性があるのに そしてそのたぐいのオファーは凄く沢山あったでしょうに 蹴とばし続けた百恵さんには 一人の妻として 一人のお母さんとして 一人の女性として 拍手を惜しみません。息子さんが 芸能界に入って役者さんになられているみたいで たまにお見掛けしますが 親の七光りではなくて 地道に演技力を磨いて 地味な役からこなしておられるみたいで その役者としての取り組み方にも とても好感が持てます。
    私は トップアイドルに君臨しているころには 全然関心がありませんでしたが 潔く引退されて 幸せな家庭を築くために懸命に頑張っておられる生き方が 大好きです。今後も良き妻 良き母として頑張っていただきたいと願っております。

  • 10月14日 衣替えの時期なのでしょうか

    十月も中盤となりましたので 朝夕はだいぶ涼しくなってきました。ふと気づくと 半袖で屋外をうろついているのは 私一人になっておりました。特に寒くて過ごせないとは感じませんけれど みんなと異なる服装をしているのは なんとなく恥ずかしいので 本日初めてトレーナーを引っ張り出してきて 着用してみました。ほんの少し前までは 昼間は冷房を入れなければ過ごしにくかったのに あっという間にちょうどいいを通り越しで うすら寒くなってきました。台風で被害にあわれた方も 十五号の時には 停電して熱中症になってしまった方が少なからずおられたみたいですが 今回の台風では逆に寒さによる被害が心配されているようですから 季節の移り変わりが早すぎるのではないでしょうか。春にしても秋にしても ちょうどよく過ごしやすい時期があまりに短すぎるようで腹立たしです。
    私の場合 服装は年間を通して 二パターンしかありません。夏の暑い時期には 上半身は 下着の半そでシャツの上に半袖のポロシャツを着用するだけです。下半身は 素足にサンダル履き ジーパンです。寒くなると 夏の上半身にトレーナーを重ね着するだけです。下半身は年がら年中変化がありません。風邪をひいて 寒気がするときと 旅行に出かけるのでちゃんとした靴を履く場合にのみ 靴下を履きます。私の衣替えとは ここ十年以上ずっと変わらずトレーナーを重ね着するか 脱ぐかだけで終わってしまいます。
    冬の時期に外出するときに 薄手のジャンパーを重ね着しますが 屋内に入るとすぐに重たく感じて 上着は脱いでしまいます。私は 自分の見てくれの悪さを自覚した時から おしゃれに対する興味をすべて捨てました。自分のような外見のものが 着るものに対してこだわりなんか持つのは 分不相応だと思ってしまったのです。仕事柄 清潔感だけは大事だと思いますので 一日着た服は 毎朝風呂に入るときに必ず洗濯機に放り込みます。まあ朝一の患者さんがすごく汚れていたり 血まみれだったりして すぐに着替えねばならないことも時々はありますけれど。
    お洒落にすごく関心が高くて 流行を追いかけることに必死になっているお若い方たち見ると なんだか滑稽に思えます。私は 服装などの流行は 服屋さんがコンスタントに服を売るために作り出しているだけものであって 世の中に全く無用のものだと思っています。ちゃんとした素材をきちんと仕立ててある服なら それなりの価格がするのでしょうから 誰もが大事に着るでしょうし ちゃんと手入れをして保管しておけば 当然次の年の同じシーズンには また着られるはずです。でも翌年の同じシーズンに昨年の服をまた着用されてしまっては 新しい洋服が売れないので 今年は今年の流行を作り出して 昨年の服は流行遅れでとても着られない雰囲気を作り出せば また今年も同じシーズンに向けた服を買ってもらえるはずです。
    昨年 そのシーズンに着用して魅力的だった服が 今年は流行遅れで恥ずかしくて着られないなんて言う感覚が 私にはまったくありません。ですから たまに自分のある程度上等の服を買う場合 勿論けちん坊な私ですから 気に入って購入した服であれば 大事に着て それなりの手入れをして保管して 何年も着用する事になるはずの服を購入するわけで その時の流行などには 全く惑わされずに 完全に自分の好みのデザインであり好きな色合いのものを選びます。私は 自分の気に入った服は ボロボロでみすぼらしくなってしまわなければ 十年前に買った服でも当たり前のように着ます。但し 太ってしまって着られなくなることもしばしばありました。今は減量していっておりますので 昨年は入らなかった服が何とか着られるようになる場合もしばしばあります。
    私の友人に ちょっとしたお金持ちがいますが 彼は持ち歩くかばんや時計はすごく高価なものばかりです。但し彼が選ぶ品は すべてオーソドックスなデザインで 十年以上それこそ子供の代にまで使える品を選んでいるから 全然贅沢をしているわけではないとよく言っていました。確かに たとえ30万円のかばんでも 三十年間使えれば 一年に一万円の見当になります。壊れたり 傷んだりした場合は メーカーに依頼して修理してもらえれば わずかの金額で 新品同様とはいえないまでもかなりいい状態で戻ってくるのだそうです。中途半端なかばんを二三万円で買っても 翌年には使わなくなってしまう場合のほうが間違いなくお金を無駄にしているように思います。
    取り敢えず 私の衣替えは トレーナーを重ね着するだけですので あっという間に終わりました。衣替えと同時に 朝仕事の前に飲んでいたコーヒーが アイスからホットに変わりました。昼間はまだ暑さを感じることもありますが 少しずつ涼しくなってきたということでしょう。また冬は 確実にやってきて 寒さを堪えながらの生活が 始まるのでしょう。今年も残すところ二か月半になりましたから そろそろ冬に向かってのいろんな準備を始めていきましょう。

  • 10月13日 台風の被害をほとんど受けなかったことを感謝します

    度々このブログには書きますが この枚方の地は 自然災害とはほとんど無縁なようなので 助かっています。昨年の大きな台風の時には 病院の入り口にあるテントが 風で破れてしまうという被害は受けましたが まあ開業して三十年近くたちますので もともとテントにひび割れしている部分がありましたので 必然的な経年劣化と言うことで致し方のないことかとも思います。それに修理費用のために 火災保険を初めて利用しましたが 実際にかかった費用よりも 保険で支払われた金額のほうが 大きかったので 修理してもらえるまでそこそこ日にちはかかりましたが 金銭的なダメージは全くありませんでした。勿論毎年火災保険料として かなりの金額を払っていたおかげだとおもいます。
    開業して三十年近くたちますが 実質的に損害を被ったのは 初めてでした。これまでにも 予報としては かなりの被害を覚悟しておくべき台風だと報道されたことが何度もありましたが 有難いことにこの枚方の地は台風については 大した実害を被ったことは殆どないのではないでしょうか。さらに有り難いことは 地震の被害も殆どなかったことです。今回の台風では 少し前にやってきた大型の台風と同様に 瞬間風速がすごいので また風による被害が大きいのではないかと予想されていましたが ふたを開けてみれば 各地の河川が氾濫しての 浸水による被害が 莫大なようです。これから徐々に確認が進むとさらに被害の範囲や亡くなられた方の数も 早く正確な被害は情報として知っておきたいけれど どんどん増大しそうで心配です。
    台風の被害の報道で 殆ど毎回起こっているのが 河川や用水路の様子を確認に出かけたお爺さんが 流されて亡くなっている残念な事件です。大雨が降って 自分の田畑や近所の河川 用水路の様子が 気にかかる気持ちは理解できないわけでもありませんが なぜそんな所が危険だとわかりきっているのに ほとんどの場合お爺さんであることが不思議なのですが 一般人のお年寄りがその状況を確認したところで 全く改善につながるわけがないのに どうして出かけていくのでしょうか。そんな増水した河川や用水路に流されて 溺れて死んでしまうのでは たとえそれまでがどんなに幸せな人生だったとしても 最後の締めくくりがそんな惨めな亡くなり方では 客観的にみて 決して幸せな人生とは言えないように思います。
    家や職場が 水浸しになってしまって 呆然となさっている方が ニュース番組のインタビューに答えておられますが 割と冷静に受け止めておられるのが 立派だと思います。私のように器の小さな人間の場合 突然自分が絶望的な状況に陥れられたときに フラッと様子を見に来た報道陣の興味本位にしか思えないような無神経な質問に対して 怒りがコントロールできなくなり 泣きわめきながらの応対をしてしまいそうです。長いこと丹精込めて面倒を見てきて 収穫間際だった作物が被害を受けておられる農家の方々が どうして冷静に というよりも怒る気力もわいてこないのかもしれませんが 穏やかな表情で報道陣に対応している姿に いつも感心してしまいます。
    ご本人たちが 何にも悪いことをしていないのに たまたま河川が氾濫して浸水してしまった地域に暮らしていただけなのに ある日突然 家や職場や田畑などを台無しにされてしまったのです。それまで懸命に築き上げてきた 大切なものを一瞬にして失ってしまったのでしょうから 私のような腰抜け野郎には とてももう一度立ち上がって その事態と正面から向かい合って 復興を目指す気力は 還暦を過ぎた現在の私は湧いてこないように思います。長野県の千曲川の流域は 私が移住を検討していた地域のすぐ近所です。ひょっとしたら 私と同様に セカンドライフをその地でと計画して 移住後の家を建てたばかりの方がいらっしゃるかもしれませんから とても長野県の浸水被害は他人事と思えません。
    私にできることは お見舞いの寄付を大した金額ではありませんがさせていただくことと 影響力の全くない私の言葉では何のお役にも立てませんが 心からお見舞い申し上げることだけです。この前の台風の時は 停電で暑さにより被害が拡大したみたいですが 今回は特に信州などでは 寒さが脅威になるのかもしれませんから 取り敢えずは電気や水道といったライフラインの出来るだけ早い時期の回復をお祈りいたします。改めて申し上げますが 不徳の致すところばかりの私にも 必ず人生の大きなしっぺ返しを受けることは 覚悟しておりますが 今回の台風で何の被害も受けなかった幸せに 感謝したいと思います。

  • 10月12日 ラグビーワールドカップでスコットランドに勝ってしまいました

    予選リーグを三連勝してきましたから その勢いで勝っても 当然のように思われる方が多いのかもしれませんが これまでの対戦成績は一勝十敗で その一勝も三十年ぐらい前の出来事で 覚えている人はほとんどいないぐらいの大昔の話なのですから アイルランドに勝ってしまった奇跡の直後では インパクトが小さいのかもしれませんが これまた十分に奇跡といっていい出来事なのです。まあコロコロ変わるのであんまりあてにはならないけれど ランキングでいえば 日本のほうがスコットランドよりもほんの一時的な珍現象なのでしょうが 上位にいますから そんなに大騒ぎすべきではないのかもしれません。
    取り敢えず日本は Aグループ一位通過できましたので 準々決勝の相手は これまた前大会で奇跡的な勝利を挙げた南アフリカになりました。ニュージーランドよりは いくらか勝てる可能性があるのかもしれませんが ついこの前の遠征で対戦して 大差で敗れていますから やっぱり勝てれば 奇跡と表現してもいいのかもしれません。まあ南アフリカにしてみれば 前大会で世界的に大恥をかかされたのですから 今回は万全の準備をして 完全に本気モードで向かってくるでしょうから しんどい戦いになるのは間違いありません。
    まあ日本にわずかの可能性があるとしたら やっぱり日本で開催されることで 会場の大部分の観客が日本を応援してくれるでしょうから その分だけアドバンテージがあるのかもしれません。日本人はプレッシャーに極端に弱くて あまりに期待や応援が大きいと 緊張して力が入りすぎてしまって 実力を十分に発揮できない場合が多いようです。事実この大会でも 初戦のロシア戦の開始直後は 緊張しすぎてボロボロになりあっという間に先制点を奪われてしまいました。まあラッキーなことに格下のロシアが対戦相手でしたから 時間とともに落ち着きを取り戻せましたから 簡単に逆転できましたが 初めての決勝トーナメント進出でまた選手が舞い上がってしまわないことだけを祈ります。まあ日本としては 開催国のメンツがありますので 最低限決勝トーナメントに進出できないとカッコが付かなかったのかもしれませんが 取り敢えず最低限度のノルマは果たせたようなものですから 後はおまけみたいなものと考えて 無心で戦えれば そんなに一方的なスコアにはならないと思いますので 無心で十分に実力を発揮してくれることだけを期待します。
    ところで サッカーのワールドカップでは 日本が勝利を挙げた夜には 愚かなファンたちが 大騒ぎして問題になりますが ラグビーファンは そんな愚行を繰り広げてはいないのでしょうか。私はサッカーファン全員を愚か者だと決めつけはしませんが 多分ワールドカップ中だけの俄かファンで騒ぎたいだけ目立ちたいだけのバカ者たちが世間に迷惑をかけているのだと思います。私は昔から根っからのラグビーファンですので ラグビーファンにはそんな愚行をしでかしていないことを祈ります。
    それでは一週間後の南アフリカ戦で 実力を存分に発揮してくれることを 心より期待して楽しみに待ちましょう。 

  • 10月11日 1915年の本日 ファーブルが91歳で亡くなりました

    ファーブルを日本で有名にしているのは 私の子供のころの愛読書「ファーブル昆虫記」かもしれません。男の子ならありがちかもしれませんが 子供のころ動物や昆虫が大好きでしたので 「シートン動物記」と「ファーブル昆虫記」は 何度も繰り返し読んだ愛読書でした。ファーブルは 今から百年以上も前に91歳とかなり長生きされましたが 昆虫記は 五十代から八十代まで 約三十年にもわたって書かれたのだそうでほかにどんなことをした人なのか 全然知りません。
    私も 小学生の頃の夏休みには 一日に一度は虫取り網を持って 蝉取りに出かけました。但し 私は蝉との虫取り網を介した一騎打ちに最大の関心がありましたから 勝負に勝てば 蝉を捕獲できるし 負ければおしっこをかけられそうになって 逃げられます。ですから正直な所 捕まえた蝉にあまり興味はありませんでした。ただ虫かごに入れておいて 気が向いたら 食べ終わったブドウの皮などを樹液代わりに入れてやるぐらいでした。カブトムシやクワガタムシの場合 手のひらに載せて遊んだりもしますが 蝉は暴れるだけだし オスの場合けたたましく泣きわめきますから うかつに触れませんでした。
    大抵 二三日で 虫かごの中で静かに息を引き取りますから 死んでしまうと 興味がまったくなくなってしまいます。子供は残酷 というか虫に対するいたわりの気持ちなど 全く持ち合わせていませんから ゴミ箱にポイ捨てしていたように思います。蝉の人生なんて 何年間も地中で暮らして やっと地上に這い出してからの寿命は極限られたものであるのに さらにその短い地上での自由な生活を 奪ってただ死期を早めただけですから 残酷至極な行為なのですが 子供のころは ぞくぞくするような蝉との捕獲できるか逃げられるかという真剣勝負が 止められませんでした。
    ある年の誕生日に 親から昆虫採集セットのようなものをプレゼントされました。虫を楽に死なせる毒薬の類とか 体が腐敗しないための防腐剤などを 注射で投入
    ファーブルは 虫を捕獲したところから その研究がスタートしますから まずは虫が快適に過ごせる環境を用意し 十分に餌を与えて その生態を観察するのですから さすがに死んでから百年以上たっても その書物がおそらく世界中で 売れ続けているのだと思います。私の昆虫採集の対象は 勿論蝉に限らず カブトムシやクワガタムシなどの甲虫類 キリギリスやコオロキなどのバッタの類 トンボやちょうちょの類 果てはやアブの類等と目につく虫のほとんどを捕獲の対象としていましたが 私の場合は 捕まえるという行為が面白いだけなので 今考えると本当にその対象となった虫たちにとって 迷惑なだけの存在だったように思います。
    キリギリスを捕まえるときなんか その鳴き声だけを頼りに 草むらの中で少しずつ接近していくのですが 一匹捕まえるのに三十分ぐらい 草むらの中を匍匐前進しますから 擦り傷だらけになり やぶ蚊に何か所も刺されながら それでも辛抱強く捕獲に取り組みました。この熱意を勉強に少しでも向けられれば ずっと賢い子になっていたのかもしれません。捕まえたらそれでおしまいの私と 捕まえてから細かく観察して立派な書物を完成させるファーブルさんでは 勿論比較の対象にもなりませんが 私もこれからの人生で何とか 社会のお役に立つような足跡を残せれば嬉しいのですが まあ難しいでしょう。

  • 10月11日 長年こびり付いていた歯石を取るのに 悪戦苦闘しました

    先日 二十数キロもある スタンダードプードルのシャンプーカットをしたのですが 歯石が非常に大量に付着していましたので このままではいくらシャンプーをしてきれいにしても 歯石取りをしなければ ひどい口臭が治まらないと 飼い主さんに説明したところ すぐに歯石取りの処置を決断されましたので 本日のお昼から実施しました。スタプーというのは手足がすごく長いので まずは麻酔をかけるのにも一苦労しました。まあでかい犬なので 静脈も太いから 静脈に針を入れるのは 簡単ですが 何しろ投与する麻酔薬の量が かなり多いのでそこそこ面倒なのです。
    首も長いので 気管チューブを挿入するのも 小さな犬に比べて大変なのです。まあここまでの苦労は 想定内の事でしたが 麻酔がかかって落ち着いてから 実際に歯石を除去するために超音波のスケーラーを歯石にあててからが本当の苦労の始まりでした。付着してから 二三年の歯石なら スケーラーの先端を当てれば パラパラと簡単にめくれ上がるように除去できるのですが 付着してから十年近く経過すると 歯石自体の硬さが増すのかもしれませんが 簡単に割れてくれて除去できないのです。大きめの鉗子で何とか割ってしまおうと試みてみましたが 殆ど割れなくて 作業がスムーズに進みませんでした。
    スケーラーの強度を最強にして 時間をかけて歯石をこそぎ落とすしかありませんでした。コツコツと地道な作業を続けていると 少しずつ歯石はなくなっていきましたが 歯は若いころのように 輝くような白さを取り戻してくれませんでした。そのことは事前に飼い主さんに説明してありましたが 出来る限り白さを取り戻せるように 時間をかけて出来るだけ丁寧に除去しました。何しろ大きな犬なので 歯もでかいので 除去する歯石も大量でしたので 通常よりもずっと手間取りましたが 何とか大部分の歯石を除去出来て 口臭も殆ど無くなりました。
    まあまッ茶っ茶だった歯が 輝くほどの白さには戻りませんでしたが かなり白っぽくなりましたし 歯周ポケットの歯石も丁寧に除去しましたから ひどい歯肉炎も回復すると思います。何よりも鼻が曲がりそうなくらいだった口臭がなくなりましたので 飼い主さんにも喜んでいただけました。ぐらついていた歯も歯茎が回復すれば また歯をしっかりとホールドしてくれるでしょう。十一歳という高齢の子でしたが 寿命がそこそこ延びてくれたであろうと思いますから 飼い主さんは良い決断をされたと思いますし かなり手こずりましたが この子の長生きのお手伝いができたのでしょうから 頑張った甲斐あったと思います。